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ウポポイ開業の舞台裏解説 国立アイヌ民族博物館で13日から展示会 白老

2022-12-13 | アイヌ民族関連
北海道新聞12/12 21:21 更新

アイヌ語による案内表示について解説したパネル
 【白老】胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」内の国立アイヌ民族博物館で13日から、ウポポイ開業までの経緯や、アイヌ語を第1言語に位置づけた案内表示について解説する展示会「ウポポイのことばと歴史」が始まる。アイヌ文化復興・発展の拠点として2年前に開業したウポポイの舞台裏が分かる内容だ。
 展示は3章構成で、同館など所蔵の資料計約60点を並べる。1章はウポポイが立地するポロト湖畔の歴史を年表やポスター、模型で紹介する。2章はアイヌ語による案内表示について取り上げ、特に「化粧室」「展示室」「回廊」という日本語をアイヌ語で表記した際の考え方を詳しく説明。3章は北大の一角に事務所が置かれた博物館設立準備室の取り組みを振り返る。
 12日には報道関係者に先行公開し、佐々木史郎館長は「開業の背景や案内表示の工夫を知ってほしい」と来場を呼びかけた。来年2月12日まで。月曜と年末年始(12月29日~1月3日)は休館。観覧にはウポポイの入場料(中学生以下無料)が必要。問い合わせはウポポイ、電話0144・82・3914へ。(佐藤圭史)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/773775/
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