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アイヌ祭具に阿寒国有林 釧路市と森林管理署、採取へ共用契約

2022-12-13 | アイヌ民族関連
北海道新聞12/12 21:28

共用林野の契約締結式に出席した(右から)梶岡雅人署長、広野洋理事長、郷右近富貴子副会長、蝦名大也市長
 釧路市と根釧西部森林管理署(同市)は12日、アイヌ民族が儀式に用いる祭具や料理の素材となる植物やキノコを国有林で採取できる「共用林野」の契約を結んだ。アイヌ文化の安定的な継承につなげる狙いがある。契約は日高管内新ひだか町と日高南部森林管理署(同町)、千歳市と石狩森林管理署(札幌市)に続いて道内3例目で、道東では初めて。
 2019年に成立したアイヌ施策推進法に基づく特例措置。釧路市内の阿寒アイヌ協会などとも協議して市が国有林活用の計画を作り、国から認定を受けた。
 契約では、市内阿寒町の国有林3028ヘクタールを共有林野に設定。採取できるのは山菜や果実など23種類で、それぞれの採取数量も決めた。祭具「イナウ」に使うヤナギの枝は年300本、アイヌ料理の食材となるギョウジャニンニクは年2キロ採取できる。
 契約期間は24年3月末までで、以降も更新する予定。同協会によると、共用林野での初採取は、雪解け後の来春以降に行う見通しだ。
 同管理署での契約締結式には、蝦名大也市長、梶岡雅人署長、同協会の郷右近富貴子副会長、阿寒アイヌコンサルンの広野洋理事長らが出席。郷右近副会長は「アイヌ民族の生活にとって、山野の産物は切っても切り離せない。アイヌ文化を継承する上で明るい未来が見える」と相好を崩した。蝦名市長は「国有林の貴重な資源を活用し、釧路の宝であるアイヌ文化を守りたい」と述べた。(松井崇)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/773894/

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アイヌ舞踊 観客も一緒に 阿寒保存会公演

2022-12-13 | アイヌ民族関連
北海道新聞12/12 19:53

釧路市立博物館で開かれたアイヌ古式舞踊公演(小川正成撮影)
 阿寒アイヌ民族文化保存会によるアイヌ古式舞踊公演が釧路市立博物館で開かれ、市民ら約30人が伝統的な歌や踊りを楽しんだ。
 同館で来年1月22日まで開催中の企画展「リムセヤン・ウポポヤン~受け継がれる道東アイヌの歌と踊り~」の関連事業として10日に開催した。
 同保存会の10人が、ササの葉が付いた棒を振る魔よけの踊り「タクサの舞」や、タンチョウの親鳥がひな鳥に飛び方を教える様子を表現した「サロルンリムセ」(鶴の舞)、民族楽器ムックリ(口琴)の演奏など9演目を披露。観客は歌に合わせて手拍子でリズムを取り、円形に集まって踊る「エッサホー」(輪踊り)では、保存会メンバーと一緒に踊りを楽しんだ。
 アイヌ文化が好きという釧路市立鳥取小4年の吾妻大志君(9)は「すごく楽しくて、時間があっという間に過ぎた。輪踊りに参加できてうれしい」と笑顔で話した。(伊藤凱)
☆サロルンリムセのムは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/773846/

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ウポポイ開業の舞台裏解説 国立アイヌ民族博物館で13日から展示会 白老

2022-12-13 | アイヌ民族関連
北海道新聞12/12 21:21 更新

アイヌ語による案内表示について解説したパネル
 【白老】胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」内の国立アイヌ民族博物館で13日から、ウポポイ開業までの経緯や、アイヌ語を第1言語に位置づけた案内表示について解説する展示会「ウポポイのことばと歴史」が始まる。アイヌ文化復興・発展の拠点として2年前に開業したウポポイの舞台裏が分かる内容だ。
 展示は3章構成で、同館など所蔵の資料計約60点を並べる。1章はウポポイが立地するポロト湖畔の歴史を年表やポスター、模型で紹介する。2章はアイヌ語による案内表示について取り上げ、特に「化粧室」「展示室」「回廊」という日本語をアイヌ語で表記した際の考え方を詳しく説明。3章は北大の一角に事務所が置かれた博物館設立準備室の取り組みを振り返る。
 12日には報道関係者に先行公開し、佐々木史郎館長は「開業の背景や案内表示の工夫を知ってほしい」と来場を呼びかけた。来年2月12日まで。月曜と年末年始(12月29日~1月3日)は休館。観覧にはウポポイの入場料(中学生以下無料)が必要。問い合わせはウポポイ、電話0144・82・3914へ。(佐藤圭史)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/773775/

