日本裁判官ネットワークブログ
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1 もうそろそろ健康論も終わりにしようと思っていたのに,また書きたいことができてしまった。私が近く新健康法の実験を開始することにしたので,その内容を書いておきたくなったのである。実験の成果が出てから書けばよさそうなものだが,多くの人が試してみる価値がありそうに思えるので,「健康配達人」を自称している者として早めに書いておくことにしたのである。
2 今回は「干しえのき茸茶健康法」で,お茶健康法の一種である。先頃のある朝NHKのテレビを録画したのに,暫く見るのを忘れていたが,先日の週末の夜ふと思い出して再生し,いささか感動したため,実験することになった。このような場合の常として,私は早起きして毎朝約20分間テレビの前に設置してあるノートパソコンに向かい,録画を見ながら3日かけてA4で2ページの レジュメを完成し,今回も事務員に配布した。
3 まずえのき茸を2パックくらい買ってきて,根の部分を切り捨てて,更に3分割する。ほぐしてザルなどに広げ,2時間以上天日干しにする。水洗いはしない。干したり切ったりすると頑丈な細胞壁が壊れて,成分を抽出し易くなるのだそうである。天日で2時間干すとビタミンDが2倍に増え,カルシウムの吸収を助け,骨粗鬆症を防止できる。それ以上干しっぱなしで構わないが,ビタミンDはもう増えない。電子レンジで乾燥する方法もあるが,ビタミンDは増えないそうである。
4 このえのき茸健康法は,干しえのき茸を魔法瓶に約5グラム入れ,湯500CCを注ぐ。湯を沸騰させ,約5分放置すると95度くらいになる。熱水抽出と言って漢方薬でもこの温度がよいとされているらしい。そして「30分待つのだぞ。」ということで,30分で成分が抽出される。このようにして毎日お茶にして飲むと,簡単なので継続し易いし,案外美味しい。飲む量はとりあえず毎日500CCがよさそうである。干しえのき茸は1日5グラムでよいが,多くても弊害はない。
5 この健康法は「内臓脂肪減少大作戦」ということになる。ごく最近日本の大学教授により,えのき茸だけに含まれる「エノキタケリノール酸」と命名された脂肪酸が発見されたそうで,内蔵脂肪を大幅に減少させる効果があるそうである。内臓脂肪は40歳代になると急に増えるが,減食しないでえのき茸茶を飲むことで,2週間で内蔵脂肪が26パーセント,体重が1・9キロ減少した例があるそうである。えのき茸茶を飲むと,エノキタケリノール酸が脂肪細胞に入り,アドレナリンと結合して脂肪の代謝が活性化するし,皮下脂肪も減るという。
6 えのき茸には「キノコキトサン」という物質も多く,脂肪の吸収を押さえるので,両方を併せて減量に効果的だということのようである。
7 お茶の中にあるえのき茸はそのまま食べればよい。天日干しで乾燥不十分なら,保存のためにフライパンで空煎りをし,瓶で保存する。カビ防止のため乾燥剤を入れておくとよい。カリウムが多いので,腎機能が低下している人は控えた方がよいそうである。
8 この新健康法は,ひょっとすると私がしぶとく行なっている多くの健康法の中で唯一のA級健康法と考えている「ゴーヤジュース健康法」に肩を並べることになるかも知れない。ゴーヤ健康法は開始後既に2年を超えたが,血糖値の低下(正常値化)について医師も驚く劇的な効果を発揮した。この方法を高血糖値に悩む多くの友人に教えて感謝されてきたが,「健康配達人」を自称する由縁となった。わがB級健康法には,納豆,豆腐,ヨーグルト,鮭,トマトジュースなどをしっかり摂取する健康法や10種に及ぶお茶健康法などがある。わがC級健康法は沢山あるので書き切れない。
9 えのき茸健康法もお茶を飲むので,これまでのお茶健康法との調整が必要になる。種類を変えたお茶を毎日1リットル飲むというのがこれまでの方法なので,えのき茶と並用すると水分の過剰摂取で病気になりそうである。そこで毎日,えのき茶とそれ以外のお茶を500CCずつ飲むという名案を思いついた。いささか準備に面倒な思いもあるが,やむを得まい。その効果の程はとりあえず体重の変化で確かめることになるが,いずれキチンと検査することになるだろう。。
 さてわが新健康法は,見事柳の下の「二匹目のどじょう」になれるのであろうか。(ムサシ)



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