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ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

ふたご座流星群の夜・涙編

2007-12-19 | a day of my life
ふたご座流星群は、夜の比較的早い時間に見られること、そして今年は月が三日月で月の入りも早く空が暗いので、絶好の観測チャンス、だったのでした。

でも終夜空が明るい東京ではあまり見えないかも、と、15日の土曜日、山梨県と東京都の県境の山に出かけました。

真っ暗な山道、時々ある村落には人影がなく、電気すらついてない・・・・ので、こわがりjesterはこのときだけは(殴)夫がいてよかったと(殴(殴(殴
思いつつ、ひたすら空に近い場所を目指して走りました。

山梨県側から東京の奥多摩湖へ抜ける有料道路の途中の峠を目指したのですが、なんとこの道、夜間は通行止め!!!(しらべとけよ・・・・)

なので、その近くに車を止め、8時過ぎから9時過ぎ、凍えながら観察。

どこかでせせらぎの水音がするばかりの静かな山頂には満天の星空。
ほとんど雲のない空にはでっかい火星はもちろん、都会では見ることの出来ない星がたくさん見えます!

小惑星ファエトンの撒き散らした流星がカストルの近くから放射されるのをひたすら待つ・・・・・

待つ・・・・・

待つ・・・・・



・・・・・が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


みえましぇ~~ん・・・・・



いや、流れ星は大きいのがいくつか見えたのですが、場所的にふたご座流星群のものではなかった。(と思う。)

どうやら、14日に最大に出現し、15日はもうほとんど見えなかったみたいです。
辛うじてこれはそうかな、と思ったのは1~2個でした。

国立天文台の「ふたご座流星群を観測しようキャンペーン」の観測報告でも15日はあまり報告がなく・・・・

願い事、留守番の娘の分も「1時間に30個見られるとして・・・」などとたくさん用意してたのに・・・・・(爆)


しかし1時間以上、しばれる中でただひたすら空を見上げた真冬の夜は、思い出の1ページに刻み込まれた・・・・と日記には書いておこう。



さぶかった・・・・!!!(&首が痛いです・・・)

(画像はAstro Artsさんからお借りしました♪)

神宮外苑の銀杏並木

2007-12-14 | a day of my life

まるでパリの街並みのようです。

この季節、何度か歩きたくなる、大好きな神宮外苑の絵画館前の銀杏並木です。

木の形が美しく剪定されていて、梢が青い空に突き刺さりそう・・・
今週末までこの黄金色が持つでしょうか・・・・?

こそこそとなる落ち葉の絨毯を踏んで歩くと、枯れ葉の香りが当たり一面に立ちのぼって思わず深呼吸。


外苑の周辺の林は人影もなく、大都会の真ん中とは思えないほど静かです。

はらはらと散る落ち葉の中でひなたぼっこしていると、しみじみと幸せ

ピースしてうつっている影はだあれ?


しばらくそぞろ歩いた後、「いつか『水明亭』に行ってみよう」と思っていたのに、うっかり忘れていて、お昼はいつものちゃんぽんやさんへ。


カレーちゃんぽんを食べました。

なぜだか信濃町に行くと、ちゃんぽんが食べたくなるのであります。

(以前にも書いた、「吉宗」が立て替わって「満天」という名前になったお店です。)

東京は日中雲ひとつない青空でしたが、夕方から雲が出ました。
今夜はふたご座流星群、見られるかしら?

美しいなあ・・・・

2007-12-05 | a day of my life
jesterの街の近くでも、本当に紅葉が美しくなってます。
銀杏並木を歩いていても降りしきる黄金の落ち葉に思わず立ち止まって息を飲んでしまう。
目を閉じると、葉が舞って地面に落ちた時の、降り始めた雨のような音が静かに続いて、心を癒してくれます。
自然ってすごいですね♪

