goo blog サービス終了のお知らせ 

ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

ムンバイに祈る

2008-11-27 | a day of my life
ムンバイ(ボンベイ)のテロに胸つぶれながらCNNをずっと見ています。

9・11以来のショックです。

世界のいろいろなところに滞在しましたが、ムンバイには4年住みました。
友人がたくさんいます。
心配で居ても立ってもいられません。
今、必死で連絡を取っています。

タージマハル・ホテルもオベロイ・ホテルもトライデント・ホテルも、買い物に、お食事に、アフタヌーンティに、パーティに、家族で、私一人で、毎週何度も通っていました。

タージマハルは海辺のインド門の近くにたつコロニアルスタイルの大変美しいホテルですし、オベロイはOldとNewに分かれていて巨大でモダンなホテルで、両方とも五つ星のゴージャスなホテルです。

セキュリティの高い、外国人の私たちでも安心して過ごせる場所でした。

悲しくて悲しくてたまりません。

私のいた頃も、モスリムとヒンドゥの紛争は何度かあって、暴動が起き、街が物騒で自宅から何日か出られなくなったり、その最中にオフィスの夫と国内電話がつながらなくなり、東京の本社経由で国際電話でしゃべったりしたことはありましたが、これほどひどいことはありませんでした。

人ごとではありません。
私たちがいたときに起こってもおかしくなかったテロです。


友だちはもちろん、いつも昼時に行くと自分のお弁当を分けてくれた、タージマハル・ホテルのロビー真正面にあった、気のいいジュエラーのおじさんとおじいちゃんは無事でしょうか?
オベロイ・ホテルで何枚もパシュミナやシャトーシュを値切らせてくれたストール屋さんのハンサムな青年は?
今もよく着ているジャケットをあつらえた、恥ずかしがり屋の革製品屋のオヤジさん、お調子者のローマンストアのおにいちゃんや、いつもマナガツオを買った魚屋のおばさん、おまけしてくれた八百屋のおじさん・・・・

あの人は、あの人は・・・・と気がかりで仕方ありません。

とにかく無事を、無事を祈るのみです・・・・


日本人の出張者も一人お亡くなりになったとのこと。
異国の地で到着直後に無常に命を落とされたこと、胸がきりきりと痛みます。

心から犠牲者のご冥福をお祈り致します。


願わくば、地球上からテロリズムがなくなりますように。

主義主張の違うものが、話し合いで問題の解決が出来ますように。

これ以上、罪もない普通の人の血が流れませんように。


祈り続けます。







レゴにそっくりなipod用のスピーカー(ブロック・スピーカー)がいいのです。

2008-11-20 | a day of my life
音楽って不思議です。

普段のなんでもない風景をドラマチックに変えてくれるし。

なんとなくどんよりしてる気分をすっきり爽やかにもしてくれるし。

いつでも聞きたいときに聞けるように、元祖Walkmanから始まって、CD Walkman やらMDやら、携帯できる音楽グッズには長年お世話になってます。

最近は都会の雑踏の気に障る音だのカフェなんかで嫌なのに耳に入ってくる隣のテーブルのうるさいおしゃべりだのの耳栓代わりにも、かならず持ってでます。

旅先にも音楽は必需品。
最近はとっても軽いipodという武器が出来たのでほんとに楽です♪

そんで、旅行の時は必ず、ホテルについてのんびりする時、お気に入りの音楽を流すために、ipodにつける小型スピーカーをいつも持って歩いてます。

でもこのスピーカーがいい音ので軽いのがなかなかないのですよね。

高音ががさがさしたり、低音が聞こえなかったり、音がいいと、やけに重かったり、かさばったり・・・・

で、先日見つけたのが、この、一見レゴに見えるかわいいミニ・スピーカーです。

5センチぐらいの大きさで、とっても軽くてマッチ箱ほど。
しかも音がいい!!

