ソラニン
2010-03-28 | 映画
主演は宮崎あおい。
主人公は芽衣子(宮崎あおい)。
OL生活2年目にして心がふさがる日常。
恋人の種田(高良健吾)も、
自分というものを、
見いだせずに鬱々とした日々。
これからの自分たちの、
将来を模索するが…。
夢、希望と、生きていく上での、
現実というものの間で、
いらだち、もがく若者達。
フリーターになった
ボーカルとギターの種田(高良健吾)。
家業の薬局で働くドラムのビリー(桐谷健太)。
ベースの加藤(近藤洋一)はまだ学生のまま。
大学の軽音楽部で一緒だった、
グループのメンバーが
それぞれ違った方向に進んで行きます。
定期的に集まり練習をする彼等。
練習をしている間は、
それぞれが伸びやかな気持ちに
なることができる。
よくある青春の物語から、
映画は、愛するものとの永遠の別れと
変化していきます。
バイク事故があるというのを、
予告編やチラシで分かっているので、
いつその場面が出てくるのか
ハラハラして見ていました。
きっとつらくて正視できないと思いながら。
彼と一緒に生活したなつかしい日々、
思い出すとつらい後悔の日々、
悲痛な心からの救出が可能なのは
バンドの仲間、そして
彼が愛した音楽だったのです。
映画はライブの実現へと、
進行していきます。
見ていてバンド仲間、
なにより芽衣子(宮崎あおい)を
応援してしまいます。
ドキドキしながら、
うまくいくように願っていました。
熱い心が伝わってくるる
ライブシーンは見応えがありました。
宮崎あおいの熱唱が胸に響く作品。
とても、とても可愛い宮崎あおい。
青春のきらめき、挫折、苦さなどが、
静かにゆっくりと心の中に残る
映画でした。
試写会で観てきました。
4月3日公開