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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

雑記帳:北海道登別市の「のぼりべつクマ牧場」は…

2014-12-06 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2014年12月6日(土)

 北海道登別市の「のぼりべつクマ牧場」は、エゾヒグマの本物の毛を使ったキーホルダー「クマった時の神(髪?)だのみ」を製作し、1個500円(税込み)で販売中だ。
 アイヌ民族が山の神「キムンカムイ」として崇拝してきたヒグマ。古来よりそのすべてが魔よけや厄よけとして効果があるとされており、「困ったときの神頼み」のことわざにひっかけた。
 抜け毛を洗浄、消毒し、ヒグマの顔をかたどったケースに封入。「お守り代わりや合格祈願にも御利益があるはず」。販売は牧場内の売店限定で、まずは来場者数のアップという御利益がありそうだ。【横尾誠治】
http://mainichi.jp/shimen/news/m20141206ddm041040127000c.html


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野生生物写真家嶋田忠さんが千歳市に常設ギャラリー

2014-12-06 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2014年 12/5)
 日本を代表する野生生物写真家で千歳在住の嶋田忠さん(65)が、市内蘭越の道道支笏湖公園線沿いに自身の作品を常設展示する「嶋田忠ネイチャーフォトギャラリー」を5日にオープンした。鳥を観察できるカフェと併設の撮影スペースを設けた。「世界のジャングルを歩いてきましたが、ここが一番だと思う」。34年間、ファインダー越しに向き合った本道の自然や千歳川流域で今まさに生きている鳥の姿を多数展示している。
 長く親交を続け、自然について数々の教えを受けたアイヌ文化伝承者、故中本ムツ子さん(2011年死去)の旧宅を取得して改修した三角屋根の施設。床面積約130平方メートル。入館すると1階にギャラリーが広がる。
 北海道移住の動機となり、姿を追い掛けてきたシマフクロウやアカショウビンなどの特大の写真を置く「マイ・カムイ」(私の神)コーナーがある。オープニングの企画展として、オジロワシやオオワシの生態を作品群が並ぶ。
 奥には「ザ・バードウォッチング・カフェ」を設けた。室内で飲み物を楽しみながら敷地や奥の林にひっきりなしに訪れる野鳥を観察できる。
 さらにカフェからつながる小屋は10席。引き戸を開け放つと撮影者の姿を隠すカモフラージュネットが掛かっている。直接外気に触れ、カフェの利用者が持ってきたカメラのレンズを直接向けられるスペースとした。「動物を写すときは自らの気配を消す」(嶋田さん)撮影流儀を体感できるコーナー。「こういう運営形式の施設はここが初めてだと思います」
 晩秋、静かな森の光景が一望できる。今、姿を確認できる鳥の種類は無数だ。キツツキの仲間やシジュウカラ、キバシリ、ミヤマカケスなどがよく現れるという。嶋田さんは「ロケーションがいい。こういう場所に展示場を造りたかった」と笑顔で語った。
 嶋田さんはテレビの報道番組の特集や自然番組のハイビジョン撮影に関わってきた。
 「ここ5年ほどはデジタルのスチールカメラ撮影に回帰しました」と語る。今月も東京銀座のキヤノンギャラリーで写真展を開催。第二の故郷で自身初の常設展示館開設の日を迎えた。
 鳥の撮影のため北海道移住を考えた34年前に、本州へ帰る苫小牧港発フェリー乗船の空き時間に何気なく訪れた蘭越で感じた野生の息遣い。「千歳川と森の素晴らしさに打たれて、ここに住もうと決めました」と振り返る。
 この施設を野鳥観察を趣味にする欧米人旅行者を受け入れる拠点に、とも構想中。嶋田さんの心の川、千歳川。「自然観察ツアーも考えてみたいですね」と語った。
 ギャラリーは入場無料、月、火曜定休。問い合わせは電話0123(29)3410。
 嶋田忠(しまだ・ただし) 埼玉県生まれ。日本大学獣医学部卒業後、動物雑誌「アニマ」(平凡社)創刊に参加した。1980年に千歳市へ移住した。写真集の近作は「凍る嘴(くちばし)厳冬のハンター[ヤマセミ]」(平凡社)。氷点下20度の厳寒期も含め、ほぼすべて千歳川で撮影したヤマセミの姿という。
http://www.tomamin.co.jp/20141219686

