ぱぐぱぐ通信

環境にわるいペットボトル飲料を買わないジョー・てるりんの絵日記みたいなものです。

昨夜見た演劇「薄桜記」

2018年01月24日 17時57分52秒 | 本・映画 は(ば・ぱ)行
前進座(東京都武蔵野市)の「薄桜記」





浜松市出身で、前進座の将来をしょって立つといわれる中堅女優浜名実貴さんが

ヒロインの時代劇。


時は元禄。

夫婦となった旗本の丹下典膳と上杉家江戸家老の娘千春(浜名実貴)だったが、

不幸な事件で離縁することになるのが発端。

千春は縁あって、吉良家の腰元となります。

「千春を傷つけまい」として偽りの身上書を公儀にあげたことで、

浪人に身をやつした典膳。

生活を助けたのは、後に赤穂藩の家臣となる中山安兵衛で、二人は友情を深め合います。

しかし、浅野内匠頭が殿中松の廊下で吉良上野之介に斬りかかる刃傷ざたを興し、

赤穂藩はお取りつぶしに。

虎視眈々と吉良家への討ち入りを狙う赤穂浪士たち。

吉良上野介の家臣たちは、赤穂浪士たちから主君を守ろうと、

典膳を用心棒に雇い入れます。

はからずも、敵と味方に分かれてしまう典膳と安兵衛。

愛し合いながらも離縁しなければならず、

やっと吉良家で再会できたというのに、

戦に身を投じなければならない典膳との、せつない別れ。

運命に翻弄される男同士に友情や、男と女の悲劇が描かれます。



劇を通してはらはらと舞う桜、りんとした生き方を見せる千春、

武士道に生きる道を見つける典膳… …

舞台と客席の近さもあるのか、

じ~んときてしまいました。

演出助手も浜松市出身の市川正さんでした。



浜松市のアクトシティ浜松では26~29日、全5公演あります。


☆☆☆☆☆










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