曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

フジバカマの手入れ

2017年02月09日 | 日記

今日の花

水仙 私の住む大島には野生の水仙が4種類見られます。そのうちの一つで花弁が細長いのが特徴です。

 


 先日、草刈りに行ってきました。草刈りと言っても秋に枯れたフジバカマを刈り取って春の芽生えを促すのです。気温はまだ低い日が続きますが日差しは強くなり植物たちは新芽をのぞかせています。枯れた古い茎を刈り取らないと新しい芽立ちの邪魔になります。毎年秋にはアサギマダラの観察でお世話になっているKさんのフジバカマ園に刈り取りのお手伝いに行きました。二人で草刈り機を使って刈り取りをしたので1時間ほどできれいに刈り終えることができました。すでに伸び始めている新芽もありましたが枯草が無くなりすっきりしました。秋にまた見事な花を咲かせてもらうためにはこれから秋までの間の管理が大変です。秋にはまたお世話になるので今後も少しはお手伝いに来なければね。

 


冬枯のフジバカマ園

 

さあどんどん刈りましょう

刈り取った後にはもう新芽が出始めています

 

 

アサギマダラの舞うフジバカマ園てす。秋にはこんな風でした。

 

 

今、アサギマダラは幼虫で冬越ししています。

上の幼虫、このくらいの大きさで冬越しするのが良いのですが、秋が暖かだったので育ちすぎた幼虫もいます。この寒さの中で蛹になったのですが、不完全な蛹になり羽化できないものと思われます。

蛹の体の中に黒いものが見えますが、ヤドリバエの感染かもしれません。このまま蝶になれず死ぬものと思われます。