医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

要らぬ心配!

2008-06-09 08:59:28 | 薬局
ご無沙汰しておりました。
ネタが思いつかずズルズルと…

最近思うところがあって、これからの薬局開業はどうなるのだろうか?
例えば、従来型の街の薬局は急速に姿を消しつつあります。
同級生でも家を引き継いだ仲間は厳しい経営を強いられています。
朝は9時、10時から開けて夜は8時、9時まで営業しています。
財産と言えば親が残した店舗と大量に抱えた在庫の数々です。
今更、ドラッグストアへの転換など無理です。
家業継承の難しさを感じます。

ドラッグストアも新しい時代を迎えつつあります。
本当の意味でのヘルシー&ビューティーに特化した都会型や、食品などの品揃えが目立つ郊外のコミュニティー型、更には大型化してスーパーマーケットに近づくものなど、急速な業態転換が図られています。
このままではドラッグストア、スーパーマーケット、ホームセンター、CVSなどの垣根がなくなりそうです。
来年からのTOCのリスク分類は、さらに拍車をかけそうです。

調剤はと言いますと、大型門前の立地はすでに大手チェーンに占領されています。
クリニックの開業は多いのですが、患者は少なくクリニックの経営は何とかなっても、処方箋だけでは薬局が生き残れる状態にはありません。

薬剤師は自らが起業する機会はないのでしょうか。

最近思うところは、そんなことなのです。
薬剤師の活躍の場はドラッグストアや調剤薬局に勤務する以外に何があるのか。
6年間も勉強してきた成果はどこで、どの様に発揮されるのか。
若い薬剤師が夢と希望を持てる企業のチャンスはないのか。

50歳を過ぎで自分の子供たちと同世代の心配をしています。
自分の生活もままならぬのに…


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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本当にそうですね (つくし)
2008-06-10 10:35:07
初めまして。

私も同じ思いでおります。M&Aで会社を失って放浪を始めましたが、独立するにはやはり資金が大きな問題になるのは事実ですよね。

薬局の売買でお金を設けている方々も多く存在しますが、本当は「若い方」「独立心のある方」にチャレンジする機会を与える会社が欲しいと思います。

自分がそうした企業を作りたいのですが、今のご時勢、まず最初のとっかかり、がなかなか出来ず、悶々としています。
しっかり仕事をしている薬剤師が報われる業界にしたいと、その気持ちだけは忘れないようにしようと思っております。

これから時々訪問させていただきます。
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ありがとうございます! (駒形和哉)
2008-06-13 10:47:16
この度はコメントありがとうございます。
今の世の中は強い者が勝つ時代のようです。
でも、雑草は目立たないけど本当の強さを持っています。
希望を捨てない限り何か変化が起きます。
今後ともよろしくお願いします。
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