ぱぐぱぐ通信

環境にわるいペットボトル飲料を買わないジョー・てるりんの絵日記みたいなものです。

自殺 死刑

2014年09月04日 23時21分56秒 | ささいなことですが
日本では年間の自殺者数は減ってきているといいますが、

まだ27000人を超えています。



内閣府の統計によると

2008年度は32249人。

09年度は  32845人。

10年度は  31690人。

11年度は  30651人。

12年度は  27858人。

13年度は  27283人。





自殺を考える人たちにはそれぞれ、深い悩みがあるでしょう。

死に対面するための勇気が必要なのか、

その勇気さえなくても死に向かっていけるのか。

私には分かりません。








日本には死刑制度があります。



死刑確定者数は

03年 2人

04年 14人

05年 11人

06年 21人

07年 23人

08年 10人

09年 17人

10年 5人



死刑囚は自殺することが許されません。

なぜなら、国家が殺すと決めたからです。

なんだか不思議な気がします。

「どうせ殺すんだったら、自殺させたっていいだろう」

という思いもわいてきます。



自殺する人も、死刑が確定した人も、

どちらも命はひとつきり。



たったひとつだけの命なのだから、大切に使いたい…。


自ら絶つのでもなく、国家によって絶たれるのでもなく…




たとえば、地雷除去の現場に赴くとか、

原発の処理をするとか…




そんなことを言っていてはいけないのでしょうか。

「他人のために役立つ命」のような気がするのですが。





でも、こうした行為を認めてしまうと、

自殺も死刑も認めてしまうことになって、

自殺にも死刑にも反対のてるりんは、自己撞着に陥ってしまいます。




だとすると、やはり、生きていく道を一緒に考えていかなければならないのかもしれません。




 

あしあと