先週末はあちこち紅葉狩りを楽しみました。
これは、埼玉県の長瀞の近くの寶登山神社で撮ったもの。

長瀞は幼少の砌に訪れた時、「どこを見てもロウ石!!」と興奮し、手当たり次第にその辺の小石を拾って、近所のがきどもへのお土産にした懐かしい場所。

でも今回は川のほうへは行かず、寶登山のロープウエイに乗りました。

さすがに紅葉の季節なので混んでいて、ロープウエイは50人の定員いっぱいの乗車率でぎしぎしと発車。

ペンキが塗り重ねられ、金属部分も丸みを帯びてる車体を見ていたら「昭和36年製造」って書いてありました。

ちょっとですけどね、
「落ちたらどうしよう・・・・」って不安になりました。
しかしま、無事山頂につきました。


上には梅園があり、春には美しいらしい。
今は寒桜が満開でお迎えしてくれました。

山頂から見渡す山々も錦をちりばめたように色付いていて、本当に美しかった。

そして、遠くから蒸気機関車の汽笛が・・・・

あの音、旅情を感じさせていいものです。
最近SLを走らせているのですね。
山頂からみたら、谷間の線路を、煙をはいて走るのが見えました。


秋の黄金の一日。

2007-11-15 | a day of my life
まだ桜並木は散ってはいませんが、少しずつ色づいてきました。

寒い冬が訪れる前の一瞬の黄金の日々。

寒くもなく、暑くもなく、心地よい風に澄んだ空。


そんななか銀座に行ったついでにハロッズに寄り、猫柄の「ハロッズバック」を買いました。

ハロッズバックは一時期、家族Aがロンドン単身赴任中、他に土産を思いつかなかったらしく、帰国のたびにこればっかり買ってきていたので、クロゼットにたまっているのですが・・・

新しく出た猫柄はなんとなく欲しくて買ってしまいました。
なかでも白黒のちび猫がかわいくて♪
(でも最近日本で売っているものは、取っ手の部分が少し短くてあまり好きではありません。)


古い歴史のある街は好きなんですけれども、銀座って何回いっても私にはなんとなく馴染めない場所です。

学生の頃は画廊めぐりを良くしたし、近頃は、いい映画をやってくれる小さな映画館があるので行くのですが、いつも微かに違和感を感じてしまう。

最近は海外のブランドがたくさん進出しています。
ルイ・ヴィトン、アルマーニ、エルメス、グッチ、ブルガリ、ベル・ルッティ、ボーコンセプト・・・・・・

街じたいより、そこに集まってくる人たちと生き方のベクトルが違う感じがして落ち着かないのかもしれませんが。


最近気になっているボールペン、「フリクションボール」

2007-11-14 | a day of my life
パイロットからでた「フリクションボール」という水性ゲルボールペンにはまっています。

書いた文字を本体の後部についている白い「ラバー」でこすると、文字が消えます。
でも消しゴムじゃないのです。消しカスも出ません。
ただ、魔法のように忽然と文字が消えます。

どうも熱が加わると消えるインクらしい。
こすると摩擦熱で消えるのですね。
果物の汁なんかで書いて、炙ると字が出る「あぶり出し」の逆。

いままでもボールペンで、「消しゴムで消せる」というのはありましたが、定着力が弱くて指でこすってもにじんでしまうので、あまり使えませんでした。

これは今のところ使い勝手が良いです。
いちいち修正液を使わなくてすむので、書き間違いが多いjesterにはとても便利。

インクの色が薄くて、文字に上質の万年筆のような濃淡が出るのも美しく感じられて気に入っています。
水性ボールペンはたいてい0.5ミリを使いますが、これは0.7ミリのほうが濃淡が良く出ていい感じ。

しかし、いつか消えてしまうのではないか、という不安が・・・。

「60度以上のところに放置するとインクが無色になります」
「-10度になるとインクの色が戻ることがあります」

なんて書いてあるのですが、耐久性はどうなんでしょうねえ・・・
宛名書きや公式文書には使えません、って書いてありますが。

一生懸命書いたものが日時が経ったら全部消えていた、というと悲しいし・・・

しかし面白そうなのでいろいろ実験してみたくなります。
わざと字を間違えて消してみたいという誘惑に駆られることも(アホ)



それにしても、このデザインは全く気に入りません。
普通のペンだったらこのデザインでは買わないのだけれど・・・

く・・・くま、でたあああああ

2007-08-24 | a day of my life
クマは悪夢の常連で、前世ではクマが天敵?といわれるjesterですが、昨日、夕ご飯の支度をしながらニュースを聞いてたら、
「・・・奥日光の・・・」というのに反応し、
「・・・戦場ヶ原で・・・・」で顔を上げました。

画面はちょうど、jesterがうろうろしていた遊歩道付近。

「・・・夫婦が歩いていたところクマが飛び出し、夫の○○さんは手などに怪我・・・・」

うぎゃああああ


jesterが行ってたときも上みたいな張り紙がしてあって、ハイカーはみんなバックパックに鈴をつけてました。

あの鈴がちりちりいうのがうるさくて、ネコじゃあるまいし、とか言ってつけないで歩いている割には、他のハイカーがいなくてシーンとしているところを歩いているときは、必死で声を張り上げて歌など歌っておりましたが・・・・


