
9月9日(火)~10月19日(日)
大阪市立美術館(大阪市天王寺区)

佐伯祐三展の入り口。
彼岸の入りということで、
天王寺にあるお寺まで出かけました。
帰りに、すぐ近くの天王寺公園にある、
大阪市立美術館に寄ってきました。
大阪出身の洋画家、
佐伯祐三(1898-1928)が没して80年、
これを記念して、
彼の学生時代から晩年までの、
作品約120点を展示しています。

〈自画像〉
自分の内面を
見透かすような自画像。

〈立てる自画像〉
削られた顔の部分。
衝撃的な絵です!
裏面には〈ノートルダム(マント=ラ=ジョリ)〉
両面に描いています。
両面って、一枚で2度楽しめるって感じです。
セザンヌ風な作品をヴラマンクが痛撃。
ヴラマンクとの出会いが
彼の画風を変えていった。
ユトリロの影響も受けるが
次第に距離を置いていく…と
説明されています。
ヴラマンクの影響を受けたような
作品が展示されています。
パリの風景画などは
ユトリロの影響も…。

〈広告(ヴェルダン)〉
壁や塀に貼られたポスターの広告文字、
パリの裏町の沈んだ雰囲気、
文字だけが浮かび上がったよう。
このテーマの作品が、
第2次パリ時代のコーナーでは、
多く展示されていました。

〈郵便配達夫〉
直線を使った画面構成。
暗く沈んだ色調
荒々しいタッチ。
静かな中でのリズム感。
今までこれだけの数の佐伯祐三の絵を、
目にしたことはなかったです。
十分堪能して、
美術館を後にしました。

大阪市立美術館

美術館を背にした風景。
通天閣が見えます。
URANさんはもう以前に
観られているんですね~!
30歳って若すぎますね。
でも写真の顔はとても大人っぽいです。
彼の絵は重苦しい色彩が多いですよね。
パリの街の構図などはユトリロの
影響を感じます。
広告シリーズは独特の雰囲気を
醸し出していますね。
自分では一昨年くらいだと思ってたんですけど、
4年も前でした…月日が経つのが早い…
若くして亡くなっているのであまり知られていない画家だと思うのですが、大阪出身なので贔屓目になってしまいます(^^)
暗いトーンの絵が多いですが、ユトリロの影響は強く感じますね。
広告シリーズの絵が好きですね~
佐伯祐三氏の生家は
中津のお寺なんですか。
へー知りませんでした。
姪御さんと思い出話をされたんですね。
どんな内容だったのか
興味あります。
児童福祉施設もされてる、中津のお寺なんですよね。
そのとき、姪御さん、といっても結構年配の方でしたが、その思い出を話してくださいました。
懐かしいです。。。