この季節、踏み切りで遮断機が降りるのを見るたびにつぶやいてしまう句。
遮断機は降りぬ 秋道におりぬ
誰の読んだ句なんでしょう。
遮断機の横にはコスモスが揺れてます。
実は言葉もうるおぼえで不確かなんですが、昔、大島弓子さんの漫画で登場人物がつぶやいてました。
(多分「いちご物語」のお父さん?)
そこで読んで以来もう数十の秋につぶやき続けているのに作者を知らない。
気になって検索をかけてみたけれど、引っかかってこない。
自由律だけど、わりと現代的な感じ。
どなたかご存知でしょうか。
こういう、ふとしたときに思い出して口をついて出てくる句がいくつかあります。
(替え歌バージョンもあったりして)
例えば春先のスミレに夏目漱石の
菫ほど小さきひとに 生まれたし(文豪とは思えない可愛らしい句です)
尾崎放哉はよく出てきて
たった一人になりきって夕空
入れ物がない両手で受ける
ああ、もちろんヤブに入るときは種田山頭火ですわい。
分け入っても分け入っても青い山
まつすぐな道でさみしい
寝床まで月を入れ寝るとする
秋風、行きたいほうへ行けるところまで
わかれてからのまいにち雪ふる
ひとりの火をつくる
なんかも常連さん。
最近はやっぱり自由律の住宅顕信さんの句なんかも。
春風の重い扉だ
見上げればこんなに広い空がある
夜が淋しくて誰かが笑い始めた
最後のは彼が25歳で亡くなった時の絶句です。
遮断機は降りぬ 秋道におりぬ
誰の読んだ句なんでしょう。
遮断機の横にはコスモスが揺れてます。
実は言葉もうるおぼえで不確かなんですが、昔、大島弓子さんの漫画で登場人物がつぶやいてました。
(多分「いちご物語」のお父さん?)
そこで読んで以来もう数十の秋につぶやき続けているのに作者を知らない。
気になって検索をかけてみたけれど、引っかかってこない。
自由律だけど、わりと現代的な感じ。
どなたかご存知でしょうか。
こういう、ふとしたときに思い出して口をついて出てくる句がいくつかあります。
(替え歌バージョンもあったりして)
例えば春先のスミレに夏目漱石の
菫ほど小さきひとに 生まれたし(文豪とは思えない可愛らしい句です)
尾崎放哉はよく出てきて
たった一人になりきって夕空
入れ物がない両手で受ける
ああ、もちろんヤブに入るときは種田山頭火ですわい。
分け入っても分け入っても青い山
まつすぐな道でさみしい
寝床まで月を入れ寝るとする
秋風、行きたいほうへ行けるところまで
わかれてからのまいにち雪ふる
ひとりの火をつくる
なんかも常連さん。
最近はやっぱり自由律の住宅顕信さんの句なんかも。
春風の重い扉だ
見上げればこんなに広い空がある
夜が淋しくて誰かが笑い始めた
最後のは彼が25歳で亡くなった時の絶句です。
お役に立てなくてごめんなさい。
でも、俳句って最近魅かれるんです。
読めもしませんけど。
無駄なものを削ぎ落としたところが、潔くていいなあ、と。
山頭火の「分け入っても・・・」の句、私も好きです。
>お役に立てなくてごめんなさい。
とんでもないです!
パソコンで検索かけても出てこないのだから・・・
でもどこかで聞いた気がするのです。
>無駄なものを削ぎ落としたところが、潔くていいなあ、と。
いいな~と思うけど、自分で読むとむずかしいですね。
自由律は俳句というよりキャッチコピーみたいです。
実際キャッチコピーで「あ~ぱくってる」っていうのがあります。
>山頭火の「分け入っても・・・」の句、私も好きです。
山頭火はいいですよね。読んでると淋しくなるんだけど、何回読んでも胸がきゅ~んとしてしまう句がたくさんあります。
「わかれてからのまいにち雪ふる」なんかいつ読んでもうるうる・・・
大島弓子さんの
バナンブレットのプディングの一節です。
すごい、素敵な作品ですよね。
なんか繋がりが悪くてなかなかお返事出来ず、ごめんなさい。
バナナブレッドでしたか〜〜
名作ですよね!