もちろん大音量はのぞめませんけど、それなりに出先で個人的に聞くのなら満足です。

値段も2000円しなくて安いし、いろんな色があります。

iPod専用 ブロックスピーカー BB5002 イエローiPod専用 ブロックスピーカー BB5002 イエロー

jesterが最初に欲しかったのは赤なんだけど、なんとなく新しく出たというピンクを買ってしまった。
しかしこれはピンク大好きな娘に略奪されそうです・・・


バッテリー不要なので、それも便利であります。
レゴとそっくりな出っ張りの2つが実は音量スイッチだったりするのも可愛いです。

来週、秋田の乳頭温泉(ランプのお宿ってやつ)に行こうと思っているので、早速お供させます♪



ちなみに~

本当に欲しかったのはこいつ。
Apple iPod classic 120GB ブラック ipod classicなのだ。
(ああ~~~ もうアマゾンでは黒しかなくなってる! 白が欲しいのに・・・・)

私の持ってるipodはとっても古くて、2GBしか容量がないのです。
それでも軽いからいいか、と思ってましたが、最近娘が120GBのipod classic を買いおって、その巨大な容量がうらやましくて。

いつも出先にどの音楽を持っていこうか、パソコンの前でi tune を開いては、2GBのなかで悩んでいる私にとっては、120GBはあこがれ。
映画だってたくさん取り込めるらしいし・・・・

(しかしはたしてipodで映画を見るのだろうか・・・?)

よし、自分へのクリプレ第一号(殴)にしよう!
と思い立って買いに行ったのに、結局レゴにそっくりなスピーカーを買っただけで帰ってきた。


Apple iPod nano 16GB グリーンだってこいつも良さそうだったんだもん!

今のよりもさらに軽くて小さいのに、16GBもある。
16GBあればいいのではないだろうか、と悩みだす。

デザインも可愛いし、classicよりいろんな色があって楽しいし。

だけど、映画を見るには容量が小さいよね・・・とまた悩む。

だから、映画をipodで見るのか、自分!?



Apple iPod touch 16GB
おまけに目の片隅に入ってきた、この子も良さそうだし・・・・

どれも値段がそれほど変わらないっていうところも悩みの種の一つなんだよな・・・・

しかし、こういうものはクリスマス近くになると、みんな買うので、好きな色がなくなる! 
なんとしても11月のうちに買っておかなくては~~

と焦っているわたくし。


みなさまのipodはどのタイプですか?
よしあしなど教えて下さったら嬉しいです♪


眠れるヤクザ

2008-11-09 | a day of my life
寒くなってきました。

東京の街はどこも気の早いクリスマスライトアップが綺麗です。

昨日は新宿のサザンテラスのを見てきたけど、プルシャン・ブルー、セルリアン・ブルーなど、いろんなブルーが並木道にそって上も下もきらきらとしていて、それはそれは幻想の世界でした。

思わず「おお!」と叫んだら、足もとをどこかの3歳ぐらいの女の子が

「なんじゃこりゃあああああ!!」

と熱く叫びながら走っていきました。

わたしもその後を追って走ろうとしたが、娘にがしっと止められた。

娘はクールです。


その帰り道。

地下鉄で私の向かいの席にヤクザが座っていました。
スキンヘッド、眉なし、お数珠のブレスレットと指輪、黒いスーツに前を大きく開けたシャツ。

このヤクザはとても眠くて、右隣の人に思い切り寄りかかって寝ていました。

右隣の人は、かなり太った中年の女の人で、ピンクのシフォンの胸が大きく開いたドレスに真っ赤なコートを着ていました。

ピンクのシフォンさんはもたれかかられてとても嫌らしい。

だけど、ヤクザが怖いので最初は何も感じないふりをしつつ、思いっきり体を反対側に倒して、ヤクザに傾斜度から己のよりかかりに気がつかせようという作戦です。

しばらくそれで頑張っていましたが、全然ヤクザは自覚せず、覚醒もせず、どんどん寄りかかってくるので、頭に来たピンクシフォンは、駅に着いたゆれを利用して、ヤクザを肩でぎゅっと押しやりました。

ヤクザは一瞬目をあけました。
なので

「このやろ~~ てめ~~ このアマあ! 押したな! (ばき!) ・・おい、前の席のオメ~ 何見てやがんだ、おりゃあああ!」
 
とドスをだしてわたくしまで怒鳴るのではとどきどきしました。

が、ヤクザは「ち」と舌打ちしてすぐに寝てしまいました。

よっぽど眠かったのですね。

そのうちヤクザはだんだん左に倒れてきて、左のひとに寄りかかりました。

左に座っていたのはオカマでした。

ソバージュの長い髪に派手な洋服、ブランド物のバックや靴、長く伸ばした銀色の爪に思いっきり派手な化粧だけど、すごいエラが張っていて、女性の顔じゃないの。
(もしかしてものすごい男顔の女性ということもあるかも)

