先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

苫小牧・佐藤さんに道博物館協会表彰 胆振、日高の遺跡発掘や美術展企画

2022-11-23 | アイヌ民族関連
北海道新聞11/22 05:00
 苫小牧市博物館(現苫小牧市美術博物館)や勇武津資料館の館長などを務めた苫小牧在住の佐藤一夫さん(82)が、博物館活動に功績があった個人や団体に贈られる北海道博物館協会表彰を受けた。胆振、日高管内の遺跡発掘や美術展の企画、市民向け講座の開設に携わった佐藤さんは「まさかこのような栄誉ある賞をもらえるとは思っていなかった」と表彰を喜んでいる。
 佐藤さんは函館市出身で、1966年に学芸員として苫小牧市教委入り。旧勇払川の河岸で発掘されたアイヌ民族の丸木舟や静川遺跡などの調査を行った。85年に開館した市博物館の立ち上げに携わり、開館時から副館長、90年から定年退職する2001年まで館長を務めた。01年から04年まで勇武津資料館館長。
 市博物館の副館長、館長時代には、王子製紙や出光興産北海道製油所などの企業と連携し、歴史資料や美術作品の特別展示に関わった。地域の歴史や自然を学ぶ市民向け講座の開設にも携わり、講座は現在まで続いている。
 表彰式が15日に市美術博物館で行われ、同協会の石森秀三会長から表彰状を受け取った佐藤さんは「自分がこれまでやってきたことを改めて実感できた」と語った。
 道博物館協会表彰は91年度に始まり、本年度は、佐藤さんを含む2個人と1団体が表彰を受けた。苫小牧からの表彰は93年度以来で2人目となる。(小野柚香)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/763711/
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【先行プレイ】緻密で重厚な... | トップ | <デジタル発>北海道テーマ... »
最新の画像もっと見る

アイヌ民族関連」カテゴリの最新記事