先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

スタンレーパーク老舗跡地に後継レストラン 建物、景観はそのままで

2018-01-19 | 先住民族関連
バンクーバー経済新聞2018年01月18日
 バンクーバー公園管理局が1月15日、スタンレーパーク内の老舗レストラン「The Fish House」跡地に新レストラン「Stanley Park Brewing Company」(8901 Stanley Park Drive, Vancouver)を開業準備中であることを発表した。
 「The Fish House」は2015年に惜しまれながら25年の歴史を閉じた老舗レストラン。緑に囲まれた建物は、営業主を変えながら1949年以来レストランとして営業してきたヘリテージビル(歴史的建造物)で市民の愛着も深い。開業を前に450万カナダドルを費やし改装を施すが、建物外観や外側のデッキなどはそのまま使い、小規模のビール醸造施設を設ける予定。
 新レストランの決定に当たり市当局では地元の住民、先住民族、ビジネス協会などと協議したほか、「レストランの運営が公園の生態系、特にレストラン周辺に生息するアオサギへの影響がないことを公園環境保全協会と共に確認した」と説明する。レストラン側も、パティオでの音楽演奏はせず、窓などの防音を完備する、ビール生産工程で発生するにおいを建物外に放出しない、などの対応で周辺への影響を最小限にとどめることを公表している。
https://vancouver.keizai.biz/headline/2451/

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回転窓/北海道命名150年 [2018年1月18日1面]

2018-01-19 | アイヌ民族関連
日刊建設工業新聞社 [2018年1月18日1面]
 かつての「蝦夷(えぞ)地」が「北海道」と命名されて今年は150年の節目に当たる。名付け親は三重県松阪市出身の探検家、松浦武四郎▼「北加伊道」など6案を明治政府に提案し、最終的に現在の名称となった。「カイ」という言葉に「この地で生まれたもの」という意味があると、アイヌ民族の長老から教わり、先住民族の存在を尊重する思いを込めたと言われる▼松浦は6回にわたって現地踏査を行い、地形やアイヌの暮らしなどを詳細に記録した。蝦夷地通として知られ、大久保利通や西郷隆盛らも情報を得ようと訪れていたという。踏査を通じ、現地の人々が搾取されている状況も目の当たりにした。改善を訴えたが、反発を受け、思うようにはいかなかった▼北海道は今月、命名150年事業のキックオフイベントを実施。松浦の生誕200年にも当たることから、松阪市も記念事業を展開する▼「住む人の命と文化を守るのが(行政の)最大の仕事と指摘した心優しい旅人」。長年研究した秋葉實さんは松浦をそう評していたそうだ。人に寄り添う精神を持って物事が進められているか。改めて考える機会にもしたい。
https://www.decn.co.jp/?p=96994


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網走PRお任せを 第44代流氷パタラ4人決定「魅力たくさん伝えたい」

2018-01-19 | 先住民族関連
北海道新聞01/18 05:00

第44代流氷パタラに決まった(左から)坂本さん、武田さん、生田さん、植松さん
 【網走】第53回あばしりオホーツク流氷まつり実行委(田上寿春委員長)は17日、「第44代流氷パタラ」に就任した女性4人を発表した。網走での観光客のおもてなしや市外での観光キャンペーンなど、さまざまな場に出向きPR活動に力を注ぐ。
 選ばれたのは、ともに東京農大1年の坂本成美(まさみ)さん(19)と武田萌乃(ほの)さん(19)、会社員生田萌笑(めばえ)さん(21)、市職員植松莉沙さん(20)で、生田さんと植松さんは網走出身。4人は推薦で就任が決まった。
 「パタラ」は北方先住民族ウイルタ族の言葉で「お嬢さん」を意味し、同民族に伝わる「イルガ」と呼ばれる伝統的な文様が入った衣装で活動する。
 網走の魅力について、茨城県出身の坂本さんは「畑一面に積もった雪や夕日がきれい」、東京都出身の武田さんは「キンキなど海産物がおいしい」と答えた。今後の活動に向け、生田さんは網走刑務所のイメージが強いことを挙げ「他にもたくさんの魅力があることを伝えたい」、20年間網走で暮らす植松さんは「ここでしか見られない流氷をPRできれば」と意気込んだ。
 任期は1年。4人は27日、釧網線で運行される観光列車がJR網走駅に到着した際の歓迎イベントでデビューする。2月10~12日には市内の網走商港埠頭(ふとう)で開かれるあばしりオホーツク流氷まつりに参加し、冬季観光を盛り上げる。(光嶋るい)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/157456

