宇和島の近くの、八幡浜市 真穴地区に伝わる雛飾りの「真穴の座敷雛」と呼ばれるもので、例年4月2日~3日に一般公開されています。
その家に長女が生まれると、初節句にお雛様やお供えを座敷いっぱいに飾り付けて公開されるもので、縁側や庭先から一般の方も観覧できます。
段飾りのお雛様だけでなく、近所のお家の盆栽等も総動員し、座敷上に庭を作り上げ、その中にお雛様を飾り付けた豪華な作りです。
真穴地区には、専門の飾りつけを行う方が居て、その方の指揮のもと一家総出で作り上げていくそうです。
写真の雛飾りは、近くの日本庭園 「南楽園」 (宇和島市津島町) で展示されていたもので、八幡浜市 真穴地区のものと同様、襖や障子を外した大広間に作り上げられています。
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