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網走PRお任せを 第44代流氷パタラ4人決定「魅力たくさん伝えたい」

2018-01-19 | 先住民族関連
北海道新聞01/18 05:00

第44代流氷パタラに決まった(左から)坂本さん、武田さん、生田さん、植松さん
 【網走】第53回あばしりオホーツク流氷まつり実行委(田上寿春委員長)は17日、「第44代流氷パタラ」に就任した女性4人を発表した。網走での観光客のおもてなしや市外での観光キャンペーンなど、さまざまな場に出向きPR活動に力を注ぐ。
 選ばれたのは、ともに東京農大1年の坂本成美(まさみ)さん(19)と武田萌乃(ほの)さん(19)、会社員生田萌笑(めばえ)さん(21)、市職員植松莉沙さん(20)で、生田さんと植松さんは網走出身。4人は推薦で就任が決まった。
 「パタラ」は北方先住民族ウイルタ族の言葉で「お嬢さん」を意味し、同民族に伝わる「イルガ」と呼ばれる伝統的な文様が入った衣装で活動する。
 網走の魅力について、茨城県出身の坂本さんは「畑一面に積もった雪や夕日がきれい」、東京都出身の武田さんは「キンキなど海産物がおいしい」と答えた。今後の活動に向け、生田さんは網走刑務所のイメージが強いことを挙げ「他にもたくさんの魅力があることを伝えたい」、20年間網走で暮らす植松さんは「ここでしか見られない流氷をPRできれば」と意気込んだ。
 任期は1年。4人は27日、釧網線で運行される観光列車がJR網走駅に到着した際の歓迎イベントでデビューする。2月10~12日には市内の網走商港埠頭(ふとう)で開かれるあばしりオホーツク流氷まつりに参加し、冬季観光を盛り上げる。(光嶋るい)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/157456
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