Windows 7 (64bit版) や Windows 8 (64bit版) の環境で PC を使っている皆さんは多いと思います。当局も先日 Windows XP から Windows 7 (64bit版) への移行を済ませたところですが、HAM 用アプリのインストールの際の注意点を MMTTY を例にご案内します。
良く利用されている HAM 用のアプリは Windows-XP 環境以前に開発されたものが多く、WIndows-7 (64bit) 専用アプリとしてバージョンアップなされているものはあまりありません。
インストールに際して上記の点に気を付けていないと、起動しないとか、起動してもうまく動かない事態に遭遇します。
下記の 2 つのポイントに気を付けると MMTTY 等が正常に動作するようになります。
(1) インストール先は 「Program Files」 ではなく、「Program Files(x86)」 フォルダーへ行う。
(2) 各アプリの実行 (×××.exe)ファイルのプロパティーを開き、「互換性」の欄で
① 互換モード欄の 「互換モードでこのプログラムを実行する」 にチェックを入れる
※ Windows XP (Searvice Pack3) を選択 (Default) のこと
② 特権レベル欄の 「管理者としてこのプログラムを実行する」 にチェックを入れる
※ プロパティは、該当ファイルを選び、マウスの右クリックを行うことにより開きます
当局の場合何もせずインストールした場合は、MMTTY は起動するが、信号入力があっても、入力レベルが低くて① デコードできない、② ウォーターフォール上の FFT 処理した波形が見えないなどの不具合が発生し、正常に動作しませんでしたが、上記手順に基づいてインストールすると正常に動くようになりました。
別にもう 1 件同様な配慮が必要なアプリのインストールを経験し、本記事の掲載に至ったしだいであります。
もし、今まで 64bit 版 OS で動作させることができない方は参考にしていただければ、幸いです。
※ 試していませんが、Windows 8 (64bit版) も同様ではないかと思います。