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イエティ? ソ連政府の陰謀? 9人の変死体「ディアトロフ峠事件」の謎を追う

2014-12-06 | 先住民族関連
マイナビニュース-   [2014/12/04]
実際に起きた残酷な襲撃事件をもとに、世界を震撼させた野生動物や謎の未確認生物の謎に迫る番組『モンスターウィーク』(6日まで毎夜23:00~)が1日から、動物エンターテイメントチャンネル「アニマルプラネット」でスタートした。5日の「イエティ伝説」は、イエティの仕業とも噂されている「ディアトロフ峠事件」の謎に迫る。
ロシア・シベリアの西端に連なるウラル山脈。深い森に囲まれ、洞窟が点在する荒涼とした土地で今から55年前に不可解な事件が発生する。1959年1月、イーゴリ・ディアトロフ率いる大学生の一行は14日間の登山旅行に出掛けるも、未開の雪山で消息を絶つ。その後、大規模な捜索が行われ、9人の変死体が発見。氷点下にも関わらずテントには防寒着やブーツが残され、付近の森で見つかった2人の遺体は下着姿。近くの木の下の枝が折れていたことから、逃げた2人が木を登ったと推測されている。
続いて、山の斜面には3人の遺体。森とテントを結ぶ線上に、逃げるような姿勢で倒れていた。2人の手のひらと甲には、争ったような傷が残されていた。捜索から2カ月後、残りの4人の遺体が森へ1キロほど入った渓谷で発見される。衣類を身に着けて雪に埋もれていた彼らは、身を隠すようにかかんだ姿勢で命を落としていた。
遺体の解凍後に検視が行われた結果、2人が肋骨、1人が頭骨を骨折。別の2人は内蔵を損傷し、1人は眼球を損失。専門家は「非常に大きな衝撃が意図的に加えられた」という見解を示し、ディアトロフ峠事件としてさまざまな陰謀説を呼ぶことになる。雪崩などの自然災害説、政府による隠ぺい説。また、学生たちが最後に撮った写真に奇妙な光が写っていたことからエイリアン説までささやかれたが、当時のソ連政府はわずか4週間で捜査を打ち切った。
政府はこの怪死事件について「抵抗し難い自然の力による」と結論づけたが、半世紀を経て、機密書類が公開されたことで再調査が可能となった。マイク・リベッキーは、45回以上の遠征経験を持つ冒険家。2011年のロシア遠征で事件を知り、真相を突き止めるべく、ジャーナリストのマリア・クレノコヴァが通訳として協力し、再調査に挑んだ。
調査の中で、リュドミラ・ドゥビニナの遺体の損傷が最も激しく、舌が無くなっていたことが判明。テント上部の複数の裂け目、側面の大きな穴は内側からナイフで切られたものだった。また、500年頃からウラル山脈に居住する先住民・マンシ族によるものと当時は疑われていたが、「私たちも事件の被害者」。マンシ族の人々はKGBに逮捕され、無実でありながら拷問を受けたという。しかし、彼らが学生たちと接触したのは事実。学生たちの日記にもマンシ族ともめたことが記されており、マンシ族は"死の山"に恐ろしい"何か"がいることを、彼らに警告していた。
マンシ族の猟師、アルビナ・アヌモヴァは事件当時5歳。親と狩りに行った帰り、日が暮れ始めた頃に、"ヒュー"と森に響き渡る大きな音を聞く。その音の発生源が、その地に言い伝わる"何か"で、それ以来、子どもや大人たちが姿を消すことが増えたという。多くのシカの死骸が見つかり、それらには舌が引き抜かれたものも。マンシ族は"メンク"と呼んでその存在を恐れているが、コーカサス山脈では"アルマスティ"、シベリアでは"カクシャ"、北米では"サスクワッチ"、スマトラでは"オラン・ペンデク"。これらを総称して"イエティ"と呼ばれている。
