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聖火リレールート選定へ 道、東京五輪で年内にも

2018-01-19 | アイヌ民族関連
北海道新聞01/18 05:00
 道は新年度、2020年の東京五輪・パラリンピックの聖火リレーに関し、道内ルートの選定に着手する。有識者らを交えた実行委員会を早ければ今春設置し、大会組織委員会から示される聖火の道内到着地点と滞在日数を基に、年内にもルートを決定する予定だ。
 聖火リレーは全47都道府県を巡ることが前提。20年春ごろから約130日間かけて行われる見通しだ。終着点は東京で、出発地は未定。組織委は17年度中に出発地と日数、各都道府県ごとの聖火の滞在日数を提示する。
 高橋はるみ知事は組織委に対して昨年5月、東京五輪と同じ20年に開設されるアイヌ文化復興の拠点「民族共生象徴空間」の所在地である胆振管内白老町や、日ロ共同経済活動の実現を視野に北方領土や根室管内を巡るルートを提案したという。
 1964年の東京五輪では、9月9日に千歳市に到着した聖火が札幌市、小樽市などを経て函館市まで19市町村を巡り、7日間で344キロを駆け抜けた=地図参照=。20年の滞在日数は3日間程度とみられる。
 ランナーは組織委から示される選定基準やコンセプトに沿って選び、一般からも公募する。人数などは未定。実行委はリレーを行う際の沿道整備などに関しても検討する。道は、2月開会予定の道議会に提出する18年度予算案に関連事業費を計上する。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/157514
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