大阪大川沿い風景

大川の両岸には
春華やかだった桜の木が
今は赤く色づいています。、
そして間もなく落ち葉の季節が
訪れます。
移りゆく季節に身を置くと、
ちょっぴりはかない気分になります。





　

１１月１４日撮影

ゼロの焦点

原作は松本清張の同名小説。

松本清張の生誕100年ということです。

監督は犬童一心。

広末涼子、中谷美紀、木村多江の、
３女優の競演が話題の作品です。

共演には西島秀俊、杉本哲太、
鹿賀丈史といった
面々が配されています。

本もかなり昔ですが読んでいたし
ドラマや映画で、
映像化もされているので、
あらすじも犯人も分かっていました。

「犯人あて」キャンペーンにも
きっちり名前を書いておきました。

戦争に起因した、つらい過去からの決別。

（砂の器）と、また同様に、
どんなことをしても、
隠蔽しなければ、
未来に向かって、
はい出すことがかなわない過去、
その過去を消滅するために罪を重ねていく。

中谷美紀のすさまじい演技、
迫力があってこわかったです。



木村多江は哀しい幸薄い女性を
しっとりと演じていました。



広末涼子はおっとりとした感じの
女性を演じています。



それぞれの女の生き方
３者３様の女性像を３人の女優が
うまく描き出していました。

思い描いていた夢、のぞみが壊れていく…

冷え切った心と、
雪の降る厳しい寒さの、
北陸の風景が相まって。
寂しさとやりきれなさが、
胸の奥にずしんと重く残る映画でした。

エンディングにには、
余韻を残す中島みゆきさんの、
歌がながれます。

紫綬褒章、おめでとうございます。

ウィンターコスモスとアボガドの木

ウィンターコスモス、
去年手に入れたのを、
切らずにそのままにしておくと、
なんと１．５ｍ以上にもなってしまいました。

まるで雑草のような状態だったんですが、
次々に花が咲き出すと、
素朴な色合いが優しい感じで
見ていると可愛くて、
うれしくなってきました。


　


アボガドはかなり弱ってきたので
一大決心、こちらも１．５ｍ以上にも
成長した先端部の葉の部分を、
切ってしまいましたが
その後、元気にきれいな葉をいっぱい
つけています。
こちらもとってもうれしいです。


　
これは２ヶ月くらい前に
思い切って切った画像です。
心配しましたが、
すぐに小さな葉が出現しました。

沈まぬ太陽

山崎豊子の長編小説が原作。
監督は若松節朗。

映画も3時間22分のかなりの長編、
でも、時間はそんなに長くは、
感じられませんでした。

途中休憩が10分あるなんていう、
映画もはじめてです。


主演は渡辺謙、
彼が「国民航空」労組委員長・恩地を力演。



三浦友和、石坂浩二等が共演。

労組委員長・恩地（渡辺謙）は、
労使交渉に対する、報復人事によって、
海外勤務を命じられ、
僻地から僻地へと、
転々と勤務地の変遷を、
繰り返していくこととなる。