やっぱりでるんだな、奥日光。

熊笹、生えてたしな。

ごわいよ~~~~

戻りました♪

2007-08-16 | a day of my life
涼しかった霧降高原(日光)より戻ってきました♪

日中は大好きな戦場ヶ原などで自然の中を歩き回り、ホテルに戻って露天風呂につかりつつ本を読む・・・(24時間入れる露天温泉が着いている部屋でした・・・)の浮世離れした毎日で、脳みそが(今までにも増して)解けた模様。

日常生活にちゃんと戻るのに、しばらくかかるだろうな・・・・


しかもこの東京の暑さ、なんなんでしょう。
いや全国的に酷暑ですが、夜中の最低気温が28度ってゆるせません。

しかしお盆でいろいろな企業が休みのため、空がとっても綺麗です。
夕方には富士山のシルエットが綺麗に見えます。

お正月とお盆、東京に空が戻ってきますね。

お知らせです♪

2007-08-06 | a day of my life
広島に原爆が落ちた日。

朝、8時15分に1分間の黙祷しましたが、いろいろな感情がこみ上げてきました。となりで黙祷していた家族Bの頬にも涙が。

周囲の大気の中にもたくさんのエネルギーが激流となって広島の地に注ぎ込んでいるような気がしました。


さて、しばらく山のほうをふらふらしてきます。
1週間ほどで戻ってきます。

Harry Potter and the Deathly Hallows のレビューのほうもその時再開いたしますので、よろしくお願いします。





ご注意! ♪た~けや~~さおだけ~~♪の詐欺です!

2007-07-09 | a day of my life
一昨日ですが、窓を開けておりますと、外から大音響で、

た~けや~~ さおだけ~~ 2本で千円、10年前のお値段です~

という移動販売の声が聞こえてきました。
あまりにうるさくて、でもいつか行っちゃうだろうとずっと待っていてもちっとも行っちゃわないので、仕方なくて窓をしめ、蒸し暑いのを我慢してました。

これが2時間も付近にいたのです!! 
騒音の暴力! 
その後、出かけるとき、駅への道でこのトラックがいたので、一体どこから来ているんだろう?と見ると、横浜ナンバーでした。車が動いてないので良く見ると、大音響で宣伝を流したまま、運転手は漫画雑誌をハンドルに乗せて読んでました。
jesterがにらんでるのに気がつくと、車をそろそろと発進させて道を横切っていきました。

しかも2本で1000円のはずないよね。
だって洗濯竿が一日に何本売れるんだ?
儲けるためには、絶対抱き合わせ販売とかで高く売りつけるはず・・・・


と思っておりましたら、今朝ほどテレビで

「移動販売の物干し竿販売の被害、拡大する」というニュースが流れておりました! 

私が聞いたのと全く同じアナウンスで、呼びかけて車を止めると

「さびないほうが良いですよね」 
はいそうね。
「だったらイチ・キュ・パです」 
ふ~~ん、1980円か。言ってたのより高いなあ。でもいいか。じゃ、1本ください。
「じゃ、サイズをあわせて切りますね。」物干し竿をカットしだす
 はいはい。じゃ、2000円。おつりください。
「ああ~~ん?19800円だよ!!」
えええ~1980円だと思ったから買うっていったのよ~
「なんだと!じゃあ首くくってもらうしかないねえ~~」脅し!

とまあこんな風に売りつけられてしまったのが2536件もあり、被害額の平均は65000円だそうです!!

普通に金物屋さんで買えば1本1900円ぐらいで買えるものを・・・・


ひどいですね~
すぐに母に電話しました。
年老いた母はかなりだまされやすいもので。

そうしたらもうだまされそうになっていた・・・・

しかし母は1000円だけ手に持って買いにいったので、『お金がない!』となんとか断れたそうです。


テレビでも言ってましたが、
値段をはっきり表示してない限り、売買契約は成立しないので、物干し竿を切った後でも断れます。

脅されて怖くてお金を払ってしまったときは領収書をもらい、連絡先を確認しましょう。
その時に偽の連絡先のときもあるので、その人がいる場所ですぐに電話して確認ましょう。
国民生活センターなどにその場で電話するのも良いです。
(国民生活センター この件についての電話は03-3443-1793 )
脅しがひどいときは110番するという手も。それだけで逃げ出す業者もいます。

でも大事なのは、やっぱり買わないこと!


国民生活センターの、この「移動販売等での物干し竿購入に関するトラブル」についてのHPはこちらです。

ここを読みにいらっしゃる方はこんなことには引っかからないかもしれませんが、お年寄りや、離れて暮らす若者がいらしたら、ぜひぜひこの情報を広めてくださいませ。 

すべてのサオダケヤさんがひどい人とは言いませんが、買う前にぜひ値段の確認をしっかりしましょう!


世の中にはいろいろな詐欺があって、弱者から金を取ろうとする犯罪者がたくさんいるみたいです。

被害にあったら、すぐに消費生活センターに電話を。
最寄のセンターの電話番号はこちらにのっております。

蛍、 あるいは新たなダイエット修行の日々。

2007-06-22 | a day of my life
昨日、ホタルを見てきました。
(おんぼろ携帯の画像で、ごめんなさい)

こんもり茂るアジサイと深い緑。

その上、室町時代の古い三重の塔。
ここは京都だろうか?

さらさらと川が流れて、その上を点滅しながら飛ぶホタル・・・・

幼いころ、親に手を引かれて同じ場所でホタルを見ました。
その時より光が強いように感じます。

ちりばめられた光はまるで夜空に瞬く星をみるよう・・・

さて、jesterは昨日どこに行ったのでしょう?

山の中?


正解は フォーシーズンズ・ホテル椿山荘東京 でございました。

目白の高台にたつ「椿山荘」は山縣有朋が明治11年(1878年)に私財を投じて「つばきやま」を購入して作られたものだそうです。

『山縣は明治天皇をはじめとする当時の政財界の重鎮を招き、椿山荘で国政を動かす重要な会議を開いていたようです。』(椿山荘のHPよりだそうで。

もしかしたら東京にお住まい以外の方はあまりご存じないのかもしれませんが、幼いころからの隣町住民としては、昔から「お見合いのメッカ」で、
「ではあとはお若いお二人でお話を」
と仲人さんと両家の親が退場になったとき、若き二人は、なれない和服やらスーツに冷や汗をかきかき、
「あの、ご趣味は・・・」
「はあ、つまらない趣味ですが、飼い猫の抜けひげを集めてドアに貼っています」
「まあ素敵」
などと語らいつつこの庭園をそぞろ歩くのでありました。
(あくまで想像です・・・)

夏には、天然の地下水の渓流にホタルを放しているのも有名なんですよね。


ここの敷地内に5つ星のフォーシーズンズ・ホテルHPはこちら)が出来たのは、1992年のこと。

ヨーロッパやアメリカ、アジア(シンガポール)ではシックな内装、部屋の広さとそのホスピタリティが気に入ってよく泊まった Four Season's Hotel グループでしたけれど、日本のここは、一時帰国中に一回泊まったことがあるだけです。
(主に経済的理由によります 日本のフォーシーズンズもとても良いですけれど、海外在住中の為替で金銭感覚が狂ってるときじゃないと、いどむ勇気がなかなか涌かない値段設定です・・・・)


昨日は久方振りにここに夕ご飯を食べに行き、食後に闇の中を飛び交う幽玄のホタルの光も堪能してきました。

もちろん自然に居ついたホタルではなく、ホテル側が放しているのですが、それにしても昔より良く光る・・・・発光ダイオードみたい。

え、まさか黒子が光ファイバーで?? なんてことはないでしょうけれど。

昔とホタルの種類が違うのかな、なんて思いましたが、よく考えてみると、標識の照明にブラックライトなどが使ってあって、昔より庭園の中が暗くなっているのかもしれません。

暗い渓流沿いに、ピカ、スーッと点滅しつつ移動する、儚い儚い光ではありますが、夏の到来を感じます。


来年も見られたらいいな・・・・






さて、現在「ホタルの夕べバイキング」なども1万円前後でやっていて人気みたいで、椿山荘のロビーにはたくさんの人がいました。

でも昨晩はjester夫婦、フレンチ・フルコースでありました。
とても上品な味付けも楽しめたし、壁一杯の窓ガラスに広がる庭園を見おろす風情も抜群で、とっても幸せでありましたが・・・・


