室蘭民報 【2014年12月14日(日)朝刊】
室蘭漁業協同組合(室村吉信組合長)による「山づけ」の選別作業が13日、室蘭市舟見町の同漁協作業場で始まった=写真。11月中旬に室蘭沖で水揚げされた中から、特別に選び抜いた雄サケを使用している。20日から同漁協事務所で販売をする。
「山づけ」はアイヌ伝統の保存食で、もともとは土間にいむしろをひき、サケを山のように積んで塩に漬けて作ったのが由来だという。
八雲町内の業者が加工しており、粗塩で2度漬けしたあと、2週間寒風に当てている。同組合の後藤裕晶さんによると、例年、販売初日にほとんど完売するといい、今年は約400本を出荷する。
13日はパートら8人が、真空パックされた「山づけ」を計量し、2・2キロ以下、2・2~2・5キロなど、重さごとに数種類に分け、パッケージに「S」や「M」などのシールを貼り、手際よく段ボールの中に入れていた。後藤さんは「おいしいので、ぜひ食べてください」と話している。
販売価格は大きさで異なり、1本3600円~4700円。化粧箱入りは300円増し。販売開始日の20日は午前9時~正午。平日は午前9時~午後5時。問い合わせは同漁協、電話0143・24局3331番へ。
(池田勇人)

【写真=選別される山づけ】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2014/12/14/20141214m_02.html
室蘭漁業協同組合(室村吉信組合長)による「山づけ」の選別作業が13日、室蘭市舟見町の同漁協作業場で始まった=写真。11月中旬に室蘭沖で水揚げされた中から、特別に選び抜いた雄サケを使用している。20日から同漁協事務所で販売をする。
「山づけ」はアイヌ伝統の保存食で、もともとは土間にいむしろをひき、サケを山のように積んで塩に漬けて作ったのが由来だという。
八雲町内の業者が加工しており、粗塩で2度漬けしたあと、2週間寒風に当てている。同組合の後藤裕晶さんによると、例年、販売初日にほとんど完売するといい、今年は約400本を出荷する。
13日はパートら8人が、真空パックされた「山づけ」を計量し、2・2キロ以下、2・2~2・5キロなど、重さごとに数種類に分け、パッケージに「S」や「M」などのシールを貼り、手際よく段ボールの中に入れていた。後藤さんは「おいしいので、ぜひ食べてください」と話している。
販売価格は大きさで異なり、1本3600円~4700円。化粧箱入りは300円増し。販売開始日の20日は午前9時~正午。平日は午前9時~午後5時。問い合わせは同漁協、電話0143・24局3331番へ。
(池田勇人)

【写真=選別される山づけ】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2014/12/14/20141214m_02.html