この人はヤクザだろうと何だろうと遠慮せずに、横目でにらんでからひじをがん!とはってヤクザに対抗しました。

もともと生まれつき右に寄りかかりたいタイプらしいヤクザは、おとなしくまた右へ。

ピンクのシフォンはうううう・・・という顔をしてまたやんわり肩で押す。

ヤクザはまた左へ。

オカマは声は出さずに口で「げ」といって、横目でにらむ。そしてまた肘鉄。

ヤクザはまた・・・・・


と、この息を呑む展開をはらはらしつつ見ていたら、自分の降りる駅についてしまいました。

夢中で大前研一郎の本を読んでいて何も知らない娘に、降りる前に
「私の前の3人をよく見ておいて」とささやきました。


降りてから「なんなのよ、緊張した顔で」というので、帰る道すがら、とても詳しく状況を説明しました。

途中おかしくなって、しゃべりつつ何度も「くくく」と笑いました。

でも娘は黙って聞いていて、「ふ~~ん」と低い声で言っただけでした。



最後まで聞いてくれてありがとう、クールな娘。

そうつぶやきながら、密かにいじけました。


そして最後まで読んでくださったあなたにも、感謝致します・・・。


飛ばない座布団

2008-11-07 | a day of my life
テレビのお相撲はほとんど興味がないのですが、家族がスポーツニュースを見ていて、観客が興奮して座布団を投げているのを見ると、ついこっそりクッションとかをテレビに投げつけてしまいます。
(こっそり投げるが当然ばれて、家族に嫌がられている)
(クッションが間に合わずに台所から投げるときはふきんです)

上手くくるくると廻るように、ひじを使ってフリスビー投げします。
気持ち良いです。

一度、武道館で投げてみたい。
舞い飛ぶ座布団を見てみたい。
しかしそのためだけにいって、もし座布団を投げるような勝負がなかったら悲しい・・・・
悩んでいました。

しかし今回の九州場所では「飛ばない座布団」を採用ですって。
観客が危ないからだとか。

座布団があたって骨折とかあるのかなあ・・・・
眼鏡が飛んで割れるとかはありそうな気がする。

おすもうをみていて、一番興奮するのが座布団投げだったjesterは
ちょっと淋しい気分です。

九州以外ではまだ座布団を飛ばしていいらしい。

九州のひとで、jesterに似た人は悔しいだろうなあ。


立体画像

2008-11-05 | a day of my life
アメリカ大統領選ということで、CNNを見てる方も多いと思いますが、あのシカゴから送られてきたJessica Yellinさんの立体画像をみて「スターウォーズ!」と思われたかたはいらっしゃらなかったでしょうか?

スターウォーズの最初の作品で、レイア姫の立体画像をR2-D2が繰り返して流すシーン、最初に見たときは「おお!」と思いましたが、それがいまや現実化して使われているんですね。

さまざまな方向から全身を撮影した画像を組み立てているらしく、ちょっと不自然ではあったけれど、その立体画像の周りを、スタジオのカメラがぐるぐる廻ると、全部の方向から見えるんですね~

(日本のテレビでも『ヴァーチャル出演』とかいって、もっと平面的なのは見たことがありましたが・・・でももしかして日本のテレビでももうとっくにそういうのをやっているのかしら?)


とまあ、そんなことに感心しているぐらいですから、jesterはそれほど大統領選に高い関心があるわけではありません。


以前ゴアとブッシュの選挙戦の時、アジアの国にいて、開票時にたまたま娘の通っていた学校の同じクラスの母親たちとお茶を飲んでいたのですが、ほとんどヨーロッパ人でアメリカ人は2人ぐらいしかいなかったけれど、それぞれの国の立場でとうとうと、時には激しく意見交換していて、ビックリしました。

意見を求められても、
「え・・・あ、アネットと同じ気持ちだわ」(汗)(汗)(汗)
とか逃げることしか出来なくてふがいなかったです。

だって政治に関して深く突っ込んだ会話って、日本語でもあまりしたことなかったですもん。(汗)
まあそれはjesterに限ったことだったのかもしれませんが。

でも日本に帰ってきてからでも、jesterの周りの人は「誰になるのかしらね」ぐらいの話しかしていないように見えます。

日本人はあまり政治に関心がない・・・といったら語弊があるかしら。
日本の政治ですら自分が参加しているという自覚がない人が多い国柄なのかなと思います。いわんや他の国をや、という感じです。

