ぱぐぱぐ通信

環境にわるいペットボトル飲料を買わないジョー・てるりんの絵日記みたいなものです。

写真のお勉強

2013年11月25日 12時48分13秒 | 写真
タンポポの綿毛を撮ってみました。

カナリアチームの「カナリア」はユニホームの色からの連想です。

もう一方の「白」のユニホームは、個人的にはタンポポの綿毛に似ていると感じています。

そんなわけで、三重県に練習に出かけた先のグラウンドにあったので、

さっそく撮ったというわけです。


レンズは70ー200のズームを使用しました。


まずは望遠側で撮影。

タンポポまで約10メートルです。




「写したい物をくっきりと浮かび上がらせたい」

そういう時には、レンズを望遠側にします。

そして「写したい物」から離れて撮ります。

こうすると、背景はかなりぼけるので、

「写したい物」だけがシャープに写ります。





5メートルほどにまで近づいてみました。



ピンとの合う範囲が、タンポポの前後に少し広がってきます。






そして1メートルまで接近。



背景はほとんどぼけません。





「写したい物だけをシャープに写し、バックをぼけさせたい」

こういう時には、



1・まずはレンズを望遠側に。

2・そして自分自身は「写したい物から離れて」


この2点を守れば、だいたい、バックはぼけます。




ここで注意しないといけないことが1点あります。


「写したい物」のすぐ後ろには、物を置かない~ということです。



「写したい物」のすぐ後ろになんらかの物があると、

「写したい物」と「すぐ後ろの物」の両方にピントが合ったような写真になり、

「写したい物」だけが浮かび上がることがないからです。



なので

3・「写したい物」を浮かび上がらせたかったら、バックをすっきりさせる。


です。






「写したい物」に近づいて撮った写真ですが、バックが遠いため、

背景がぼけています。











次に背景の色についても考えてみましょう。


タンポポの綿毛は「白」なので、背景の色に「黒」を選んでみました。






タンポポは植物なので、「緑」もマッチするかもしれません。





「こんな場所に咲いているんだよ」

ということをさりげなく伝えるためには、タンポポの周辺にもピントを合わせるといいかも。






以上の写真はすべて、目線をタンポポの綿毛の位置まで下げて撮っています。

つまり、地面にはいつくばるようにして撮っているわけです。



中腰の状態で撮ると(つまり、少し高い目線から撮ると)

こんな感じです。










いかがでしょうか。



「写したい物」と自分の位置の関係。

望遠レンズのどの部分を使うのか。

背景の色。

目線の高さ。



こんなことを考えながら撮ると、今までとは違った写真が撮れるかもしれませんよ。



寒い季節ですが、カメラを持ってご近所に撮影に出かけてみませんか ?

あしあと