花ごよみ

映画、本、写真など・

THEハプスブルク展

2010-03-04 | 美術
3月14日まで開催


チケットは大分前に買っていました。
最終日が迫ってきたので行かなければと。
行った日は土曜日ということもあって、
待ち時間30分、
本を読んで待っていたので、
時間はあっという間でした。

場所は七条にある京都国立博物館。
岡崎の京都市美術館か、
京都国立近代美術館はよく行きますが
京都国立博物館はずいぶん久しぶり、
なつかしい気持ちになりました。



ハプスブルグ家の肖像画と、
イタリア、ドイツ、スペイン、
フランドル・オランダのそれぞれの画家の絵画が
国ごとに分けて展示されています。

政略結婚によって領土を拡大していった
ヨーロッパ屈指の名門、ハプスブルグ家。
スイス~オーストリア~ハンガリー、
そしてスペイン、フランス、イタリアまで、
全ヨーロッパにまたがる王国を築き上げます。
ヨーロッパの長い歴史の中で、
大きな位置を占める王家です。
また王達は宮廷画家を雇って
膨大なコレクションを残しました。

今回出展された
著名な画家を挙げてみると
イタリア宗教画のティツィアーノ、ティントレット、
ジョヴァンニ。
スペイン絵画のエル・グレコ、ベラスケス、
ムリーリョ、ゴヤ。
フランドル・オランダ絵画のルーベンス、
ヴァン・ダイク、レンブラント等。

こうしてみるとヨーロッパの、
巨匠の大部分はハプスブルグ家と
関係があったと伺われます。
すごいですね!

【11歳の女帝マリアテレジア】

アンドレアス・メラー

11歳、大人っぽく感じられます。
グリーンの衣装の美しい色彩表現。

【オーストリア皇妃エリザベート】

フランツ・クサファー・ヴィンターハルター

美しいオーストリア皇妃のエリザベート。
柔らかな質感の純白のドレス。
彼女の美しさを表現した、
とても大きな絵に、
多くの人が集まっていました。

【白衣の王女マルガリータ・テレサ】

宮廷画家ベラスケスの作品。
微妙な色合いと、
独自の筆跡が溶け合って、
王女に存在感を与えています。

沢山の作品の展示に圧倒。
そして人の多さ、
見終わった後は疲れました。
でも、この後、近くの法住寺
智積院に寄ってきました。


庭園にあったロダンの【考える人】。







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城南宮の庭

2010-03-04 | 古寺(花など)
 
城南宮では枝垂れ梅、椿の他にも、
庭の美しさも楽しむことが出来ます。


茶室「楽水軒」付近の紅白の梅。


「平安の庭」の枝垂れ柳
 

まるで雨のよう
早春の風に揺れる枝垂れ柳。


きれいな形の松。
「桃山の庭」


苔の緑があざやかです。
「平安の庭」

 
馬酔木の花が咲いていました。
「室町の庭」
 

枯山水の庭園、
「城南離宮の庭」



城南宮には「平安の庭」「室町の庭」
「桃山の庭」「城南離宮の庭」があって
それぞれの庭で季節毎の草花、
樹木を愛でることが出来ます。





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