イエティ研究の第一人者で類人動物の専門家、イーゴリ・ブルツェフは、1970年代から証拠を集め続けている。目撃証言は5,000件以上。それらによると、イエティは人とは違う音の"口笛"を吹くことが特徴で、肉の柔らかい部分を好む。シカを殺すことも多く、多くは首がへし折られている。身長は2メートルを超え、足は40センチ以上。熊を2つに引き裂くほどの怪力の持ち主で、手には10センチのかぎ爪に歯はカミソリのような鋭さ。人のように直立歩行し、走行速度は時速70キロにも達するという。
ロシアでは"雪男委員会"と呼ばれる、イエティの生け捕りを目的とした調査隊が1958年に組織されたが、学生たちが旅に出た時期と同じタイミングの1959年1月に解散。今回の事件の唯一の生存者であるユーリ・ユージンは76歳で死去したが、2013年の映像では、ユージンが当局の要請で仲間の遺品を確認し、見慣れないものに気づいたことを語っている。それは軍用のブーツカバーで、ロシア語で"オドモッカ"と呼ばれ、1950年代のソ連軍とKGBに支給されていたもの。このことから、捜索隊よりも軍が先に現場に到着した可能性も浮上した。
マイクはエカテリンブルク公文書館に保管されていた政府報告書を閲覧。そこには"2月6日"と記され、公式に報告されていた2月16日よりも10日も早く何者かが事件を報告していたことを証明している。テントの写真も添付され、テントの水平の裂け目がすべて森を向いていたことのほか、人間のものよりはるかに大きな足跡の写真では親指の輪郭もはっきりと写していた。そしてテント内には、学生の1人が書いたメモが残され、そこにはこのようなメッセージが書いてあった。「雪男は存在する」。
事件発生日となる登山旅行7日目の19:03。日記によると、彼らはテントから森を監視していた。最後に撮った写真が捉えた怪しげな光。匿名の男性の証言によると、「当時祖父がミサイル実験に関わっていた。初の2弾ロケット発射実験だった。空へ向けて撃ち。発射による衝撃を調べる予定だった」。民家のない地域が実験場に選ばれ、そこには誰もいないはずだったが、ミサイルは学生たちのキャンプ地にほど近い場所に着弾したという。写真には大きな光の束と共に空中爆発を思わせる小さな光を写している。マイクはイエティがこの光に怯えたことによって、学生たちが犠牲になったのではと考えた。
番組の最後に、マイクはイエティを撮影するために、事件発生地である"死の山"でテントを張った。地元の猟師が用意したブタをおとりにし、事件当夜と同じ状況を作るために、発煙筒をたき続けた。危険を承知の上で森の中を進むと、遠くからかすかな音が森にこだまする。ヒュー。ヒュー。ヒュー。恐怖のあまり懸命に走ったが、あるものを見つけると「オーマイガー……」と呆然と立ち尽くしてしまう。雪の上に横たわり、口元から血を流したシカの死骸だった。身の危険を感じたマイクは下山。その後、"ヒュー"という謎の音を解析したが、どの動物の鳴き声とも一致しなかったという。
http://news.mynavi.jp/news/2014/12/04/493/

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阪神梅田本店で「北欧フェア」-スウェーデン料理、ムーミン限定ショップも

