花ごよみ

映画、本、写真など・

真相 (横山秀夫)

2007-11-10 | 本 ま、や行(作家)
2003年に刊行の短篇集。
5作品が収録。
事件の奧の隠された意外な「真相」。

『真相』
逮捕された犯人の供述から知る。
息子の今まで知らなかった真実とは?


『18番ホール』
主人公の選挙の本当の目的は?
主人公の過去に犯した事件とは?

『不眠』
睡眠治療の治験薬を飲むアルバイトをしている、
失業中の主人公の心のわびしさ。
眠れぬ眞夜中に目に入ったものとは?

『花輪の海』
学生の頃の友人の死に関する
封印したい過去の出来事。

『他人の家』
行き場のない夫婦。
助けてくれた老人。
老人の死後に明らかにされた、
驚きの真実。

読み進めていくのがつらくなるほど、
どの作品も暗い内容で、
どっしり重い読後感。

人間の悲しさ、ずるさ、悩み、
心の中に隠された闇の部分が描かれ、
読み終えた後は、
疲労感が残る作品でした。

そんな心が滅入ってしまう小説など、
もう読みたくないと思いながらも、
またきっとこの作家の小説を
読んでしまうのでしょうね。


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奈良 ささやきの小径

2007-11-10 | 水彩画


↑クリックで拡大できます



奈良高畑町春日大社の参道と
志賀直哉の旧宅の辺りを抜ける小道。

「ささやきの小径」と名付けられた
ロマンチックな雰囲気が漂う道。

この道で写生したことがあります。
↑がその作品です。

静寂さが漂う木々に囲まれ、
今頃はきっと、色付き始めた
秋色の樹木に囲まれた、
素敵な小径となっているでしょう。

位置は→こちらです。

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