花ごよみ

映画、本、写真など・

SHINOBI

2005-10-17 | 映画

山田風太郎の「甲賀忍法帖」が原作の忍者アクション。  

甲賀忍者と伊賀忍者のうちの一方の
存続のため代表者各5名が対決。 
 
伊賀の朧と甲賀の弦之介は恋に落ちるが、
2人はこの5名のうちの1人になっていた。


余り期待はしていなかったのに
最初の深い谷の雄大な自然の光景、
鷹の飛翔・・・・  

もしかしたらこの映画は楽しめるんじゃないかなという 
予感がしました。
 
「HERO」 「 LOVERS 」を彷彿させる
自然美、アクション、鮮やかなコスチューム。 
 
仲間由紀恵、沢尻エリカ、黒谷友香 
きれいな女優達。
 
黒谷友香は 天使の牙でも颯爽としていい感じでしたが 
今回は妖艶でまた違った美しさがありました。 
スタイルも抜群。 

沢尻エリカは本当にあどけなく
人形の様に可愛い。
 
仲間由紀恵のあの目<破幻の瞳>、 
きらりと光ってきれい。 

きれいな映像、きれいな女優の印象が 
強く残った映画でした。
  
人物設定、テーマは
単純で理解しやすく 
起承転結もはっきりしていて分かりやすいし、
ワイヤーアクションやCGを駆使しての 
争いのシーンもマンガぽくって楽しめました。 

でもアクションシーンはあまり印象に残らず。
(陽炎)の灰色の血管の気持ち悪さと 
(夜叉丸)の長ーい手が印象に残りました。

最後の冬の雪のシーンは心にしみてきました。 
 
最初の予感通り、結構楽しい映画でした。


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穂谷コスモス (大阪府枚方市穂谷)

2005-10-15 | 写真(花、旅行など)
  
関西外大穂谷学舎横の休耕田に
コスモス畑が出現!! 
 

↑クリックで拡大できます。

 
 ↑クリックで拡大できます。
     

イベントの日から6日ほど過ぎていたけれど 
まだまだ満開、見頃で
雨の中、人の姿も余りない所で 
いっぱいのコスモスが咲き乱れていました。
         
ひまわりもまだありました。
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ニオイバンマツリ

2005-10-14 | 家の植物たち
 
初夏に咲く花なのに
今年2度目の開花。
日にちを経るにつれ青紫、藤色、白へと
色が変化するので、一本の木に 
3色の花が咲いているように見えます。 
 
 
         
         
       とてもいい香りがするので  
       アメリカジャスミンとも言います。
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深紅 (野沢 尚)

2005-10-14 | 本 な、は行(作家)
                   
吉川英治文学新人賞受賞作   
 
一家惨殺事件。            
修学旅行に出かけていて 
一人だけ生き残った奏子は
心に深い傷を負ったまま大学生に…… 

秦子の父を恨み、ハンマーを振るった加害者にも
同じ年の娘がいたことを知る。 

事件から8年後、奏子は正体を隠し 
加害者の娘を捜し当てた!! 

生き残った長女と加害者の娘、 
奏子と未歩、  
 
被害者の苦しみ。
加害者の子供の苦しみ。 
二人の少女の過酷な運命・・・ 
 
二人の心の行方は・・・ 

自分だけ生きてごめん。。。
8年間目を閉じ感覚を鈍くさせたまま生きた。
ぎりぎりまで追いつめられていた
異常な精神状態。 
 
子供の頃の記憶により 
おかしくなってしまった自分自身。 
 
じっと耐える「四時間」の恐怖の再現。 
 
憎悪の重さを断ち切れず 
暗い情念の赴くままの行為へと
走り出すが・・・・ 

他の人から未歩へのほめ言葉を聞かされ 
自分でも不思議ながら 
うれしく思ってしまう様子に
奏子の心の変化が徐々に見られ、
少しは救われる。
 
二人の別れの 
シーンは情景が目に浮かぶ様で
ジーンときました。

最近、映画化されたので読み終わるまで 
感想や批評を目にしないように、 
意識して避けるようにしました。 

ドキドキしながらページを繰る楽しさ。
読書の醍醐味が味わうことが出来ました。 
 
いつもは結末を知りたい誘惑に負けて 
後ろのページから読んでしまうのに、
今回は早く知るのがもったいないような気がして 
じっと我慢。。。 

映画も見たかったのにもう終了していました。
遅かった・・・ 

自ら命を絶った【野沢尚】。
彼の書いた小説、彼の脚本による作品に 
これからも、もっともっとふれてみたかったのに。。。
 
とても残念で惜しまれてなりません。。
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この胸いっぱいの愛を