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「へぇ?」と反応し満面の笑みに…杉田水脈総務大臣政務官を直撃!「発言の撤回と謝罪の真意」を聞いた

2022-12-13 | アイヌ民族関連
フライデー12/12(月) 16:00配信

12月6日、総務委員会に向かう杉田氏に失言撤回について質すも、カメラを向けると、なぜかご覧の笑顔に……
「日本に女性差別は存在しない」(’14年)
「男女平等は、実現し得ない、反道徳の妄想」(’14年)
――思えば8年以上前から、衆議院議員で総務大臣政務官の杉田水脈(みお)氏(55)は問題発言を繰り返してきた。そしてその”口撃”の標的となっているのは、常に社会的弱者だった。
「今回、問題になったのもLGBTQや在日コリアン、アイヌ民族について発した、『子供を産めない彼らは生産性がない』『(LGBTQ支援について)被害者ビジネスに骨の髄までしゃぶられる』『品格に問題がある』『気持ち悪い』『日本国の恥さらし』などのヘイトスピーチまがいの発言でした」(自民党若手議員)
立憲民主党の塩村あやか参議院議員(44)に一連の問題発言を追及されても、杉田氏は「(発言をした当時)一般人だった私がこのような感想を持つのは仕方がない」とまるで他人事。
「ただ単に落選中だっただけ。これまで野党や世間から発言の撤回や謝罪の要求があっても一切応じてこなかった。彼女はそれが自分の”持ち味”だと思っているんじゃないでしょうか」(前出・自民党若手議員)
松本剛明総務大臣(63)から発言の撤回、謝罪を指示され、12月2日の参院予算委員会で一部を撤回。12月6日、エレベーターから降り、微笑みながら総務委員会へ向かう杉田氏を直撃した。
――おはようございます。この度の発言の撤回と謝罪、杉田議員としては不本意だったのではないですか?
「へぇ? いえいえ、そんなこと……」
――信念を曲げての撤回と謝罪だったと思いますが。
「いえいえ、内閣の一員なので! 頑張ります」
そう言うと、やはり笑顔で委員会室に入り、松本総務相に手を合わせ、ぺこぺこと頭を下げた。その姿からは到底事の重大さを理解しているとは感じられなかった。前出の自民党若手議員によれば、杉田氏本人は大炎上してもさほど気にしていないという。
「議員事務所にかかってくる電話は『水脈さんは間違っていない』など、励ましの声が多いと誇らしげに語っていた。本人も『政治家になる前の発言まで問われるのは……』と反省の色はみえない」
これまで比例代表で、代議士の地位についてきた杉田氏。しかし、次期選挙は厳しいと政治ジャーナリストの安積明子氏は考察する。
「比例単独候補として優遇されてきましたが、自民党の内規は『原則2回』までで、次の衆院選までに小選挙区を探さないとならない。後ろ盾だった安倍元首相亡き今、党内調整も難しくなってきました」
岸田文雄総理(65)は「人事は適材適所」と更迭を否定したが、先行きは不透明だ。
「来年1月の通常国会の前に内閣改造が行われると予想されており、公職選挙法違反の疑惑を追及されている秋葉賢也復興相(60)とともに交代する見込み。参議院比例に転出するにしても、イメージを一新しなくては」(同前)
ヘイトまがいの”口撃”を繰り返すことで一部の大物に引き上げられてきた杉田氏。政治家でありながら、弱者の尊厳を傷付けた代償を支払う日は近そうだ。
『FRIDAY』2022年12月23日号より
https://news.yahoo.co.jp/articles/0dd13856b78a99edd8bbe89593c6b20827be11bd

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グレタ・トゥーンベリが語る気候危機解決への道とは?『ザ・クライメート・ブック(気候の本)』を発表した本人に直撃

