「ニキータ」「レオン」のリュック・べッソン監督最新作!
軽いタッチで、あまりドキドキ感もなく
大人のおとぎ話って感じです。
1時間30分の上映時間も丁度いい。
モノクロームのため、
猥雑感のない映像に仕上がっています。
そしてモノクロの映像が、
パリの風景を素敵に映し出しています。
パリの情景とフランス語が目と耳に心地よく、
この映画にマッチしていて、
独特の雰囲気を醸し出していました。
セーヌ河に飛び込んで、
すべて終わりにと思ってしまうほど、
不幸な情けない男なんだけれど、
なぜかそんなに深刻には見えない。
コメディアン出身の俳優(ジャメル・ドゥブーズ)が
悲しくおかしい男を演じています。
対するヒロインの
(リー・ラスムッセン)の身長は180㎝、
体も大きいけれど、二人並んだ顔を比較すると、
顔もグンと大きいです。
美人かそうでないかよく分からない顔です。
モデルらしいので、モデルっぽい顔と
言った所でしょうか。
この映画を見て(鶴の恩返し)を
思い起こしました。