安価なネットワークアナライザーとして「 Nano VNA 」がネット上で結構見かけるもので仕入れてみました。
ネットでは e-Bay 辺りから購入されている記事が多いですが、Amazon でも購入可能で 5 ~ 6千円 前後の製品が沢山出品されており、RF シールド付の製品を購入しました。
ネット上での記事によると製品は結構バラツキがあるみたいで、良い製品に当たるかどうか Made in China なので、どうとも言えません。Hi.
送られて来た箱を阿古を空けてみると、写真には写していませんが、①「USB ケーブル (1本)」、②「SMA コネクタ (両端) 付ケーブル × 2本」、③本体、各種コネクタ( A ~ D) 4個が入っていますが、取扱い説明書等は入っていません。
曲者は 4種類のコネクタで初めは区別がつきませんでしたが、(A) コネクタ (銀色)は 「ダミーロード (50Ω)」、(B) コネクタ (金色)、(C) コネクタ (金色) は外側では区別できませんが、一方はコネクタに短絡してある芯が中央に出ている「ショート型」、もう片方は中心導体の無い「オープン型」で、残りの(D) は両端が 「メス - メス」の中継コネクタで、SMAコネクタ付ケーブルに (A) ~ (C) のコネクタを接続する際に使用します。
アナライザーとして使用する際には各終端コネクタを本体に接続し、本体の操作 (画面がタッチ式になっています) が必要ですが、ノート PC に 「 Nano VNA Saver」というアプリを入れてノート PC から 「NanoVNA」の操作を行うこともできます。
Nano VNA の紹介および操作方法は JH4VAJ OM のブログに 「Nano VNA」専用コーナーを設け、キャリブレーションの操作方法、「 Nano VNA Saver」というアプリの紹介など一通りの開設記事があり、大変助かりました。
この写真は 手元にSMAコネクタタイプの 144MHz/430MHz ホイップアンテナがあったので、リターンロスを測定してみたところで、142MHz~148MHz (6MHzスパン)での測定結果です。
こちらが、PC 用アプリ「Nano VNA Server」初期画面で、半日がかりでここまでたどり着きました。