2022-12-13 | 先住民族関連
ELLE 2022/12/12 By Reina Shimizu
加速する気候変動の問題にどう対処すべきか。19歳になった環境活動家、グレタがUK版『エル』のインタビューに答えた。エル・ジャポン1月号より。
持続可能でない社会で、持続可能な生き方をすることはできない
19歳の環境活動家、グレタ・トゥーンベリは、「気候変動を解決する上で、最も重要なツールは民主主義」と信じている。今ひとりひとりに求められているのは、正しい知識を得ること、そしてそれを他の人たちに広め、民主主義の力で実効性のある対策を直ちに実現することだ。そんな思いから、10月に著書『ザ・クライメート・ブック(気候の本)』を発表した。大学入学を控えてサバティカル・イヤーを過ごしているグレタは、スウェーデンから電車とフェリー、バスを乗り継いでヨーロッパの友人たちを訪ねる旅の途中で、ロンドン入りした。
『エル』UKによる取材はチェルシー薬草園で行われ、グレタは、撮影の間もカモミールの花に囲まれて楽しげに踊る。そこには、かつての孤独な少女の面影はない。
11歳で、家族やごく一部の人以外と話すことをやめた。しかし、15歳になったグレタは一人議会前に座り込み、学校ストライキを始める。「とても変な子だった」と言いつつ、「アスペルガーのおかげで、愚行がまかり通っていることを見抜くことができた」と振り返る。白黒でしか物事が見られないアスペルガーを、スーパーパワーと呼んだこともある。本の冒頭では「もう少しサステナブルになるということはあり得ない。サステナブルか、そうでないかのどちらか。生きるか、死ぬかのどちらかしかないのと同じ」と書いた。
活動家になったおかげで「自分と同じような変わり者たちにたくさん出会えて、かけがえのない仲間ができた」。孤独だった少女の勇気が、世界の人たちの意識を変えつつある。
希望とは誰かがくれるものではなく、自分で行動して手に入れるもの。私たちは今ならまだ、問題を解決できる

SILVANA TREVALE
本の寄稿者の一人、作家のマーガレット・アトウッドはグレタをジャンヌ・ダルクにたとえるが、本人は「誰かが一人で行動して解決できる危機ではない」と強調する。この本は、「気候変動について考え、対話する際にいつでも頼りになる参考書」であり、「本に込めた主なねらいは人々に行間を読み、自分で結論を出すという行動を始めてもらうこと」と語る。
本の前半では、科学者の警告が繰り返される。さらに、危機に直面している先住民族の声を、ブラジルの活動家やスウェーデンのサーミ人の作家が代表して寄せている。グレタは先進国の無策のせいでグローバルサウスの人々に温暖化による被害が集中していることを犯罪と糾弾し、「気候正義は、北が世界を救うという問題ではない」と述べる。むしろ、生物多様性を維持しながら自然と共存してきた先住民族の生き方に、先進国の私たちが学ぶべきなのだ。気候変動は、人類が長年の間違いを正す歴史的なチャンスでもある。
「どんな個人の行動も気候変動を食い止めることはできない。持続可能でない社会で、持続可能な生き方をすることはできない」とグレタは断言する。大きな問題は、炭素排出量の目標値や統計に抜け穴があることだ。先進国による産業革命以降の過去の排出量、それに国内で消費される製品のうち国外で生産される過程や、輸出されるプラスチックごみの処理による排出量などは含まれていない。巨大企業はグリーンウォッシュによって問題をやり過ごし、膨大な炭素排出を続けている。
気候変動について考え、対話する際にいつでも頼りになる参考書
「私たちに必要なのは、システムの変革と個人の変革の両方。さらには規範や言論を根本的に変える必要がある」とグレタは主張し、サステナブルな生活の楽しさを教えてくれる。
使い捨てや衝動買いをやめて今あるものを大切にしたりシェアしたりすれば、物欲に振り回されることも長時間労働する必要もなくなる。プラントベースの食事は健康になれる。飛行機でなく電車の旅をすれば車窓の風景が楽しめる。消費社会の習慣を手放すには大きな意識改革が必要だが、グレタは「サステナブルな習慣に変えることで、目的と意義のある人生が送れる」と約束する。
本に頻出するキーワードが「ティッピングポイント(劇的な変化が起きる転換点)」だ。たとえば広大なアマゾンは、熱帯雨林の破壊が進めば、ある時点で二酸化炭素を吸収するのではなく排出するようになり、さらに気候変動が加速する。こうした事態が地球上の各地で起きれば、取り返しのつかない事態になる。
一方で、グレタは社会にもティッピングポイントがあると信じている。「希望とは誰かがくれるものではなく、自分で行動を起こして手に入れるもの」。社会的な動物である人間は感化されやすい。十分な数の人が意識を変え、行動を起こせば、やがて世界は動く。「私たちは今ならまだ、問題を解決できる」
https://www.elle.com/jp/culture/a42173182/greta-thunberg-interview2212/

