裁判所に放火行為が行われたとの報道がなされています。現行犯逮捕されたようですが(現場に、警察官がいたのも、令状請求の関係であって、裁判所の特殊性といえましょうか。市役所など他の公共機関ではまずないでしょうね。)、詳細は続報を待ちましょう。ところで、こうした事例がおきやすい状況になっており、当ネットのホームページ(http://www.j-j-n.com/)で、「Judgeの目その17 開かれた裁判所の理念と裁判所の警備問題~2つは矛盾するのでしょうか。」でも論じておきましたが、裁判についての普遍的な価値を踏まえつつ,裁判所が現在の状況に応じた警備問題の取組みも必要な時代になってきているといえましょう。裁判所が頼りにされ、いろいろな人が出入りをするだけに、そして、裁判員制度で裁判を支える人が増えるだけに、警備問題は重要な問題です。
以下は、時事通信からです。
裁判所に放火、59歳男逮捕=「不当判決で恨み」-神奈川県警
25日午後1時半ごろ、神奈川県藤沢市朝日町の藤沢簡裁2階の廊下で、男が持っていたペットボトルからガソリンのような液体をまき、ライターで火を付けた。廊下など約3平方メートルを焼き消し止められたが、同階にいた30歳と61歳の男性会社員2人がのどや目の痛みを訴え、病院に運ばれた。いずれも軽傷という。男は逃走したが、逮捕令状請求で訪れていた県警藤沢署員に現住建造物等放火の現行犯で逮捕された。
調べによると、男は住所不定、無職樺沢澤夫容疑者(59)。同容疑者も左手に軽いやけどを負った。
調べに対し、樺沢容疑者は「今年2月に交通事故の裁判で不当な判決を受け、恨みがあった」と供述しており、同署が詳しい動機を調べている。
以下は、時事通信からです。
裁判所に放火、59歳男逮捕=「不当判決で恨み」-神奈川県警
25日午後1時半ごろ、神奈川県藤沢市朝日町の藤沢簡裁2階の廊下で、男が持っていたペットボトルからガソリンのような液体をまき、ライターで火を付けた。廊下など約3平方メートルを焼き消し止められたが、同階にいた30歳と61歳の男性会社員2人がのどや目の痛みを訴え、病院に運ばれた。いずれも軽傷という。男は逃走したが、逮捕令状請求で訪れていた県警藤沢署員に現住建造物等放火の現行犯で逮捕された。
調べによると、男は住所不定、無職樺沢澤夫容疑者(59)。同容疑者も左手に軽いやけどを負った。
調べに対し、樺沢容疑者は「今年2月に交通事故の裁判で不当な判決を受け、恨みがあった」と供述しており、同署が詳しい動機を調べている。