本来は役員となって、
会社を背負っていくべき人間であるのに…。

そして子供までもがいじめの対称になって、
子供心にお父さんは、
悪いことをしたんだと思ってしまう。



冒頭から、御巣鷹山に墜落した、
ジャンボ機のシーン。
時間軸が複雑になっているので
頭が混乱することも。

事故によって、
もう永遠に会うことはかなわない、
愛する家族。

遺族の深い悲しみに胸がふさがれ
涙、涙…。
特に宇津井謙一家のエピソードは、
あまりにも悲しすぎます。

とにかく、長時間にわたり、
遺族一人一人の話をするので、
見るものとしては
かなりのつらさがあります。
３時間半涙が乾くことはないほどでした。

労働組合と御巣鷹山事故の話で
映画は大半を占めています。

会社の遺族に対する対処の仕方、
被害者遺族を前にして、
誠意のみられない会社。

放漫経営、海外でのホテル買いあさり、
暗躍する政治家達…。
そんな中での新しい会長就任。

安全重視と、
疲弊しきった会社の健全化を、
目指すがこれも挫折。

腐敗した会社内を立て直すべく、
立ち上がり、自分の意志を最後まで貫いた
男の生き様を描いた作品。

見応えがあって、
ラストまで緊張感が、
途絶えることのない映画でした。

色づく公園の木々

　ナンキンハゼ
今の時期多彩な葉の色が、
きれいです。



　
白い実が成ります。








サンシュユの実、
これは赤い実が成るんですね。

ランタナ♪

濃い赤のランタナ。
黄色も少し。
　　
和名はシチヘンゲ（七変化）。

今年はなかなか花が咲かなくて、
もうだめなのかと思っていましたが、
さすが強いランタナの花。
涼しくなってから咲き出して
今は色々な花の色の、
ランタナが咲いています。


実ができています。
実もなんか不思議な形、
艶のある緑色です。

　
ピンクに黄色、
この色はよく見かけます。

　
黄色一色のランタナ。

　
紅色にに黄色が少し。

ランタナって見ていて、
飽きない楽しい花です。

隠蔽指令 江上 剛

組織の中の銀行員、頭取秘書が
面倒なことを上司に押しつけられ、
だんだん身動きがとれなくなっていく。

不正融資、貸金業法、政界再編、不良債権…
タイムリーな話題が続々…。

人物名も誰かを想像できるような名前。

上司は自分可愛さゆえに、
部下に、不祥事の後始末を押しつける。

どうしようもない深みに、
ずるずるとはまっていく主人公。

組織を守るため奔走、
気が付くと、自分の周りには誰もいない。

周囲は敵ばかり。
自分の身を守れるのは自分しかいない。

最後には全てをなくした
主人公のとった大胆な行動とは？

WOWOWの連続ドラマW枠で、
テレビドラマ化されています。



HPは→こちらです。

テレビと平行して読んでいました。
主人公天野は高橋克典が演じています。

本は読み上げましたが、
テレビでは次回が最終回。

女子行員との関係や、
妻との信頼関係など
本とドラマは違っていました。

ドラマの方がまだ救いがあるように
思われます。

ラストのタイトルは、
「最後のキャッチボール」。

もしかして、本にはなかった、
天野（高橋克典）と大学時代に、
野球部でバッテリーをんでいた
代議士秘書、地村（高嶋政宏）との、
友情物語に仕立ててあるような、
雰囲気も感じられましたが…。

さ～て、どうなることやら…。

大阪府府民の森なるかわ園地レストハウス近辺

信貴生駒スカイラインで
ちょっと途中下車して、
なるかわ園地まで歩きました。

鐘の鳴る展望台から生駒側へ走ったすぐ近く、
上に登る道があります。


ドウダンツツジが赤く色づき
きれいでした。

　
巨大なユリノキ。


ユリノキの黄色の葉。
　

きれいに色づいたモミジ！

　
ツワブキ

　
ピンぼけですが…
この花は一体？
中心が青く、まるで羽根のようです。

(大阪府東大阪市）

１１月３日撮影

希望の鐘と誓いのリング 信貴生駒スカイライン

　ヒモを引くときれいな音色が響きます。


信貴生駒スカイラインの途中にある、
ロマンチックな鐘のある展望台






高さ12mの展望台。
下を見ると足がすくみます。




ぐるり奈良～大阪を見渡せる
絶好のビュースポットです。

動画です！
南側の金剛山→西の大阪市内、六甲山
→北のテレビ塔がある生駒山頂→東側の奈良盆地。
３６０°一望することができます。
展望台の先端での撮影はこわかったです。



　


「南京錠」がいっぱいリンクに
取り付けられてています。




この辺りは山茶花が、
たくさん咲いていました。
もうそんな時期？

１１月３日撮影

(大阪府八尾市高安付近）

信貴生駒スカイライン

阪神高速の橋が見えます。


クリックで拡大できるようにしました。
…すると中央の右寄りに大阪城が見えます。




復路には海が日に照らされ、
きらきら輝いていました。
海の中に黒く見えるのは関空です。





秋のスカイライン、
紅葉にはまだ少し早かったですが、
それでも、もうきれいに色づいた紅葉を
見ることができました。

全山、秋の色に染まる、
魅力的な光景も、もう間近。
深まる秋が期待されます。

（大阪府八尾市高安山付近）

１１月３日撮影