とはいえ、相変わらず意識の低いわたくし。
オバマさんがなるんだろうな~
そうなったら株はどうなるのかな~
対日政策は厳しくなるかな~

などと思いつつCNNをぼんやり見ています。


最近『4400』というアメリカのドラマを見始めたのですが、その中で1950年代から時空を越えて現代にきたアフリカン・アメリカンが、現代の黒人の地位をみてビックリする、というシーンがありました。

オバマさんがなったら、あの人はもっとビックリするだろうなと思います。

人間の世の中はやはり少しずつは進化しているのかな?


これを読んでいる方が読まれている頃には、決まっているのでしょうね、大統領。
自分的にはオバマさん、ウエルカム、です。

しゃだんきはおりぬ あきみちにおりぬ

2008-10-20 | a day of my life
この季節、踏み切りで遮断機が降りるのを見るたびにつぶやいてしまう句。

遮断機は降りぬ 秋道におりぬ

誰の読んだ句なんでしょう。
遮断機の横にはコスモスが揺れてます。

実は言葉もうるおぼえで不確かなんですが、昔、大島弓子さんの漫画で登場人物がつぶやいてました。
(多分「いちご物語」のお父さん?)

そこで読んで以来もう数十の秋につぶやき続けているのに作者を知らない。
気になって検索をかけてみたけれど、引っかかってこない。
自由律だけど、わりと現代的な感じ。

どなたかご存知でしょうか。


こういう、ふとしたときに思い出して口をついて出てくる句がいくつかあります。
(替え歌バージョンもあったりして)

例えば春先のスミレに夏目漱石の

菫ほど小さきひとに 生まれたし(文豪とは思えない可愛らしい句です)


尾崎放哉はよく出てきて

たった一人になりきって夕空

入れ物がない両手で受ける



ああ、もちろんヤブに入るときは種田山頭火ですわい。

分け入っても分け入っても青い山


まつすぐな道でさみしい

寝床まで月を入れ寝るとする

秋風、行きたいほうへ行けるところまで

わかれてからのまいにち雪ふる

ひとりの火をつくる


なんかも常連さん。



最近はやっぱり自由律の住宅顕信さんの句なんかも。


春風の重い扉だ


見上げればこんなに広い空がある


夜が淋しくて誰かが笑い始めた


最後のは彼が25歳で亡くなった時の絶句です。


誰もいない海で・・・・泳ぎ納め

2008-09-26 | a day of my life
海で泳ぐと健康になると信じているjesterです。

でも今年の夏はなぜか山ばかりで海には行っていませんでした。
だって夏の海って混むし。日本の海辺はうるさいし。

なので秋の海に泳ぎ納めに行ってきました。
泳がなくちゃ気がすまない、冬を迎えられない!という感じに駆られて。

今は~もう秋~ だれも~~いない海~ 

でございました。

なんでだろ?

だって水温はまだ充分高いのに。
(水温は気温より1ヶ月ぐらい遅れて上がり下がりします)
(香港の1月、水温12度の中でウエットで凍えながらも1時間は潜っていられた人間なので、9月の日本の海は天国です)

それに温暖化のせいもあって、気温だってまだ高いよ?

9月になったら泳げないって信じてるんだね、みんな。
ほんとにだ~~れも泳いでないの。不思議です。

実際の季節より、暦の上の季節を大切にする民族だからかな?

jesterたち以外に泳いでいるのは散歩の人が連れてきた犬だけ。
バウバウとお友だち~♪

(散歩してる人が「何してるんだろう?」とjesterたちを不思議そうに見ている・・・・)

ああ、くらげはいます。
本体もふわふわしてるし、何も見えなくてもちぎれた触手などが漂っているらしく、チクチクっと来ますよ。

でもくらげに刺されるぐらいでしり込みしてたら「海の女」とはいえません。

(海に行くと突然「海の女」と化すわたくし。
重い荷物もなんのその。
雨だって嵐だって、海は待っているのさ。)

