JA5DBE の Coffee Break

DXの話、製作記事、etc. ・・・ 気の向くままにまかせて掲載しています。

ファンクションジェネレータ UNI-T UTG932E [3]

2022年01月05日 | 測定器

 前回 は UTG932E の出力を IC-705 のアンテナ端子に加えて S メータのレベルで可変範囲をみてみましたが、今回は tinySA (簡易版 スペクトラムアナライザー ) でどの程度精度があるか見てみました。
ただ、nanoVNA に手を加えたような簡易版なので、精度といってもそれなりのレベルで、測定器遊びとしてご覧ください。Hi.

 

 上の写真が今回の測定系全体の写真です。画像を記録するため、tinySA の画像出力を USB 経由でノート PC に送り込み、 tinysa-APP というアプリで写真のように拡大表示させています。

 

 UTG932E の出力は、7MHz -10dBm ( 50Ω負荷 ) にセットしています。

 

 

 念のため、ファンクションジェネレーター出力には ATT (20dB) を通して tinySA の入力端子に加えています。

 

 こちらが、tinysa-APP の画像で、tinySA 本体で見るよりもはるかに見易くなりますし、単掃引 / 連続掃引 の切り替えも可能です。

 測定結果は、およそ -29dBm ( -10dBm 本体出力 + 20dB ATT ) とまあまあの値を表示しています。ただ、周波数軸は 7,009kHz と少々大きなズレになっていますが、各測定器の価格を考慮すれば、納得のいく精度ではと思います。

 UTG932E は、出力周波数は 30MHz (Max) までですが、数千円追加支出すれば、UTG962E 60MHz (Max) もあります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする