JA5DBE の Coffee Break

DXの話、製作記事、etc. ・・・ 気の向くままにまかせて掲載しています。

ディジタルSSTVの運用免許

2006年11月19日 | SSTV

 ディジタルの画像通信ソフトもDIGTRX、WinDRM、HAMPAL、EasyPALと目まぐるしく変わってきています。

 そこでJH1HTQ(町田)OMが、HAMPAL、EasyPALのディジタル信号変調方式(RDM方式)による変更申請を行い、免許を受けられたようです。

 当局の場合は、DIGTRX主流の時代に電波型式「G1D」(SSBモード)で平成16年に付属装置の変更申請を行い免許を受けました。その後、変調方式の異なる「HAMPAL」等が発表され、新しいアプリケーションソフトもDIGTRXと同様、ディジタル変調方式による画像ファイル転送手順であり免許の問題は無いだろうとそのままにしていましたが、町田OMの掲載記事を拝見すると「付属装置の変更」手続きが必要なようです。

 現在、パソコンのサウンドカードを利用した様々なディジタル信号処理方式が、発表実用化されていて、新方式を利用する場合、軽微な変更扱いではありますが、その都度、付属装置の変更申請を行わなければならない仕組みとなっており、もう少しどうにかならないものかと思います。(たとえば、新電波型式の追加がなければ、変更申請不要とか?)

 ちなみにHAMPAL、EasyPALを使った画像ファイル転送のディジタル信号変調方式に関わる変更申請(付属装置の諸元)の資料は、下記のJH1HTQ(町田)OMのHPにあります。

    http://www.ne.jp/asahi/jh1htq/machida/

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PLC高速電力線通信 (2)

2006年11月15日 | その他

 「ST Net」(四国電力系列のプロバイダー)が、PLC高速電力線通信のモニターを募集していました。今日(11/15)のローカル紙に50組募集との記事が掲載されていたもので、ST Netのユーザに限定されています。

 このような状況をみると、四国でも販売店にPLCモデムが並んでくるのもまもなくという感じで、いよいよ本格的に普及しそうです。

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PLC高速電力線通信

2006年11月14日 | その他

 PLC高速電力線通信の製品が松下電器産業㈱から発表され、12月には店頭に並ぶようです。
 既にPLCについては、短波帯の信号電波を屋内配線に流し通信を行うことについては皆さんご存知かと思いますが、具体的な製品ができあがり発表され、デモンストレーションがなされています。
その様子を紹介したHPをたまたま発見したので、見たところの感想を以下に記載します。

 仕掛けはPLCモデムを屋内のコンセントに差込み、親機と子機の認証を行えば、それぞれのモデムに接続したPCやルーター等と通信を行えるというものです。
 問題は、屋内配線の元になる配電盤あるいは、引き込み口にフィルター類(LPF他)が入れられて無いため、PLCモデムから送られる短波帯の信号が屋内配線および配電盤をとおして引込み線へ出て行くこと。また、逆に引込み線で拾う電波がPLCモデムへ誘導されることです。

 具体的に言うと、1kWで送信しているアマチュア無線局の電波が、お隣の電力(AC)の引込み線にRF電流を誘起(コモンモード)し、屋内電力線へも流れます。屋内電力配線に接続されているPLCモデムの親機~子機間は平衡ラインによる通信で、誘導は受けにくいようになっているのでしょうけど、そのPLCモデム間の通信に影響を与えることは十分考えられます。(そもそも電力線を平衡ラインと考えるのは無理では?)
 私の所では、現実にご近所のインターホンやパソコンのスピーカーにコモンモード誘導によるインターフェアが発生し、そのラインにコモンモードフィルターやバイパスコンデンサを使った対策を行ってインターフェアを止めています。このように1kW出力のアマチュア無線局の運用では、ご近所へのコモンモード誘導は避けることができません。
 当然お隣さんは、PLC高速電力線通信に関わる新たなインターフェアが発生した場合、アマチュア無線局に対して苦情を間違いなく言ってくるでしょう。

