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札幌観光バス、アイヌ文化の拠点巡る「セタプクサ号」運行

2024-07-17 | アイヌ民族関連

観光経済新聞 2024年7月16日

札幌観光バス(札幌市)は、新千歳空港からアイヌ文化の二大拠点である平取町の二風谷コタンと白老町の民族共生象徴空間「ウポポイ」を巡る周遊バス「セタプクサ号」の運行を7月25日から始める。

 二風谷コタンとウポポイは100キロほど離れていて交通機関も不便であることから、周遊バスを通じて観光客の交流の促進を図るため平取町の委託を受けて実施。5年目の運行となる。セタプクサはアイヌ語で「すずらん」の意。車体全体にアイヌ文様を施した専用バスで、乗車定員は24人。

 JR札幌駅近くのホテル前を午前9時に出発し、新千歳空港を経由して二風谷コタンとウポポイを訪れ、午後6時過ぎに戻る。途中、温泉施設で昼食時間を設けるほか、バスガイドがアイヌ文化の説明なども行う。

 期間は9月16日までで、8月31日までは毎日1往復(ウポポイ休業日の7月29日、8月5、13、19、26日と同25日を除く)運行。9月1日からは土日祝日のみ運行する。料金は乗車するコースにより大人1人2千円と3千円、昼食とウポポイ入場券付きが6500円。乗車券は6月2日から販売している。

 同社は「両地域を効率よく巡ることができるので、ぜひ、多くの皆さんに利用してもらいたい。現地を訪れてアイヌ文化に触れ、理解を深める機会にしてほしい」とPRに力を入れている。

https://www.kankokeizai.com/札幌観光バス、アイヌ文化の拠点巡る「セタプク/

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