JA5DBE の Coffee Break

DXの話、製作記事、etc. ・・・ 気の向くままにまかせて掲載しています。

WSJT-X をVer. 2.2.0 ⇒ 2.3.0 へ更新しました

2021年02月04日 | 設定情報

 現用の WST-X 2.2.0 を正式リリース版の Ver.2.3.0 へ更新しました。

 

 同更新ファイルをダウンロードし、インストールまでは特に問題もなくいつも通りの手順でスムーズに進みましたが、新バージョンを立ち上げてみると、周波数表示欄が真っ赤になっています。

 今までの更新処理では、何をしなくても旧設定をそのまま自動的に引き継いでくれていたので、特に問題もなく終了するはずでしたが、今回は WSJT-X の設定情報がどう言う訳か「初期化」されており、そのために受信信号も入らず、スタンバイ制御もできない状態になっているようです。

 受信信号の無表示は「Audio」設定タグ上でサウンドカートの設定が誤っていると判っていたので、修正後、受信信号を正常にデコード表示してくれるようになりましたが、周波数欄の異常は正常に戻りません。(標準サウンドカードではなく、別に装備したサウンドカードを使用中)

 

 落とし穴に気が付くまでおよそ 30分ほど要しました。

 

 原因は「Radio」設定タグの無線機欄にありました。IC-7300、iC-705 と USB インタフェースで CAT ( CI-V ) 制御ばかり扱っていたので、現用無線機である「IC-7700」どおりに、機種名欄に「IC-7700」を設定していました。

 当局の IC-7700 ~ PC 間は自作のアナログインタフェースを経由して、SBY制御・送受信信号の送受を行っているだけなので、CAT情報のやり取りは無く、周波数情報は PC とやり取りしていません。
よって、無線機欄は「IC-7700」ではなく ⇒「None」にしなければならなかったのです。

 もちろん、無線機欄を「IC-7700」に誤って設定しているので「 送信制御」や「TUNE」操作もできません。30分ほど悩んだ結果、誤りに気が付き、周波数表示および送受信切替操作等も正常に復旧しました。

 なお、WSJT-X に保存されているログ情報等は、無事引き継がれていることを確認し、一安心しました。

 

 上図のとおり「Radio」タグの内容を修正して無事復旧したところで、忘れても困らないように各タグの設定値を早速コピーし保存しておきました。Hi.

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ビューローから QSL カードが... | トップ | アドバンテスト TR5823AK 周... »

コメントを投稿