 逆に、電力線(AC)の引き込みにローパスフィルター類が無いことは、PLCモデムの信号が電力(AC)の引込線がアンテナとなり、短波帯のノイズとして近所にばら撒かれことにもなりそうです。
 このばらまかれるPLCモデムの信号レベルが高ければ、DXの弱い信号はノイズにより埋もれてしまうことにもなります。
 PLCモデムには、アマチュア無線バンドの周波数対するノッチフィルターを信号ラインに組み込んで対策をとってあるとのことですが、このようなトラブルが発生した場合の窓口が、まだ案内されていないようです。前記のようなトラブルが発生した場合、解決するには困難が予想され、当然その間は電波の発射を中止せざるを得ません。

 この場合、JARL経由で該当メーカーに対し連絡ルートはあると思いますが、PLC高速電力線通信が手軽で便利なだけに、これから先PLCが普及してくると、田舎でもトラブルが発生してくるのではないでしょうか。
 商業ベースの通信のほとんどはVHF~SHFへ移行し、船舶の通信も衛星通信が主となってきていますが、無線を使った業務の一環として法律上も認められている「アマチュア無線業務」が短波帯を良く使っており、世界有数のアマチュア無線局を有する中で本当に共存できるのか疑問に思います。

 写真は松下電器産業㈱発表のPLCモデムで、信号が使用する周波数帯域は4~28MHzと発表されている。

Hdplc

 冒頭私が見た、PLC高速電力線通信の機器発表をレポートしている三上洋さんの「ライター三上@仕事場」のアドレスは以下のとおりです。

http://www.sv15.com/

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9K2YM

2006年11月13日 | 新着QSLカード

 9K2YM(KUWAIT)からQSLカードが届いてきました。

6月に14MHzのPSKでQSOしていたもので、これでcfm+1で61カントリーとなりましたがQSLカードの回収が思うように進みません。

最近アクティビティーが下がってワッチもほとんどしていないため、wkdの方も100を前にして、全く進みません。Hi.

9k2ym

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九重町の大つり橋

2006年11月12日 | その他

 この秋開通した九重町の大つり橋を見てきました。長さ390m、高さ173mあるそうで、このつり橋を渡るのに、確かに左右によく揺れます。上下方向はしっかりと吊っているからか、上下方向の揺れは感じません。

 訪れたのは、金曜日の午後でウィークデーにもかかわらず正面ゲート(橋の西側)側では、待ち時間が2時間程とアナウンスされていました。ただ、橋には両端があり、メインの入り口である瀬ノ本高原側(西側)ではなく、やまなみハイウェイの朝日台より少し阿蘇方面へ進んだところに、つり橋入り口の看板があり、これに従って進むと橋の東側ゲートに出ます。こちらにも駐車場があり(手前は有料、ゲート近くは無料)車を止めておくことができます。今回は、たまたま、こちらを利用したので、待ち時間無しで、チケットをゲート横で購入すると、即橋を渡ることができました。

 別府・湯布院方面から、このつり橋を目指す場合は、まず、やまなみハイウェイの「朝日台」を目標にし、それからまもなく出てくるつり橋への案内看板(阿蘇方面に向かって右折)に従い進むことをお勧めします。ちなみに、このつり橋への進入路は1.5車線の幅ですが、大型バス等は規制しているようで、対向車との離合も停車しなくてもOKです。

 紅葉も丁度見ごろで、チケット料金500円(往復)の値打ちは十分あります。ただ、橋から見る紅葉は絶景ですが、つり橋がかなり揺れるので、望遠レンズを使った手持ち撮影は画像がブレてしまいます。せいぜい100㎜(35㎜フィルム換算)位までが良いかも・・・。最近はブレ防止の仕掛けを持ったカメラもあるようですけど、私のカメラはこのような仕掛けがありません。Hi。

Photo_3

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