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川崎市私立橘高等学校との高大連携企画「大学見学会in関東学院大学」を開催

2022-12-13 | 先住民族関連
関東学院大学2022.12.12
12/1(木)、川崎市立橘高校との高大連携企画「大学見学会in関東学院大学」が開催され、同高校の1年生277名が横浜・金沢八景キャンパスに来校しました。本プログラムは高校1年生が高校卒業後の進路選択を進めていくために、「大学」を体験することで、自身が大学生となった姿を想像し、進学する学問検討の一助となることを目的としています。
今回の「大学見学会in関東学院大学」は全体会と分科会の2部構成。全体会は橘高校生の司会の元で小山学長の大学説明よりスタートし、これからの社会で求められる力や本学の社会連携教育、来年度開校される横浜・関内キャンパスについての説明後、本学学生によるキャンパスライフ紹介とキャンパスツアーが行われました。キャンパスライフ紹介の中のフリートークタイムでは、「大学の講義は難しいか」「学業とアルバイトの両立は可能か」「どのようなサークルがあるのか」など、大学生活についての質問を積極的に投げかける生徒と1つ1つの質問に丁寧に回答する学生の姿が見られ、大変盛り上がる展開となりました。
各学部の教員が担当する分科会では経営学部 奈良堂史准教授による「勝敗の裏に、実はビジネスがある!?~『スポーツ経営学』への招待~」、理工学部 土木・都市防災コース 規矩大義教授による「『技術と哲学』の翻訳者とは~災害から社会を守る技術を例に~」、看護学部 平田明美教授による「『支援する』ということ」など9講義を開講。生徒はそれぞれ関心のある講義に参加し、大学の学問とはどのようなものか、高校の勉強との違いについて、理解を深めました。
国際文化学部 相原健志准教授による「他者の視点に立つ:ブラジル先住民の事例から異文化理解のありかたを考えよう」では、ブラジル先住民の生活がわかる写真から受けた印象と実際の先住民の生活との比較を通じて、他者に寄り添い、共感する姿勢の必要性が伝えられました。参加した橘高校の生徒たちは皆、初めての大学の講義に戸惑いながらも真剣に聴き、必死にメモを取っていました。また、大学生が参加する講義もあり、教室内を巡回しながら生徒に声をかけ、優しくアドバイスする様子が見受けられました。教育学部 長澤真史講師の「発達の多様性とインクルーシブ教育」に参加した生徒は、「将来は保育士になりたいと考えているので、教育学部の講義に参加しました。高校では発達障害についてこんなにも深く学ぶ機会がなかったので、参加できてよかったです。夢を叶えるために必要なことは何か改めて考え、進路選択につなげたいです」と話しました。
今後も関東学院大学は、高大連携を推進し、高校生の進路選択をサポートしていきます。

国際文化学部 相原 健志准教授
 他者の視点に立つ:ブラジル先住民の事例から異文化理解のありかたを考えよう
https://univ.kanto-gakuin.ac.jp/topics/20221206-0002.html

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“誰1人取り残さない” 「インクルーシブ防災」シンポジウム