家族Aはしばらく泳いで「くらげに刺された。もう僕はいい」とあがってしまいましたが、わたくしはシュノーケルとフィンつけて、しつこく何度も潜ってました。

(体は不思議です。長いブランクがあっても、潜ろうかと思った瞬間に、勝手にジャックナイフしてて、海底までいくと勝手に耳抜きして、マスククリアして・・・・
ちゃ~~んとおぼえているんですね)

千葉の海で、透明度は沖でも5~6mしかなく、ずっと砂浜なのでお魚はほとんどいませんが、小魚の大群とか、40センチぐらいの鯒(コチ)とか、海草に戯れる馬面ハギの夫婦などが見られました。

しばらく遊んで疲れるとあがってぼ~~っとスケッチ。

そして潜る。
泳ぐというより、少し深いところ(水深2~3メートルぐらい)まで沖に行ったら潜って遊ぶのがすきです。

本当はくらげ対策にサーフィン用の薄いウエットスーツを着ればいいのですが、そうすると浮力がついてウエイトをつけなくては潜れないので、タンクトップの上に長袖のTシャツを着て下はスパッツ、その上にサーフィン用の短パン型水着を重ねてニンジャスタイル(?)で潜ります。
砂浜ならこれで充分。
(岩場のほうが面白いものが見られるけれど、釣り人がいるし、波に打ち寄せられると思わぬ怪我をすることもあるので、それこそウエットを着たほうが安心です)

潜ろうとした時の、あの海の圧迫感。
ゼリーのように押し返してくる、水の不思議さ。
水の上にいるときの、重力から解放された浮遊感。

どれも大好きです。
そして、海水につかって、海風に吹かれると、どんどん健康になってきます。
腕も顔も頭もしょっぱい。どこをなめても塩辛い。

そしてすぐにおなかもぺこぺこ。←しあわせの空腹。


どこまでも独り占めの海岸を満喫しておりましたが、そのうち、水上スキーの人たちがやってきて、水上スクーターを運転し始めました。

排ガスが臭いのと危ないので、引き上げることにしましたが、それがなかったら、一日中でも潜っていたい、海の女のjesterなのでありました。

宣言;90のババアになっても海で泳ぐぞ! 
(問題はそれまで生きているかだが・・・)


バイバイ、夏。

2008-09-01 | a day of my life
このところ、南国のような突然のスコールに驚かされつつも、夜明け方には秋風を感じて嬉しくなります。

などとのんびり気候のご挨拶なんかしておりますが、すっかり夏を満喫して、のらのらと放浪しておりまして、パソコンの前から離れておりました。

ご無沙汰でございます。

なのに、毎日来てくださった方がいらしたようで、ありがとうございます

写真はjester反省の図。

(後記;当局からのご指導により(嘘)削除しました(爆))

パジャマ姿から漏れ出る醜い肉体をさらしてごめんなさい。
(いいのか?)
(即、削除する予定。)

見ていただきたいのは下部分ではなく、上でくつろいで寝ながらさりげなく爪を研いでいるおばかな猫のほうです。

相変わらず、人間、猫ともに何を考えているのかよくわからない人たちです。
(自分だろう!)


「シャイア~~!! バギ~~ンズ!」(マンモグラフィ)初体験

2008-08-02 | a day of my life
この年になって初めて『マンモグラフィ』を受けてみました。

どうも健康診断って大ッ嫌いで、人間ドックなんかも海外に住んでいたころはしなきゃいけなかったからしぶしぶしてましたが、日本に帰ってきてからはほとんどしてません。

無駄に放射線あびるのはガンの元になりそうだから嫌だし、バリュウム飲んでもいいけど、ぐるぐる回されてる時に『ゲップするな』って言われるのが大嫌いです。
もう飲んだ3秒後にはゲップしたくなるのに。


そんなjesterなのに突然する気になったのは、友だちで最近乳がんになった方がいらしたからです。

私より若くお子さんも小さいのに、どれだけ不安だったのだろうと思うと胸が詰まりました。

幸い悪性ではなく、手術も済んで予後もいいということでほっとし、こないだうち元気な顔も見られたので安心しましたが。

彼女に話を聞くと、病気を見つけたのが『人間ドック』だった、ということで、そろそろやらなくちゃ駄目かな~ と覚悟を決めました。

イタリアに滞在していた時、午前中にマンモを受けた友達が帰ってきて、涙ぐみながら
「ほんとにほんとに酷い体験だった。日本だったら技術が進んでいるから(彼女は日本のハイテクにいつも驚愕しているイタリア人)あなたは幸せだ。きっと日本で受ければ痛くないはず」
といわれ、おびえつつも、日本なら痛くないのか、そうなのか、と思っておりました。

