JA5DBE の Coffee Break

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NB32X (24MHz帯)不調

2014年11月14日 | 空中線

 先日組み上げた WARC バンド用 2ele のNB32X のマッチングがおかしく(特に 24MHz帯)なっている。
 トランシーバーのチューニングボタンを押し、チューニング動作をさせると異常に時間がながく、チューニング中も内臓SWRメーターの針が何度も大きく変動します。NB32X を組み上げた直後はマッチング状態も良好で、チューニング動作も極めて短時間で終わっていました。

 SWR 計を入れてみると SWR値は 2.0 を越えており、同調点もありません。

 測定周波数を変えて同調点を探してみると、なんと 27.750MHzにピークがあり、3MHz ほど跳ね上がっています。

 念のために Bird のパワーメーターで 24MHz出力 の反射電力を測定してみると 50W を越えており、こちらも異常値を示しており、アンテナに何らかのトラブルが発生してしまっているようです。

 原因を相談するため、ミニマルチアンテナ社へ相談の電話をかけ、上記2つのポイントを話すと、即座に「接触不良 !! が発生している。」とのこと。
 どの部分で接触不良が発生しているのか、さらに尋ねてみると、「トラップコイル」類や「エレメント」には異常は無く、「給電系の接触不良」が起きている。具体的には「給電点」、「位相給電線」のネジゆるみ、締め付け不足による接触不良 が考えられるとのこと。

 組立時には 十分留意してネジを締めたつもり でいるが、同軸接栓からエレメント給電点間の単線部も含め、明日にでもアンテナを降ろして点検するつもりでいる。

 なお、一緒に上げた 7MHz ロータリーダイポールは全く異常無く 1kW Out でも正常に機能している。

 

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