2022-12-13 | 先住民族関連
NHK12月12日 18時32分
障害がある人もない人も、すべての人に配慮した防災対策を目指す「インクルーシブ防災」について考える国際シンポジウムが仙台市で開かれ、各国の政府関係者が意見を交わしました。
このシンポジウムは、2015年に仙台市で開かれた国連の防災世界会議をきっかけに、国際社会が取り組む課題として広がったインクルーシブ防災について理解を深めてもらおうと、JICA=国際協力機構が開いたもので、アジアや中南米など7か国から招かれた政府やNGOの関係者11人や、福祉の専門家などが参加しました。
このなかで、災害時の障害者支援が専門の東北福祉大学の講師、阿部利江さんが講演し、東日本大震災では、障害者から「避難所に使えるトイレや寝る場所がなかった」とか「最初から避難を諦めていた」といった声が相次いだことを紹介したうえで、日ごろから地域に住む障害者が災害時にどんな支援を必要とするかを住民が把握することが大切だと指摘しました。
また、メキシコの政府関係者からは、メキシコに先住民や女性の視点を防災に取り入れるために、地域の災害リスクや備えを一緒に話し合う防災プログラムがあることなどが紹介されました。
参加したインドネシア政府のエルサンディ・トリアンドさんは「避難所運営の問題など、多くのことを学んた。インドネシアの取り組みはまだ十分ではないので、ここで学んだことを政策に取り入れていきたい」と話していました。
【「インクルーシブ防災」とは】
インクルーシブ防災は、「誰1人取り残さない」を理念にすべての人に配慮しようという取り組みで、2015年に仙台市で開かれた国連の防災世界会議をきっかけに、国際社会が取り組む課題として広がりました。
東日本大震災では、目や耳の不自由な人が避難できなかったり、高齢者施設の利用者が大勢、逃げ遅れたりして災害弱者の安全確保が大きな課題となりました。
一方、避難所では女性が安心して着替えや授乳ができるスペースが少なかったり、性暴力や嫌がらせを受けるなど、女性を守るための対策が不十分だったりしたことも課題となりました。
こうした教訓を踏まえ、インクルーシブ防災は、障害がある人もない人も、高齢者も女性も幼い子どもも、誰もが安全に避難し、避難先で安心して過ごせることを目指していますが、実際には、防災対策を進めるメンバーは男性が中心で、女性や障害者が少ないなど課題が指摘されています。
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20221212/6000021871.html

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JR大阪駅で映画「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の飛び出す3D特別映像放映始まる

2022-12-13 | 先住民族関連
サンスポ12/12(月) 22:15配信

JR大阪駅セントラルサウンドビジョンで始まった映画「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の3D特別映像放映 ©2022 20th Century Studios. All Rights Reserved. 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
映画「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の16日公開を記念して、JR大阪駅最大のLEDビジョン、大阪駅セントラルサウンドビジョンで12日、本作の3D特別映像放映が始まった。
全世界歴代興行収入第1位に輝いた「アバター」(09年)のジェームズ・キャメロン監督が13年間、心血を注いだシリーズ最新作。美しい海と、そこに宿る生物たちの息吹、神秘の星・パンドラの侵略をもくろむ人類と先住民ナヴィの戦いを描く。
飛び出すヒョウ「アカツキ」で話題になった大阪駅セントラルサウンドビジョンの巨大ビジョン用に特別にハリウッドで製作された映像が日本で見られるのはここだけ。
最新の予告編の後に本作の重要キャラクター、キリが惑星パンドラの海洋生物に乗って海の中からビジョンを突き破り、大阪駅に飛び出す迫力満点の3D映像に道行く人からは「きれい!」の声があがった。18日まで。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4ea0da61bb5cf030d57beaf5226e7dea5cfa0fb

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ジェームズ・キャメロン監督『アバター』シリーズ今後の構想を明かす!

2022-12-13 | 先住民族関連
アニメージュプラス12/12(月) 18:00配信

(C)2022 20th Century Studios. All Rights
全世界歴代興行収入第1位に輝き、それまでの映像界の常識を一変させた革命的超大作『アバター』(09)。映画の頂点を極めた巨匠ジェームズ・キャメロンが13年間心血を注いだシリーズ最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が12月16日(金)に全世界同時公開される。公開を前に、監督とキャストが揃って来日。12月10日(土)に来日記者会見とジャパンプレミアが行われた。
美しい海とそこに宿る生物たちの息吹、そして、神秘の星パンドラの侵略を目論む人類と、先住民ナヴィとの激しい戦いと心を揺さぶる感動のドラマが、人類史上最高の映像美でエモーショナルに描かれる。
そして、本作のワールドツアーの一環として監督・キャストが揃って来日。12月10日(土)に記者会見が行われ、前作よりも進化を遂げた没入感溢れる映像の秘密や撮影の裏側、そして本作に込めた熱い思いを、新作を待ちわびる日本のメディアとファンに向けて、熱く語った。
映画の舞台となる海にちなみ、都内水族館マクセル アクアパーク品川にて行われた<ウォーター・フロント来日記者会見>に、ジェームズ・キャメロン監督、そして主演を務めるサム・ワ?シントン(ジェイク・サリー役)とゾーイ・サルダナ(ネイティリ役)、シガーニー・ウィーバー(キリ役)、スティーヴン・ラング(クオリッチ役)ら前作『アバター』でも活躍した豪華キャスト、そしてプロデューサーのジョン・ランドーが登場。
前作『アバター』ではかなわなかった監督と主要キャストが一堂に会す奇跡の来日キャンペーンがついに幕を開けた! 会場に詰め掛けたマスコミ・ファンに向けて、キャメロン監督は「日本とは長い恋愛関係のようなものなんです。80年代半ばからずっと日本に来ていて日本の文化が大好きです。10年ぶりにまた来日出来て本当に嬉しいです。これまでの映画も日本のファンに受け入れてもらってきたので、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』も好きになってれると嬉しいです」と感慨深く挨拶。
そして監督が「Welcome to Pandora!!」と声を上げると、この日限りのドルフィンSHOWアバターver.がスタート。映画の舞台となるパンドラの海をイメージした、イルカたちの華やかなオープニング。
映画のワンシーンを思わせる優雅でダイナミックなドルフィンSHOWには監督、キャストも釘付けに。監督は「素晴らしかったと思う。イルカは大好きなんだ。知的で社会性があり、人と繋がり、学ぶことができるんです。(イルカたちに)映画に出演する許可を差し上げます! 僕も彼らに乗りたいな」とユーモアたっぷりにショーを絶賛、さらにシガーニーも「素晴らしい、とてもエキサイティングなショーでした! 今までの私の人生で見たショーの中で1番だったかもしれません」と続いた。
会見では、事前にメディアからの質問を募集し、それをMCから読み上げる形での質疑応答を実施。ワールドプレミアでの本編初披露以降、絶賛の声が拡がり続けている本作に関する直球質問が投げかけられた。
既に絶賛の声が拡がりつつあることに関して監督は「皆さんから良い反響をいただき大変うれしく思っています。製作に5年間ほど携わってきました。観客の皆さんに感情的に訴え、そして美しい世界を楽しんでもらいたいです。1作目のファンの皆さんも、前作以上の感動的な旅路に出られると思います」と作品への自信を語った。さらに、今後の映画業界の可能性や作品の構想を問われると、「今作含め続編を作ることを踏まえて新しいツール、ソフト、技術を作ってきました。『アバター』は5作目までの構想があり、とても大きなプロジェクトとして事前にいろいろとデザインしてきたです。世界感、キャラクター、クリーチャー、文化……等、パンドラがどんな世界なのか海、砂漠、山、北極のような景色もすべて準備をして取り組んでいるのでそのためには今後の準備は特にする必要がないんです。最高の設計、デザイン、CGアーティストがいてワクワク仕事をすることができましたが、これはあくまで第1章。より大きな物語が繋がってきます。私の横にいる素晴らしいキャストも続編に出演していきます。13年とは言いませんが、2年ずつくらいかけて新作を出していくのでまた喜んでもらえたら嬉しいです」と今後のシリーズの構想を明らかにした!