2005-10-12 | 映画
やり残したことを成し遂げるための、
過去へのタイムスリップ。 
未来からの(黄泉がえり)。 
 
原作は梶尾真治「クロノス・ジョウンターの伝説」。
20年前の1986年、
美しい門司の風景を舞台として。。。。  

門司の坂道、階段を見て、尾道と大林宣彦監督を、 
そして映画を見ながら「新・尾道3部作」の、 
(あした)を思い出しました。 

 
伊藤英明はいつもはもっと魅力的なのに……
(海猿)はよかった。。。
海猿第2弾、期待しています。。。

ミムラは健康そうな顔と、
言葉使いに違和感を覚えました。

もう少しソフトな話し方だったら、 
自分の心の中にすんなりと入っていけたのに…… 
死期をさとり心がざらついていたのでしょうね。 

賠償千恵子と盲導犬の
エピソードの所で少しジーンときました。

勝地涼の役。
あの生い立ちは過酷過ぎます。
  
あのままじゃ余程強くなければ 
まともな人生を歩むのは無理ですよ。
でも暖かい愛を感じられてよかったネ!! 
 
宮藤官九郎の過去の人との再会は切ない。 
 
映画の内容は単純で 
分かりやすい、ストーリーでした。

感動を期待して見に行ったのに、
何か心に引っかかりを感じて、
感動するまでには 
心を持っていってはくれませんでした。 

自分勝手に高望みしすぎたのかも。


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亀岡夢コスモス園 (京都府亀岡市)

2005-10-10 | 写真(花、旅行など)
一面コスモスのお花畑。 
ここのコスモスはそれ程大きく無く子供の目線に丁度くらい。 

亀岡夢コスモス園のHPは→コチラ 

  

      
色々な種類、カラフルなコスモスが楽しめます。 

 
キャンドルって名前の花だった様な…

      


☆松健サンバもありました。

                             10月9日撮
コメント (8)
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とよのコスモスの里 (大阪府豊能郡)

2005-10-10 | 写真(花、旅行など)
                      
 
 
ここのコスモスは背丈が高く
人が隠れるほど。
     
       
      背景には濃い緑の山々。  
      コスモスの色が映えます。
 
 
風にゆらゆらなびく愛らしいコスモス。
揺れるので写真に撮りにくい・・・ 
                            10月9日撮
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マルバルコウ (葛城高原)

2005-10-10 | 写真(花、旅行など)
   
naoさんに教えて頂き、
分からなかった花の名前が判明しましたので
もう一度します。 

マルバルコウという花だそうです。
naoさんどうもありがとうございました。 
  
大和葛城山花100選  には葛城山に関する情報がいっぱいです。 


                                                
  
1cmくらいの小さい朝顔の様な紅い花。
ロープウェイ乗り場の手前に咲いていました。 
                
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ランタナ

2005-10-08 | 家の植物たち
 
一つの植木鉢から色々な色のランタナ。 
不思議な花です。別名七変化。 
 
 
初めて白い花が咲きました。
下の方には朱色の花!! 
  
       黄色一色だけのランタナ。 
         
 
よく見かける、多色のランタナ。
これはだんだん紅色に変わってくるのかな?? 
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私の頭の中の消しゴム

2005-10-06 | 映画
                          (試写会にて)
 
主役のスジンには「四月の雪」のソン・イェジン。
まぁるい目がかわいく 
純粋で聡明なヒロインを演じています。 

チョルスには「武士-MUSA」のチョン・ウソン。 
(武士)の槍の名手もかっこよかったけど
こちらも無骨な中にもたくましさ、優しさが 
伝わってきます。
 
いきなり厚化粧のソン・イェジン。
始まってすぐだから、何を意味してるのか分からない。
この人が主役??ってビックリしました。 
未だにこのメークは不明・・・・

期待して行ったけれど、
期待どおり泣かされる映画でした。 

大工のチョルス(チョン・ウソン)は 
愛されることで、過去に傷ついてしまった心の 
回復を得ることが出来た男。 

スジン(ソン・イェジン)は
まっすぐな愛を捧げる女、 
聡明で、ピュアーな社長令嬢。

この二人が出逢い、恋が始まり結婚。  
 
でも、幸せな日々は長くは続かない。
幸福のまっただ中で不幸に見舞われる。

愛する妻の若年性アルツハイマー病。
あまりにも残酷な仕打ち。 
 
不幸のどん底に投げ出されながらも
夫は妻を守っていこうとする。 

愛する人の記憶が消えていく恐怖に 
おびえる妻。 
しぐさ、目の動きで
愛する切なさ過酷さを物語り 
胸に迫ってくる。 

夫は家の壁に、彼を忘れないように
1,000枚を越えるメモや写真。
見ているのがつらくなります。
 
希望と絶望のラストシーン。
残酷だけどあたたかい物語でした。
 
色々なシーン、思い出すだけでもジーンときます。 

永作博美主演のドラマ  
「Pure Soul ~君が僕を忘れても~」
のリメイクだそうです。
日本のドラマではどうだったのだろう。

この映画、試写会が多く、 
かなりの人がもう見てしまったのでは?
大丈夫なんでしょうか??

コメント (26)
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