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チリ訪問:教皇、南部テムコでミサ「一致を作り出す人に」

2018-01-19 | 先住民族関連
バチカン放送局17/01/2018 12:57
チリを訪れている教皇フランシスコは、南部の都市テムコでミサをとり行われた。
1月17日、チリ司牧訪問3日目に入った教皇は、午前、首都サンティアゴの空軍基地から特別機で、およそ670Km南のテムコに向かわれた。
ラ・アラウカニア州の州都テムコは、人口約28万人の都市。マプチェ族が先住していたこの地域には、現在もその文化・伝統が色濃く残されている。
教皇はテムコの空港でミサを捧げられた。このミサには、アラウカニア地方の先住民族の代表らも参加した。
人々の発展を意向とするこのミサの中で、教皇は説教を通して、人間の尊厳の擁護や一致の構築を呼びかけられた。
教皇は、アラウカニアの素晴らしい風景の背後に、人権の重大な侵害に苦しみ、多くの不正義の重荷を毎日背負う人々の存在を見つめ、これらの人々の苦しみのために祈るよう招かれた。
土地を奪われ、追放され、その回復を願う人々の重い苦しみに心を寄せつつ、教皇は一致と和解のプロセスを脅かすあらゆる形の暴力に注意するよう促された。
相互理解の文化は、暴力と破壊を基礎には成り立たない、暴力は暴力を生み、正当な理由をも最後には誤ったものにしてしまうと警告された。
一致のための対話を諦めないよう励まされた教皇は、紛争と分裂が勝つことがないようにと願われた。
また、教皇は、一致とは画一性でないと指摘すると共に、「すべての民族・文化はそれぞれ社会に貢献している。文化に優劣をつける論理に組してはならない」と話された。
この地が美しいものであり続けるために、わたしたち一人ひとりが互いの違いを尊重し、希望のもとに、一致を作り出す人となっていかなければならないと、教皇は説かれた。
ミサ終了後、教皇はアラウカニアの住民を代表する人々と、聖十字修道女会が運営する教育施設、カーサ・マードレ・デ・ラ・サンタ・クルスで昼食を共にされた。
http://ja.radiovaticana.va/news/2018/01/17/%E3%83%81%E3%83%AA%E8%A8%AA%E5%95%8F%EF%BC%9A%E6%95%99%E7%9A%87%E3%80%81%E5%8D%97%E9%83%A8%E3%83%86%E3%83%A0%E3%82%B3%E3%81%A7%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%80%8C%E4%B8%80%E8%87%B4%E3%82%92%E4%BD%9C%E3%82%8A%E5%87%BA%E3%81%99%E4%BA%BA%E3%81%AB%E3%80%8D/1359216

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アイヌ文化振興へ部長職 道、新設方針 象徴空間開設で強化

2018-01-19 | アイヌ民族関連
北海道新聞01/18 05:00
 道は新年度の機構改革で、環境生活部に部長職のアイヌ政策・文化振興監(仮称)を新設する方向で調整に入った。胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間」の2020年開設や、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録実現に向けた体制強化を目指す。
 歴史や文化資源を生かした地域振興を目指す国の方針に合わせ、組織改編では現在の文化・スポーツ局を「文化局」と「スポーツ局」に分割する。
残り:312文字/全文:508文字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/157528

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聖火リレールート選定へ 道、東京五輪で年内にも

2018-01-19 | アイヌ民族関連
北海道新聞01/18 05:00
 道は新年度、2020年の東京五輪・パラリンピックの聖火リレーに関し、道内ルートの選定に着手する。有識者らを交えた実行委員会を早ければ今春設置し、大会組織委員会から示される聖火の道内到着地点と滞在日数を基に、年内にもルートを決定する予定だ。
 聖火リレーは全47都道府県を巡ることが前提。20年春ごろから約130日間かけて行われる見通しだ。終着点は東京で、出発地は未定。組織委は17年度中に出発地と日数、各都道府県ごとの聖火の滞在日数を提示する。
 高橋はるみ知事は組織委に対して昨年5月、東京五輪と同じ20年に開設されるアイヌ文化復興の拠点「民族共生象徴空間」の所在地である胆振管内白老町や、日ロ共同経済活動の実現を視野に北方領土や根室管内を巡るルートを提案したという。
 1964年の東京五輪では、9月9日に千歳市に到着した聖火が札幌市、小樽市などを経て函館市まで19市町村を巡り、7日間で344キロを駆け抜けた=地図参照=。20年の滞在日数は3日間程度とみられる。
 ランナーは組織委から示される選定基準やコンセプトに沿って選び、一般からも公募する。人数などは未定。実行委はリレーを行う際の沿道整備などに関しても検討する。道は、2月開会予定の道議会に提出する18年度予算案に関連事業費を計上する。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/157514

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松阪出身・北海道の名付け親、松浦武四郎たたえイベント 生誕200年、さっぽろ雪まつりで雪像も

2018-01-19 | アイヌ民族関連
産経新聞2018.1.18 07:03
 松阪市出身の探検家で北海道の名付け親でもある松浦武四郎(1818~88年)の生誕から200年となることから、同市の実行委員会などは2月から年間を通じて記念イベントを開催する。武四郎の実家の公開や「さっぽろ雪まつり」での武四郎の雪像制作も予定。関係者は「武四郎の存在と松阪市を広く知ってもらいたい」と意気込んでいる。
 「オープニングイベント~武四郎の道は未来へとつづく」は2月24日午後1時半から、松阪市川井町の農業屋コミュニティ文化センターで開催。俳優の宇梶剛士さんが、アイヌ文化の伝承に取り組む母、静江さんと対談する。このほか、アイヌ民族による舞踊の披露や、市民の「劇団松阪ドラマシティ」による「時を越えた奇跡の旅人~松浦武四郎」、松阪少年少女合唱団による記念公演もある。
 翌25日は同市小野江町の武四郎記念館で「武四郎まつり」を開催。アイヌ古式舞踊の披露や寸劇などがあり、同日から武四郎が幼少期を過ごした実家、武四郎誕生地(同町)が初公開される。
 記念イベントに関連して「さっぽろ雪まつり」(2月5~12日)にも参加。武四郎の雪像(高さ4メートル、幅3メートル、奥行き2・5メートル)を札幌市大通り会場でつくる。雪像制作に取り組むグループの前川幸敏さんは「松阪にとっても北海道民にとっても武四郎の存在を国民や世界の人に知ってもらうことは大きな収穫。生誕地の松阪市の宣伝にもなる」と話す。
 武四郎は2月6日に生まれ、2月10日に没したとされることから、来年2月まで、武四郎が探索した大台ヶ原(大台町)へのバスツアーや、武四郎のグッズの販売、インターネットなどでのPRで盛り上げていくという。
http://www.sankei.com/region/news/180118/rgn1801180022-n1.html

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