前作で恋に落ちた二人は
前作『アバター』で恋に落ち、本作では夫婦となり子供も設けているジェイクとネイティリを演じる、サム・ワーシントンとゾーイ・サルダナは、家族の絆を描くことでより深みを増したストーリーについて、「今作は2人のラブストーリーのさらにその先で、子供たちが加わります。若いキャストが加わったことで彼らの目を通したストーリーを皆さんに体験してもらうことができるんです」(サム)「家族を持つことによってパンドラが危機的な状況になってしまうんです。スカイ・ピープル(人間)はそう簡単には去らず欲しいものは諦めません。サリー一家はさまざまな葛藤があります。個人としても、チームとしても。こういう状況で何をするべきなのか、どこへ行くべきなのか」(ゾーイ)とキャメロン監督の描きだすストーリーを絶賛。
さらにこの13年間で私生活でも実際に子供を持ったことを聞かれるとゾーイは、「私自身、母親になる前は恐れを知らないところがありましたが、自分自身よりもさらに深く愛する人がいることで彼らに何かあったらどうしようということをまず考えるようになったんです。そういう意味でも本作はより感情的な作品になっていると思います。サリー家の子供たちはかわいいですが、頭痛の原因にもなるんです」と自身とネイティリの共通点を語った。
前作では人間のグレース博士を演じたシガーニー・ウィーバーは、そのグレースの子供でナヴィの少女キリを演じたことについて、「私だけではなく、すべての俳優がパフォーマンスキャプチャーでどんな役でも演じられるようになりました。監督は俳優にとって素晴らしいことをしてくれたました。私たちは黒い衣裳を来てマーカーを付けて演技をしますが、ストーリーは俳優中心のもので、私たちはキャラクターとしてのエッセンスを演じればいいんです」とモーションキャプチャーでありながらも繊細な演技を盛り込んだことを明かしてくれた。
監督・キャストにYES/NOの札をあげてもらうスペシャルな質問コーナーでは、監督・キャストともに和やかな雰囲気で質問に答え、和気あいあいとした『アバター』チームの空気が垣間見られる一幕も。「今回、水中での訓練が大変だったと聞いています。正直、この撮影中に役を降りたいと思った人は?」という質問には全員NOの札を上げたが、シガーニーは、改めて今作の撮影がいかに自身にとってチャレンジングだったかを語ってくれた。
「ジム(監督)に誘われて14歳の頃を思い出しながらやりました。撮影まで3~4年準備期間があったので、14歳の子を観察し、学校の授業にも参加して彼女たちの声の幅を研究しました。現場は楽しくて仕方なかったんです。キリは優しくて情熱的、そして自然とのつながりを持っています。チャレンジングではありましたが、監督をはじめ皆さん、そして子供たちのキャストも私を受け入れてくれ本当に家族というものを感じました」と現場でも映画さながらの絆が出来ていたと語った。
さらに、これまでも海にまつわる作品を数多く制作し海を愛する監督は、「子供の頃から海が大好きなんです。スキューバダイビングを17歳から始めて何千時間も海の中で過ごしています。ただ、実際の海の美しさ、すばらしさから時として一度離れてありがたさを知ることは大切なことです。ファンタジーやSF作品を通して、自分たちの持つ海の美しさを考えてもらいたいですし、本作ではそれが伝わるのではないかと思っています。作品では、どこにあるかわらない惑星の話ではなく、私たちの地球の大切さについて語っています。私たちがもっと地球を気にかけていかなくてはならないのです」と作品の持つメッセージ性も語った。
映画を心待ちにしている会場のファンから、「I see you」という『アバター』シリーズにおける名セリフについての質問されたキャメロン監督はとても良い質問と絶賛しつつ、「この言葉は、私たちの“つながり”を表している言葉です。お互いに共感できる存在であること、作品の中ではナヴィと別の種族とのつながりも表しています。シンプルな使い方では、“あなたがいる=おはよう”的な意味合いもあるし、深く使うと“理解をする”という意味もあります。前作『アバター』でネイティリがトルークマクトに乗って現れたジェイクに使う時は、“今まで理解できていなかったが理解した”という意味になる。さらに深くすると、“あなたを愛しています”という意味にもなります。愛、理解、尊敬、認識するという意味も持っているんです。人間は人生の中でコミュニティの中で認識してほしい、理解してほしい、そして何かをしたい、何かになりたいという気持ちがあります。このコンセプトを映画の中でも描いてるんです」とその言葉の持つ意味、そして『アバター』シリーズに込めたメッセージを丁寧に教えてくれた。
