一命

市川海老蔵と瑛太が主演。
海老蔵が津雲半四郎。
瑛太が千々岩求女を演じます。



満島ひかり 役所広司 竹中直人
青木崇高 新井浩文 波岡一喜等が共演。

監督は三池崇史。

時代劇初の３D作品ということですが
２Dで見ました。

半四郎（市川海老蔵）が
娘婿、千々岩求女（瑛太）の悲劇に
対して命をかけて問いかけ、
立ち上がる復讐劇ですが、
テーマは家族愛。

切腹のシーンは目を背けていたので
まあいいとして
聞こえてくる音は防ぎようがなく
かなり怖いものがありました。

いくら貧しくても、空腹でも
愛する人と一緒にいるだけでよかった、
千々岩求女（瑛太）。
赤ちゃんと３人の幸せなシーン。



一転して心に突き刺さる辛い場面、
命をかけて家族を守り抜く姿勢に、
哀れで涙を抑えることが
できませんでした。

市川海老蔵の気迫あふれる演技
純粋で優しい瑛太。
満島ひかりのやりきれないほどの哀しさ。



極貧の暮らしの中にあっても、
侍としての誇りを失うことなく、
娘の家族の幸せを願いながら
真っ直ぐに生きていく半四郎（市川海老蔵）。
竹光でのラストの立ち回りは、
迫力がありました。