花ごよみ

映画、本、写真など・

白夜行

2011-01-30 | 映画
 
主演は堀北真希。

監督は深川栄洋。

高良健吾、船越英一郎、戸田恵子、中村久美、
田中哲司、姜暢雄等が共演。

東野圭吾の原作小説を映画化。

本も過去に読んでいます。
綾瀬はるか、山田孝之の、
テレビの連続ドラマも見ました。
白夜行に関連した幻夜
最近WOWOWで見たばかり、
ストーリーはもう分かっています。
でも、また見てしまいました。

雪穂、亮二、二人は、
小学生に時に出会った。
父親を誰かの手によって亡くした少年、
母親がその容疑者となった少女。

つらい過去を経て、美しい女性へと、
成長した雪穂(堀北真希)。

雪穂の道具か影武者のような、
生き方をする亮司(高良健吾)。

二人を子供の頃から気に掛けていた
担当刑事の笹垣には船越英一郎。
彼は雪穂と被害者の息子・亮司の姿が、
いつまでも頭から離れない。

 

雪穂と亮司は高校生から、
大人になっていくが、
二人の周辺には忌まわしい事件が続発…。
笹垣(船越英一郎)はそれらの事件を追跡する。

周りの人達を簡単におとしいれても、
平気な顔で上へ上へと登りつめる雪穂、

外見は清純な仮面を被り
心は悪魔が潜んでいる空恐ろしい女性。

 

つらい過去の経験から
誰よりも幸せになりたいと。
そこの所は理解できてもやっぱり
冷酷で残酷なこわい悪女。
堀北真希はそんな雪穂を、
クールに演じています。

映画は二人の心の交差、闇の描き方が
少し物足りなく感じました。

雪穂と亮司の二人だけにしか理解できない、
他人が入り込むことができない、
特別で特殊な愛の形と強い信頼、
そこがいまいち描かれていなかったような…



雪穂と亮司、心の傷と、
背負っているものは同じはず。
なのに雪穂のはい上がった姿とは、
対照的な亮司。
ラストの亮司がつらすぎました。








コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする