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ジャガイモと一緒に植えてませんか?キュウリと一緒に植えるべき植物と、一緒に植えてはいけない植物

2024-07-20 | 先住民族関連

モダンリビング 7/19(金) 21:00

ガーデニングの世界では「共に育ったものは相性がいい」、つまり一緒に栽培してうまく育つものは味もよく合うといわれます。たとえばトマトとバジル、トウモロコシとズッキーニなどがいい例です。でもそれは味に限った話ではありません。ある植物を一緒に育てると、庭全体の植物の健康を保つのに役に立つことがあります。この方法はコンパニオンプランティング(共生栽培)と呼ばれています。特定の植物同士を近くに植えて栽培することで、お互いの成長を促しつつ害虫を寄せ付けないようにし、収穫量を増やすことができるのです。

【写真集】キュウリと一緒に植えるべき植物と、一緒に植えてはいけない植物

イロコイ族やチェロキー族などアメリカの先住民族はトウモロコシ、豆、カボチャを植えるときに「スリーシスターズ」という名前で知られるこの方法を使ってきました。アラバマパブリックテレビの園芸番組「ガーデンパーティ」で司会を務めるトレース・バーネットはコンパニオンプランティングについてこう語ります。「この方法は庭の活力を高めるために自然が編み出した精巧な設計図です。植物を戦略的に組み合わせ共生させることで養分を循環させ、害虫を駆除し、受粉媒介者を誘引します。結果として生態系が発達します。キュウリに関していうとこの共生関係は単なる共生を超え、それぞれの植物が重要な役割を果たすことで庭全体が交響曲を奏でます」

コンパニオンプランティングの組み合わせ、つまりコンパニオンプランツを選ぶ際には栄養の必要性、成長速度の違い、日照条件など、考慮すべき要素がたくさんあります。片方だけが遥かに大きくなりもう一方に日が当たらないようにしてしまったり、養分をめぐって互いに競合するような植物はみなさんも選びたくないでしょう。今回はキュウリにピッタリなコンパニオンプランツをご紹介します。

【OK】マメ類

エンドウマメ、インゲンマメ、レンズマメはキュウリの素晴らしいパートナーです。土壌の窒素濃度を一定に保ち、土壌の栄養分を豊かにしてくれるからです。またマメ科の植物は大きくなると蔓を伸ばし自然の日陰をつくってくれるので、土中の水分が保たれ、土壌が侵食されることもありません。まさに嬉しいことばかりです。

【OK】トウモロコシ

前出の「スリーシスターズ」農法のなかで、トウモロコシはキュウリが蔓を絡ませる天然の棚として機能します。一方トウモロコシにとっても利点が。キュウリの大きな葉は雑草の成長を抑え土壌の水分を保つので、結果としてトウモロコシの成長が促進されます。

【OK】ラディッシュ

Ralf Geithe//Getty Images

キュウリと一緒にラディッシュを植えると家庭菜園の大敵、ハムシ(cucumber beetle)を撃退できます。またラディッシュは成長が速く、根は圧縮されて固くなった土を砕いて柔らかな土壌にしてくれます。ニンジン、ニンニク、タマネギ、ビーツなど他の根菜類も同じような効果があります。

【OK】ヒマワリやマリーゴールド

キンレンカ、マリーゴールド、ヒマワリなどはキュウリと大親友になれる花です。見た目が美しいのに加え、キュウリにとって役立つ性質をもっているのです。例えばキンレンカやマリーゴールドの香りはアブラムシ、ハムシ、コナジラミなどの害虫を寄せ付けない天然の駆除薬です。また茎の長いヒマワリはキュウリが蔓を這わせる天然の棚になります。さらにこれらの花々には庭全体に有益な受粉媒介者を引き寄せる効果もあるので、収穫量も増加します。

【OK】ディル

ディルは害虫を駆除する捕食性の昆虫を引き寄せるという利点があります。また一緒に栽培して収穫すればザジキソースも楽しめてしまいます。ディルとキュウリをギリシャヨーグルトに合わせるだけの簡単な一品なのでトライしてみましょう。オレガノもディルと同じような効果を発揮します。

【NG】ジャガイモ

ジャガイモは養分をたくさん必要とするので、キュウリと養分や水分を奪い合う可能性が高いです。また疫病にかかりやすいので、キュウリに広がる恐れもあります。

【NG】セージとミント

これらの香りの強いハーブはキュウリの成長を妨げ、味に影響を与える可能性があります。またミントは他の植物にとっても成長に必要な養分を奪い、成長を妨げる存在なので注意が必要です。

【NG】メロン

キュウリの成長するスペースを奪う可能性があります。またメロン固有の強い香りはキュウリを食べる昆虫を引き寄せてしまいます。

キュウリはたくさんの養分を必要とします。栽培するときは適切に栄養分を与えましょう。ガーデニングのプロたちが使っているのはトマト専用の肥料。キュウリにとって最適な比率でミネラルが配合されているからです。ニューヨーク植物園によると窒素が控えめで、リンとカリウムが多い肥料を使うと早く育ち、味もよくなるそうです。オーガニックの植物用肥料で窒素がリンとカリウムの量よりも少ないもの、理想的には3対4対6で配合されたものがおすすめです。またおいしいキュウリにするために水やりを怠らないようにしましょう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/072cc732b2f1a95a1f087778f741d3251876ebd0

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