花ごよみ

映画、本、写真など・

私の頭の中の消しゴム

2005-10-06 | 映画
                          (試写会にて)
 
主役のスジンには「四月の雪」のソン・イェジン。
まぁるい目がかわいく 
純粋で聡明なヒロインを演じています。 

チョルスには「武士-MUSA」のチョン・ウソン。 
(武士)の槍の名手もかっこよかったけど
こちらも無骨な中にもたくましさ、優しさが 
伝わってきます。
 
いきなり厚化粧のソン・イェジン。
始まってすぐだから、何を意味してるのか分からない。
この人が主役??ってビックリしました。 
未だにこのメークは不明・・・・

期待して行ったけれど、
期待どおり泣かされる映画でした。 

大工のチョルス(チョン・ウソン)は 
愛されることで、過去に傷ついてしまった心の 
回復を得ることが出来た男。 

スジン(ソン・イェジン)は
まっすぐな愛を捧げる女、 
聡明で、ピュアーな社長令嬢。

この二人が出逢い、恋が始まり結婚。  
 
でも、幸せな日々は長くは続かない。
幸福のまっただ中で不幸に見舞われる。

愛する妻の若年性アルツハイマー病。
あまりにも残酷な仕打ち。 
 
不幸のどん底に投げ出されながらも
夫は妻を守っていこうとする。 

愛する人の記憶が消えていく恐怖に 
おびえる妻。 
しぐさ、目の動きで
愛する切なさ過酷さを物語り 
胸に迫ってくる。 

夫は家の壁に、彼を忘れないように
1,000枚を越えるメモや写真。
見ているのがつらくなります。
 
希望と絶望のラストシーン。
残酷だけどあたたかい物語でした。
 
色々なシーン、思い出すだけでもジーンときます。 

永作博美主演のドラマ  
「Pure Soul ~君が僕を忘れても~」
のリメイクだそうです。
日本のドラマではどうだったのだろう。

この映画、試写会が多く、 
かなりの人がもう見てしまったのでは?
大丈夫なんでしょうか??

コメント (26)
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