ぱぐぱぐ通信

環境にわるいペットボトル飲料を買わないジョー・てるりんの絵日記みたいなものです。

さいきん読んだ本 「がんばると迷惑な人」

2016年02月09日 20時02分37秒 | 本・映画 か(が)行
「がんばると迷惑な人」





日本式の「がんばり」が効果的だったのは1990年代が大きな境目だったと分析してます。

がんばる、とは、物事を決まった方向へひたすら推し進める力、だと著者は定義します。

受験勉強やスポーツの猛練習、飛び込み営業などです。

これらの場面では努力の量が求められました。

しかし90年代以降は努力の質が求められるようになったといいます。



やっかいなのは、努力の質ははっきりと目に見えるものでないこと。

「努力は必ず実を結ぶ」は幻想だと、言い切ります。

大量生産、大量消費の時代ではないのに、一方向に向かう力はいまだに求められます。

新しいアイデアは、異なる考えを持った集団から出やすいのですが、

これは日本人が苦手とする集団です。

がんばりの量を評価する組織は、たた上司が部下を扱いやすくする効果は確かにあります。




この本を読んでいたてるりんの横に来たちびちくりん3号。

しみじみと。

「おとうさんのことじゃ… …ないよね」

がく。


☆☆☆☆

最近読んだ本「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」

2016年02月09日 20時00分17秒 | 本・映画 さ(ざ)行
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」



「日々の生活に転がっている身近な疑問から考えはじめることで、

会計の重要なエッセンスを学べます」とありますが、学べません ^^

「細かい財務諸表はひとつも出てきませんし、専門用語もそれほど多くはないので、

気を楽にして、ひとつの読み物として読んでみてください」とあります。

その通りであり、ベストセラーになったらしいですが、

なぜさおだけ屋がつぶれないのかが、明確に語られません。不思議です。


潰れないのなら、世間にはもっと竿竹やが多くてもいいのでは ?

という世間の突っ込みに納得です ^^


☆★


あしあと