ぱぐぱぐ通信

環境にわるいペットボトル飲料を買わないジョー・てるりんの絵日記みたいなものです。

今日の中田島砂丘(2020年8月25日)ごみを拾ってくれるおじさん、卵、友達

2020年08月25日 22時09分19秒 | 写真
小中学校の夏休みも終わり、

平日は静かになった中田島砂丘です。




波見る教の信者も少なく… … …




と思ったら、こんな信者たちが大勢いました。



波見る教の信者の後ろ姿。



でも彼らを見ていてかわいく思うのは、

波が打ち寄せると逃げてくるところです。




そしてまた波が引くと、餌をついばみ始めます。





数日前に、中田島砂丘でアカウミガメの保護活動を長く続けている

NPO法人「サンクチュアリエヌピーオー」の理事長が

「毎日、両手いっぱいにごみをひろってくれるおじさんがいるんですよ。

感謝の気持ちでいっぱいです」と言っていました。




そのおじさんと出合うことができました。



今日はお孫さんといっしょにごみを拾っていました。

おじさんからは

「今日はね、アカウミガメの卵を保護するところを見られるんだよ」

と教えてもらいました。


よく見ると砂浜に亀の足跡が。




真ん中が少しへこんでいて、右側と左側に足跡があります。

真ん中の部分に卵が産み付けられているそうです。

卵があるのは地中60センチほどの深さ。

アカウミガメの両手は30センチほどしかないのに、

どうやって60センチも掘るのでしょう。



そうです。自分の胴体を埋めるための穴(ボディコクピット)をまず掘るのです。

アカウミガメは足を後ろに蹴り出すようにして進むので、歩いて行く方向が分かるそうです。




こちらが海から上がってきた足跡。


穴を掘って卵を産んで、




こちらが、海に帰っていった足跡。


NPO法人の一人が卵の保護の仕方を見せてくれました。




一匹のアカウミガメは平均110個の卵を産むそうです。


ピンポン球ほどの大きさ。

表面はすごく軟らかい。

この中から生まれた命は海流にのり、

ぼくがまだ行ったことのないアメリカやオーストラリアをまわって、

また遠州灘に戻ってくるそうです。


今日の宝物



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