ああ~~ ここ3週間ぐらいのダイエットとウオーキングの成果がこの一食でパア・・・・・・

しかも昨日は食の特異日で、ランチも「ワイン付イタリアンフルコースおなか一杯下向けない」状態だったので、これから1ヶ月ぐらい地道に滝に打たれ、血のにじむようなダイエット修行に励んでこの借金を返さないと、昨日ついた脂肪は永久保存されてしまう・・・・・

と書きながら、パステルのなめらかプリンをほおばり、感慨にふけるわたくしでありました・・・・


ネコ捨てポスト

2007-05-18 | a day of my life
最近病院に赤ちゃんを置くポストができ、そこに3歳の子どもが「捨てられていた」と聞いて、胸が痛くなりました。
父親が「かくれんぼしよう」といって子どもを入れたとか。

日本ではショッキングな事件ですが、こういう施設は海外では結構あります。
「殺すより、捨ててくれ」という発想で、元は教会などがやっていたのでしょうね。

明るい感じの施設が多くて、これを見た幼かった家族Bが「ハリー・ポッターも意地悪な親戚のうちじゃなくて、ここに捨てられたら良かったのにね」といったのを思い出します。



ところで、昔住んでいた国で「ネコ捨てポスト」を道で見つけてすごく驚いたことがあります。

濃い緑色の木でできた大きなゴミ箱のような箱に、ふたの上に、片方は犬の絵、片方は猫の絵がついているもの。
(写真があったはず、と捜したけれど、見つからなかった・・・)

「まさか死体を捨てるゴミ箱??」と近寄ってみると、SPCA(動物愛護教会; the Society for the Prevention of Cruelty to Animals)が設置しているものでした。

こわごわ中を見てみると、綺麗な新聞紙がひいてあり、小鉢に清潔なお水が入っていました。
毎日巡回して、動物が捨てられているとSPCAが引き取っているようでした。
これも「殺すなら捨ててくれ」の発想です。

それからSPCAの活動に興味を持ち、募金したり、フェアに行ったりしているうちに、ついに虐待されていてとても凶暴になってしまい保護されたけれど引き取り手のないネコを引き取りました。
(もうあと少ししかそこにいられない運命だったので)

(その猫は、別の国に引っ越すとき、検疫がかわいそうとかいろいろの理由があり、結局その国のネコ好きの友人が引き取ってくれました。)


SPCAにいくと、たくさんの可愛い犬やネコが「つれてかえって!! わたしを連れて帰って!!」と必死でアピールしてくるのです。
しかもそのケージには「私はあと○○日しかここにいられません。どうかつれて帰ってください」と、個別に書いた張り紙がしてあって、その日数がどんどん減っていくのです。
でも全員を連れてかえることはできません。

ケージの前を通るたびに、思わず目を閉じてしまったのを思い出します。


静かな街♪

2007-04-22 | a day of my life
選挙終わって、やっと静まり返った街。

jester、あの連呼ってやつが大嫌いです。(好きな人は少ないと思うのだけれど、効果があるからやっているのか??)

「地元の○○、最後の最後の最後の、ありがとうございます! 勝たせてください、○○、○○です。最後まで最後まで、ご声援ありがとうございます!!!」

・・・今回は、「宣伝カーでひたすら自分の名前を連呼するやつには死んでも絶対入れない」 
という大変意識の低い視点(爆)から、連呼してくる候補者の名前を書き留める作戦に出ました。


・・・しかし。

うちの区って70人近く候補者がいる・・・。
 
しかもjesterの住んでいるのは4つの区の区境・・・・

だもんで、200人以上の候補者が付近に潜伏している計算になり・・・・・・・・


32人ぐらいまで名前をメモってましたけど、それが自分の選挙区の候補者かどうかすら分からないというジレンマから、

・・・・ギブアップしました・・・・。





静かにはなったけど、すごい風です、今日の東京。

吹雪のようにピンクの花びらが散る中、若者二人の会話。

「これって桜?」
「馬鹿だな~ 桜はこないだ散っただろう!」
「そうだよなあ」
「大体、花の形が違うぞ!」
「あ、バラか??」
「綺麗だな、バラ。」

 

うむむむ・・・・・・・
そりは、八重桜ですだ。


Right to keep and bear arms

2007-04-21 | a day of my life
嵐のような風で、ソメイヨシノのあと街を飾っていた八重桜が花びらを散らし、街を歩くと、そこここにピンクの小さなつむじ風ができていますね。
かわいいです。
こんなつむじ風、あと何回見られるのかな。