しかし日本に帰国してからも親しい友人にマンモグラフィのお話を聞いたとき、

『あまりの痛さに 「シャイア~~! バギ~~ンズ!!」と叫んでしまった。そしたら少し我慢ができた』

などという噂を聞き・・・

(註;「シャイア~~! バギ~~ンズ!」というのは、映画ロード・オブ・ザ・リングスで、ゴラムが拷問された時に叫ぶ言葉なのでございます。)

まさにゴラムの心境で望んだマンモでしたが・・・・

ほんとに痛かったです!!
思いっきり引っ張られて、挟まれて、ぎゅうぎゅうと締め付けられて

「シャイア~~」と叫びたくても「息を止めて動かないで」といわれるし。
終わった時はぜいぜいと肩で息をしてました。

あれが拷問なら、5分で墓場までしょってこうと思っていた秘密を全部洗いざらいしゃべってますわ・・・・


思うに、マンモを開発したのは男性ではないでしょうか。
女性なら、こう、水中かなんかで、うつぶせになって浮力や重力の力などを使い、あんなにぎゅうぎゅう引っ張らなくても、痛く挟まなくてもいい装置を開発するでしょうに・・・・

(前立腺の放射線写真はどうやって撮るんだ? きっと引っ張って挟んだりしないだろう)


幸い、検査の結果はおとがめなしでしたが。

家族Bにこの話をしたら
「私が乳がん年齢になる頃には、痛くないマンモグラフィが開発されているはず」とか言ってましたが、
そんな先の話じゃなく、もう来年ぐらいには痛くないのを開発して欲しいです。
じゃないと来年の検査、くじけそう。

といったら、
家族B「お母さん、病気になったら心配だし、これから毎日やってもらったらいいよ」

鬼のような娘です。

ちなみにこの娘は、マンモグラフィという言葉が言えず、その中の一字を間違えて発音しました。
大真面目な顔で、どの文字を間違えたのかは、彼女の名誉のため、口が裂けても母は言えませんが・・・


マンモグラフィを1分間されたら、思わず叫んでしまうかもしれないよ、娘よ。

The Road by Cormac McCarthy  (『ザ・ロード』)

2008-07-15 | a day of my life
灰色の雪の中
冷え切った大地を
寄りそってゆく父子。

南へ
南へ。

The Road
人類が自らの手で破壊した
死の世界の中を、
火を携えたものが
南を目指していく。


本を読んで泣くことは良くあるのですが、これはラストは号泣に近かったです。
なんでそこまで泣いているのか家族が不審がるほど、目が腫れてしまいました。

誰かと語り合いたくなる、そんな本。

コーマック・マッカーシーのピューリッツアー賞受賞作、「ザ・ロード」です。

最終戦争後の地球が舞台ですが、SFではありません。


コーマック・マッカーシーというと、最近話題になった映画「ノーカントリー」の原作の、No Country for Old Men (Vintage International)が有名ですが、映画は見ましたが、原作は読んでいませんでした。

彼の作品で私が読んだことがあるのは
すべての美しい馬 (ハヤカワepi文庫)
だけで、しかも日本語で、でした。


この『The Road』、実はヴィゴ・モーテンセンがこの原作の映画化された作品にでるということで、仲間内では噂になっていた本でした。

けれど、どうも先に原作を読むと、映画を素直に見られない傾向があるので、映画を見るまで読まないでおこうとjesterは思っていたのです。

でも翻訳がでて、ヴィゴファンの友だちが読み、
「すごい感動したから、読んだほうがいいよ!」
と薦めてくれたので、読んでみることにしたのですが、・・・泣きました・・・・。


ザ・ロード
翻訳本のほうの書評が日経新聞(7月6日付け)に載っていましたが、『世界が真黒の闇に覆われても、火を消さずに掲げ続けていられるのか。さまざまなことを考えさせられる、これは問題作にしておごそかな傑作なのである』と豊崎由美氏が書かれていましたが、まさに『問題作にしておごそかな傑作』だと私も思いました。


ただし、英語は癖があり、読み辛いです。
アポーストロフィーを省いて「wont」「dont」などと綴るのはまだいいとして、ヴォキャブラリーがかなりjesterのそれから外れてまして、最初はてこずりました。

