花ごよみ

映画、本、写真など・

真夏のオリオン

2009-06-03 | 映画

実話を基にした「雷撃震度一九・五」という、
タイトルの池上司作の小説を、
福井晴敏が脚色、監修。
監督は篠原哲雄。
試写会で観てきました。

小説ではイ58VSインディアナポリス。
映画では潜水艦イ-77VSアメリカ駆逐艦パーシバル。
本では永井少将が主役。
映画で永井少将は誰が演じるのかなと
思っていましたが、永井少将の名もなくて、
本とは全く違った映画になっていました。

倉本艦長も本とは違い、
頼りがいのある人物として
描かれています。
本はただ映画のヒントとして扱われた感じです。

主演は玉木宏、CHEMISTORYの堂珍嘉邦。
北川景子が2役を演じています。
平岡祐太、吉田栄作、鈴木瑞穂、
吹越満、益岡徹等が共演。

 

倉本艦長(玉木宏)の
「もったいないじゃないか」という印象的な言葉。
この言葉を何回か聞きました。

どんな状況にあっても、
かけがえのない人の命の尊さ。
人間魚雷の使用を拒み
生きることの大切さを
諭す倉本艦長(玉木宏)。



密室状態の潜水艦、絶望的な状況の中でも
決してあきらめない信念を部下に植え付け、
穏やかな言葉づかいで部下の心を
自分のもとへと引きつける。

部下から尊敬される、
心豊かな艦長を演じていました。

 

潜水艦内の人間を描いていいて、
戦闘シーンなども
あまりなく、緊張感はそれほど
感じることはなかったです。
戦争映画なのになんだか、
穏やかさを感じる映画でした。

【出口のない海】の様に
戦争のむごさ、むなしさ、悲しみに対し、
涙を誘うことも、
この映画ではありませんでした。

本の感想は→こちらです。


6月13日公開





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平安神宮に咲く花々 (5/30)

2009-06-03 | 神社、神宮

季節毎、多彩な花々が
神苑を彩ります。

南神苑に咲く花。

フユアオイ


もう萩が…


ベニバナ




春の桜の頃のにぎわいとは異なり
静かでいい雰囲気です。


アオサギ?
鳥の名前はよく分からないです。

平安神宮の睡蓮と、
花菖蒲の記事は→こちらです。



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