医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

七夕のたなぼた

2017-07-07 06:09:17 | 薬局
いい業界だ。

先日、役員報酬で1億円を超える人を紹介した。
たまたまあるメディアから製薬メーカーの1億円超えリストが目に止まった。
さすがというか薬価の力は大きい。
この報酬のすべてとは言わないが医療費で賄われていると思うと、この国の医療制度はやりようだと思う。
何と言って1位は先日紹介した武田薬品工業の10億4,800万円である。
恐ろしいのが2・3位も武田薬品工業で4億2,500万円と4億900万円と続く。
儲かっている会社は凄い。
ダーゼンもアバンもカランも良い商売をしたようだ。
そのリストには24人の1億円超えの経営者が載っている。
はっきり言って1億円ですよ。

さらに社員の平均給与も他のメディアから出ていた。
最も高額なのは第一三共で1,133万円(43.4歳)、次がほぼ同じだが大塚HDが1,078万円(44.5歳)、アステラス製薬が1,073万円(42.6歳)、エーザイが1,038万円(44.3歳)、武田薬品工業が1,015万円(40.4歳)となっており、以上が1,000万円超えである。( )内は平均年齢
平均ですよ。
新入社員から私の様な60歳超えを含めての平均である。
全体的に700~800万円クラスが多い様だ。
その一覧の中で最も低いのはニプロの539万円(37.9歳)、森下仁丹が559万円(41.5歳)となっている。

さらに本当かと思ってしまうのが医薬品卸である。
メディパルHDが795万円(42.8歳)、スズケンが683万円(44.6歳)、アルフレッサHDが684万円(46.9歳)、東邦HDが624万円(46.5歳)である。
因みに、ここら辺も薬価の恩恵であることは間違いない。
でも、本当かなぁ…。

そこで薬局はどうかと言うとかなり低い。
最も高いのはメディシスが619万円(40.5歳)、日本調剤が557万円(34.4歳)、トーカイが487万円(38.3歳)、クオールが472万円(34.7歳)、総合メディカルが450万円(36歳)となっている。
薬局は安い。
事務職の給与が低いせいもある。
それにしても医薬品卸は意外だ。
薬局の平均給与は事務職員の人数に関わってきそうだ。
参考になるとは思えないが、そんな現状になっている。

因みに、誤解を招きそうなので…じゃないかと思うが、医薬品卸の平均給与は全社員というよりHD(ホールディングス)だと思われる。
いわゆる本部社員じゃないかと思う。
現場からは…"ありえへん"の声が。


今日は"七夕"じゃないか!
出会いがあるかも。






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コメント (4)
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