The Star-Ledgerの書評でも『MaCarthy possesses a massive, Biblical vocabulary』(マッカーシーの語彙は大量であり聖書風だ)とかかれてましたから、ネイティブにとっても難しい語彙で書かれた本といえるのだと思います。

そりゃあ、John Grisham だの Jeffery Deaver だのを読むようにサクサクは読めません。(最近jesterはこの二人の本を続けて読んでおります)

しかし、我慢して辞書を引き引き読み進むうちに、だんだんに彼の語彙に慣れてきて、途中からは楽に読めるようになりました。


残り少ない食料を生き残った人間たちが奪い合い、殺しあう殺伐とした世界で、主人公の父親が、『火を持ち続ける』事が出来るのは、深い愛ゆえです。

自分の遺伝子を継ぐ子どもを守るのは、『愛』とはいわず、単に自分の遺伝子を守ろうとする生命体の本能だ、という説もありますが、この本を読むと、そんな説を笑い飛ばしたい気分になります。

親の子に対する感情を「愛」という。
それがどんな本能に基づいているとしても、自らの命を投げ打っても子を守ろうとするその尊さには変わりがないし、その尊さが人間をして尊厳のあるものにしているのだ、という真実を知らされるから。


原作を読んだ後、英文が難解でよくわからなかった部分を確認したくて、友達に翻訳本を借りて目を通しましたが、翻訳は句読点を省いた文章でびっしりと訳されていて、単語と単語の間にスペースがある英文の感じより、かなり詰め込まれたような印象を受けました。

やはり原作と翻訳は似て非なるものだな~と感じました。

あ、それと、jesterがこの本をアマゾンでオーダーして手に入れたのは10日ほど前だったのですが、いまコレを書くために調べてみたら、その時のと同じ表紙の本がなぜかアマゾンから消えていて、その上500円近く安くなっておりました。シクシク。

それと、カートを押して歩いていく父親をヴィゴで脳内演技させつつ読んだのはいうまでもありません。
(サッカーボール柄のパジャマはさすがに着せませんでしたが・・・・)

映画も楽しみです!!!


『元社長』???

2008-03-03 | a day of my life
普段あまりテレビを見ないjesterでございますが、ニュースなどを見てても『ロス疑惑』の話題が必ず出てますね。

それですごく気になっているのが『元社長』という言い方です。

日本では最高裁で無罪が確定した人なので、『容疑者』というと、また訴訟を起こされてしまうから・・・?

三浦和義のほうから『元社長』と呼んでくれ、と要望があったのでしょうか?
ちょっと気になってネットで検索をかけて見たりしましたが、よくわかりません。

NHKの最初の頃の報道では、同じニュースの中で『元社長』と呼んだり『容疑者』と呼んだり、混乱している感じでした。

『社長』として名を成した人ならまた別ですが、それなら社名を入れたらどうなんでしょう・・?
どこの会社の社長をしていたのか、知りません。

各マスコミなどでもそれぞれに呼び方が変わったりしているみたいですが、『元社長』を連呼されると、飲み屋などでタイコモチが「しゃちょ~!!」と持ち上げているのを思い出してしまいます。

せめて『元容疑者』とは呼べないんですかねえ・・・・・
さもなければ「ロス疑惑の三浦和義氏」でいいのではないのかしらとおもってしまいますだ。

いとしのヴァレンタイン♪

2008-02-15 | a day of my life
実はここだけの話。

jesterはひねくれてますので、毎年デパートのチョコ売り場のヴァレンタインの大騒ぎを「チョコレート会社の陰謀に乗りおって」と横目で見てる人間なんでございます。
いや~楽しんでるのならいいけど、面倒くさいなあと思いつつやってるならやめたほうがいいと思うのです。余計なお世話ですが。

ま、お歳暮とかお中元の感覚なんですかね。
日本人は外国っぽいお祭りに乗るのが好きですし。

外国ではだいたい男性がお花とか宝石とかお菓子を好きな女性に贈ります。
jesterもお花をもらってました♪←過去の栄光(汗)

メリーチョコレートが仕掛けたって説もあるし、「この日本のヴァレンタイン=チョコちゅうのは俺が作ったんだ」って盛田昭夫さんがいってましたがな。

にきびいっぱいの男子中学生が「1個ももらえなかったらどうしよう」とこっそり自分で買っておく、なんて話には泣けますよ・・・


しかし、そういいつつも、しっかり夫にだけは高級チョコを贈るjesterです。

愛なのか、自分。 

(はい、ここでもう先が読めた方、これ以下は読む必要はありましぇん・・・)



昨日も「はい、ヴァレンタイン♪」と渡したら、とっても冷たい態度で「あ、ありがと」

「ねえ、愛をこめて送ったんだからもうちょっと感謝したら??
と申しますと、一言、

「・・・だってどうせお前が食べるんだろ」

                    

え・・・
ま、もちろんそうなるかもしれません。
否定はしません・・・



考えてみますと、1年のこのときぐらいすんごく高いチョコをかってもあまり罪悪感を感じないということで、思いっきり高級なのを買い、夫にお供えしたあとわたくしがいただいておりますの。はい。

これって「自分チョコ」なんですかね、やっぱり。
いや、昨日やっと気がつきましたわ。

やはり愛だったのだな、自分。(自分への) 

他の生物(娘など)の食害にあわないよう、保護(冷蔵庫の野菜籠やクローゼットに隠す)などの処置も怠りませんし。


ちなみに、夫に送られた『義理チョコ』もお供えのあとにわたくしが慎んでいただいております。
顔も知らぬ方(飲み屋の?)のもございますが、やはり自分が贈ったものが一番おいしいですわ♪(自分の好みでえらんでおりますし~)

全国の銀婚式を間近に控えたご夫婦の方々、皆さんもそうじゃありません?(殴(殴(殴


ちなみに、韓国にはブラックデーというのがあって、何ももらえなかった人が4月14日に、チャジャン麺を食べるとかいう噂ですが、ほんとかしら?


雪の中を「テラビシアにかける橋」へ・・・

2008-02-04 | a day of my life
昨日の東京はすごかった・・・・

家族Bと再び「テラビシアにかける橋」(レビューはこちら)を見に行こうといっていたので、雪の中をよちよち出かけたのですが、豊洲に着いたとたんすごい吹雪。(といったら雪国の人に怒られそうですけど・・・)

海に近いので豊洲って風が強い場所なんだけど、たった100m足らずの距離がつらい・・・
家族Bの買ったばかりの傘の骨が折れました。

どうして地下鉄の駅からららぽーとまで、地下道をつなげなかったんだろう・・
って、以前台風接近中にやはり豊洲に映画を見に行った時思ったけど、今回もすごく思いましたよ~

しかし海に降る雪っていうのもまたいいものです。
携帯から撮ったものですが、「海辺のタムナスさんの街灯」風景です。


今日はうって変わって綺麗な青空。
雪解けの滴りの音も楽しげです。
雪が降る日も好きだけど、次の日のぽたぽた言う音もなんか春を感じさせて結構好きであります。

でも・・・・
道を歩いていると日陰はカチカチに凍っていて、何回かすべりかけましたが・・・

空のエックス

2008-01-19 | a day of my life
おさむうございます。
センター試験、始まりましたね~
今年は雪は降らないのでしょうか?


今日、夕空に一瞬浮かんだ巨大なエックス。

写真を撮って少ししてみたら消えてました。
学期末テストを間近に控えた娘(受験は済んでただいま大学二年です)は「不吉だ~」といってましたが、幸運のエックスかも?



よいお年を!!

2007-12-31 | a day of my life
ええ、袋があると無性に入りたくなるわたくしですが、中に入って遊んでいるうちに、このようにすっぽり首に被ってしまいますと、後ろずさりしても自力では外れなくなり、袋を背負ったまま歩きまわらなければならなくなってしまうわけです。

気がついたjesterがはずしてくれたのですが、こりもせずまた遊んでいるうちにまた被ってしまい、かさかさと、うるさい音を立てながらそれでも家中走り回っているわたくしの大晦日でございます・・・・。(ロッタ談)



今年一年、このブログをご訪問いただきましてありがとうございました!

そしてわたくしめの独り言に反応いただきました皆様に大感謝です!!

どなたが読んでくださっているとも知れぬネットの世界ですが、来年もまた、何かとつとつと書いていきたいなと思っております。
皆様のブログにもまたお邪魔することもあると思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

よいお年を!

&来年もHAPPY!!