ジャパンプレミアでは
また、同日の午後にTOHO シネマズ 日比谷で行われたジャパンプレミアでは、本作の舞台となる“海”にちなみ、青いカーペットが敷かれ、カーペット上には、豪華な来日ゲスト直々の歴史的超大作のお披露目をカメラに収めようと、会場には多くのマスコミが集まった。そして、日本最速となる本編上映では、映画の歴史が変わる瞬間をいち早く目撃するために集まったファンに向けて<舞台挨拶>を実施。世界歴代興行収入NO.1 に輝くほどの社会現象を巻き起こした前作『アバター』の続編とあって、会場内は超満員。来日ゲストが舞台袖より登場すると、集まったファンのボルテージは最高潮に達し、会場は歓声と凄まじい熱気に包まれた。
まず、ブルー・カーペットに登場したジェームズ・キャメロン監督。来日することを誰よりも楽しみにしていた親日家のキャメロンは、日本で初お披露目となる本作の鑑賞を楽しみに待つファンに向けて「若いファンの方もたくさんいて嬉しいです。前作を劇場で見たことがない若い人が観てくれるから最高の気分です」とメッセージを贈り、「先日のワールドプレミアから、世界中の方々から反響を頂いているので、とても嬉しいです」と、ついに公開を迎える本作への想いを告白。また、ジェイク役を務めた主演のサム・ワーシントンは「日本のファンが相変わらず熱狂的で最高の気分です。僕が演じたジェイクは新たに家族も増えて、精神的に大人になっています。でも、どこか無鉄砲なところは変わっていませんね(笑)」と語り、ジェイクを支える妻・ネイティリ役のゾーイ・サルダナは「素晴らしい日本の文化にはずっと興味がありました。日本の映画、ファッション、文化、食事からとても影響を受けています。アリガトウゴザイマシタ!」、物語の鍵を握る14 歳の少女・キリ役を務めたシガーニー・ウィーバーは「前作もかなり熱狂的なファンがいたけど、今回はもっと熱いファンが多いみたいね。本作をとても誇りに思うわ。演じるときに自身の14歳を思い返したり、10歳~14歳の子供たちを観察したんです。完成版のキリを見てとても楽しそうに動いていたので最高の気分でした」、再びジェイクらの前に立ちはだかるクオリッチ役のスティーヴン・ラングは「今回はほとんどがパフォーマンスキャプチャーでの撮影だったから大変でした。特に水の中での撮影でしたし。結果的には、完成版最高のものに仕上がっていたから、とても満足しています」などと、美しい海とそこに宿る生物たちの息吹、そして、神秘の星パンドラの侵略を目論む人類と、先住民ナヴィとの激しい戦いを描いた心を揺さぶる感動のドラマを、比類なき没入感と共に紡いだ最新作の魅力を存分に語った。
観客に向けて大きく手を振り、笑顔で応えるなど、最高のファンサービスで会場を魅了した来日ゲスト陣。全員揃ってのセッションでは集まったファンの「日本中が!」に続き、ゲスト全員で「アバ体験!」と声を揃えて日本での大ヒットを祈願した。
その後行われた舞台挨拶では、身近なところでキャメロン監督を支えたプロデューサーのジョン・ランドーが「ハロー! 再び東京に来ることができて嬉しいです。皆さんお越しいただきありがとうございます。努力して作り上げたこの素晴らしい作品を観ていただき、皆さんにパンドラの世界を体験してもらえることが楽しみです」と、それぞれが思いの丈を告白。会場にはゾーイ・サルダナのファミリーが駆け付けたようで、「私のファミリーにも感謝したいです。映画楽しんでいってね!」と、家族の絆のドラマが描かれた本作を彷彿とさせるような、胸を打つメッセージを放った。更にキャメロン監督は「13年お待たせし、5年かけて作り上げた作品を今回、日本人の方々に初めて観ていただけるということですごく嬉しいです」と語り、最後に「アリガトー!」と日本語で心待ちにするファンにメッセージ。イベントは大盛況のまま幕を閉じた。
13年ぶりの続編となる本作への思いをたっぷり語ってくれたキャメロン監督とキャスト陣。世界ツアーがスタートし、いち早く映画を観た人から絶賛の声が集まっている本作に期待が高まるばかりだ!
アニメージュプラス 編集部
https://news.yahoo.co.jp/articles/f477c933edcf3420f596806f14a76cb7d046760e

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