花ごよみ

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ハゲタカ

2009-06-11 | 映画

NHKテレビドラマ「ハゲタカ」の映画化。

テレビでおなじみのメンバーだった、
柴田恭兵、栗山千明、松田龍平等も
今回再結集です。
登場人物にまた会える。

そんな期待を胸に、
映画を楽しみにしていました。

主役はテレビと同じく、
ハゲタカと呼ばれている、
鷲津政彦(大森南朋)。

   

もう一人の主役は、
鷲津VS敵対的買収を進める
残留日本人孤児三世の劉一華(玉山鉄二)。

クールで知的なイケメン。
玉山鉄二の魅力たっぷり。

そして今は自動車会社の、
役員になっている、芝野(柴田恭兵)。



映画としての制限のある時間に、
かなり詰め込んだ内容に、
見ているものとしては、
話の展開が早すぎて
置いて行かれそう。。

テレビドラマにあった迫力、
臨場感に少しばかり欠けていたような…。

劉一華(玉山鉄二)の深い心の闇、
いかにしてこのような男にまで成り上がったが、
その過程があまりよく見えてこない。
映画があっさりと終わってしまった様な感じ。



それでも現代の社会問題や、
スケールの大きいマネーゲームを
スリリングに描いたこの作品、
2時間強の上映時間中は、
画面に釘付けでした。

中国の政府系ファンドが、
日本を標的に、という題材は、
現実味がありそうな気がします。












コメント (4)
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