花ごよみ

映画、本、写真など・

黒牢城  米澤穂信

2022-01-19 | 本 ま、や行(作家)


黒牢城 (角川書店単行本)

信長に謀反した摂津守
荒木村重が有岡城に籠城。

敗色が迫り重い空気が漂う
城内で起こる不可解な事件。

有岡城主・荒木村重は、
織田方使者として来た
黒田官兵衛を有岡城に幽閉。

村重は地下牢へ降りて行って
土牢に閉じ込められた
黒田官兵衛に事件の推理を委ねる。

ラストの竹中半兵衛の判断。
黒田官兵衛の息子の
松壽丸(黒田長政)も登場。

過去の大河ドラマの影響で
どうしても官兵衛が岡田准一、
荒木村重は田中哲司がちらつきます。

戦国時代の歴史小説のミステリー、
読み応えのある小説でした。

今日、この作品が直木賞に選ばれました。
これから図書館で
借りにくくなるかもしれないので
早く読んでいてよかった。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 京都・大原 実光院雪景色 | トップ | 京都・大原 勝林院雪景色 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本 ま、や行(作家)」カテゴリの最新記事