でも人間界ではいまだに銃に関する事件が続いてます・・・


このところ、アメリカの知人とのメールのやり取りが続いています。
お見舞いから始まって、同病相哀れむ、というやり取り。


アメリカ人と銃に関することで話すといつも感じるのは、日本人とはまったく違う見地があるということ。

それは、アメリカの建国にかかわることです。

独立戦争で、軍事力が秀でている当時の大国、イギリスに勝つためには、民兵の力がとても重要だった。

国民一人ひとりが自分の国を守るんだ、という意識を常に持つことが、アメリカ人のアイデンティティには必要。

だから1787年の憲法採択のあと、すぐに改定して付け足したのが、

『Right to keep and bear arms』(武器を所有し携帯する権利) 

敵が攻めてきたら、いつでも立ち上がって、国を、街を、家族を、友人を、そして自分自身を守るんだ、という国民意識。


これがアメリカの歴史に流れているので、最初から独立国家で、しかも島国という要塞で守られてきた日本人には、分かりづらいベースがあるということ。
確かに日本人の中にはこういう権利意識を持つ人は少ないでしょう。


でもその理念はきちんと次の世代のアメリカ国民に伝えられているのでしょうか。
権利意識だけが先走ってはいないのでしょうか。

よくわかっていないjesterは、弱々しく
「その逆のやり方もあるんじゃないの・・・」と反論するぐらいしかできません。



銃がなければ守れないという社会はゆがんではいないのか。
武器がなければ平和は守れないのか。

人間の現実はそんなものか。

だとすればこれから私たちはどうしたらいいのか。


・・・・ああ、もっと勉強しなくては。





悲しくて

2007-04-18 | a day of my life
日本の長崎でも、そしてアメリカのヴァージニアでも、心が痛くなるような事件が相次いでいます。

アメリカで撃たれた被害者の一人の教授は、ホロコーストを生き抜いてきた人だと聞きました。




どうしてこんなことが起こってしまうのでしょう。

私たちはどうしたらいいのでしょうか。



人間の尊厳を一瞬で奪ってしまうような暴力がある現実に、とてもとても悲しく、怒っています。






東京ミッドタウンに行ってきました。

2007-04-07 | a day of my life
「混んでるからしばらくいかない」などといった(こちら)舌の根も乾かぬうちに、東京ミッドタウンを覗いてきました。

オープン一週間後の金曜のディナータイムですから、すごい人出は既に分かっていること。
だからもちろん、行こうと目指して行ったわけではなく、たまたま六本木で用事をしていたら夕方になったので、じゃあ夕ご飯は六本木で食べていこう、という話になり、ミッドタウンはどうかしら、といってみたのです。(いいわけ)

六本木の交差点の角からぞろぞろと人の波。
ガードマンがでて交通整理をしているのは、アーバンドック豊洲のオープンの時と同じです。


内部はのぼりのようなものが天井から下がっていたり、竹が使ってあったりして、ちょっと和風でシックなインテリアです。
でも素材は六本木ヒルズより少しシャビイ、アーバンドックよりはまし、って感じかな。

アーケード全体にライブの音楽演奏が流れていて感じがいい。
ライブの音ってちょっとリッチな気分になります。
昨日はキーボードの演奏でした。



地下にあるスーパーのPrecce Premium をまず覗いたのですが、jesterの大好きなフランスの板チョコ、Poulain のLigneシリーズのチョコがあって大喜び。
だって今までは、麻布十番の日進ワールドデリカテッセンでしか売ってなかったんだもん。(いや他でも売ってるかもしれないけど、jesterは知りません)
値段は微妙に日進より高かったけど、これからは六本木に来たついでに買えます。
嬉しいなっと。

一緒にいた人には「まずチョコなんだね」とあきれられましたが・・・


でもって、第一ミッションである輸入チョコのチェックが終わって(爆)、夕ご飯、どこで食べようとふらふら歩きましたが、カノビアーノをはじめとして、まともなレストランはどこも 
「本日、昼・夜共に予約で満席です」 
の冷酷な張り紙。

ま、そりゃそうでしょうね・・・・

だもんで、結局ミッドタウンは見物だけにして、六本木交差点方面に戻り、いつもの行きつけのお店にしけこんだjesterでございました。

写真は1FからB階のデリカのお店付近を眺めたところ。(携帯写真で汚いです