2014-12-06 | 先住民族関連
梅田経済新聞- 2014年12月04日
 阪神梅田本店(大阪市北区梅田1、TEL 06-6345-1201)8階催場で12月3日、「阪神の北欧フェア2014」が始まった。
リサ・ラーソンの年代物の陶器
 今年で8回目迎える同催事では、北欧の国々にまたがる極北の地・ラップランドを特集。「ハート・オブ・ローヴィッカ」では、ローヴィッカ村で100年以上にわたり受け継がれているミトンやニット製品を販売。一度編んでから洗いをかけ、丁寧にブラシをかけることで柔らかい肌触りのミトンに仕上げた「ミトン エリカ」(1万2,960円)など、北極圏の先住民族のシンボルカラーや村の柄になっているクロスステッチをあしらった製品が並ぶ。
 アンティーク「チャフィー」では、スウェーデンを代表する陶芸家・リサ・ラーソンの年代物の花瓶や陶板などを販売。ノルウェーの絵本作家・オーシル・カンスタ・ヨンセンの「KUBBE(キュッパ)」シリーズをベースにしたキャラクターグッズや、同催事限定ぬいぐるみなどが並ぶムーミン期間限定ショップなども出店する。
 飲食では、上町のスウェーデンカフェ「フォーゲルブロー」が出店し、イートインでスウェーデン料理を提供。生地に牛乳と蜂蜜を入れ、ピクルスやリンゴンベリーソースをトッピングしたミートボールやキッシュ風パイ(以上540円)、シナモン&カルダモンロール(各303円)、グラスワイン(432円)など、現地に近い味付けの料理を提供する。
 イベントステージでは日替わりで、北欧音楽ライブや旭堂南陽さんの「北欧講談」などを開催。
 開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。12月9日まで。

(写真)「フォーゲルブロー」はスウェーデン料理を提供
http://umeda.keizai.biz/headline/1975/

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林業界の差別、違法伐採……国際社会の冷やかな目

2014-12-06 | アイヌ民族関連
BLOGOS- 2014年12月04日 22:32
田中淳夫
先日、某機関より聞き取り調査を受けた。この機関は、国際的な機関と関わりがあるのだが、日本の林業事情の調査の一環なのだそうだ。
聞き取りのテーマは、なんと「林業労働における差別はあるかないか」であった。とくに取り上げられたのは、女性差別に差別、そして障害者差別だった。私には振られなかったが、少数民族……アイヌ民族や沖縄人、朝鮮半島系の人々に対する調査も行われるようだ。
ちょっと盲点を突かれたような気分になった。林業界の問題は数あれど、「差別」を意識する機会は少なかった。実際、議論の俎上に上がることはほとんどなかったような気がする。
だが改めて考えると、たしかに女性が林業界に就職しようとすると、男にはない障壁がある。近年「林業女子」が持て囃されているが、実際に林業現場で働く女性は圧倒的に少なく、また職に就いたら就いたで様々な問題に直面していることは、私の耳にも多少は入っている。たとえば「女性だから」と就職希望を門前払いしたり、現場ではセクハラ的な言葉や行為が起きたり、男性との賃金格差が存在したり……などだ。だから林業界に差別問題はないとは言えない。
ただ、それが林業界ゆえの問題と言えるのか、日本の社会全体の問題として捉えるべきかは、迷うところだ。同じことは差別、障害者差別などにも言えるだろう。
むしろ林業職の中における待遇格差の方が気になる。公務員や森林組合の職員には、言うまでもなく月給制で有給休暇もボーナスもあるが、作業員の多くは日給制や出来高払い。休みも保証されないケースを聞く。昇給だってあるのかないのか。さらに労災認定などの権利もないがしろにされやすい。そこには「差別意識」が横たわっている気がする。
ただ、差別の内容に関して考える前に、私が驚いたのは、国際機関がそうした目を日本に向けている点である。おそらく世界各地では差別問題は林業界の重要な課題なのだろうが、同じ視点を日本にも直に確認を求めてくるのだ。
そういえば違法伐採問題でも、日本は国際社会から注目されている。
世界的に違法伐採による森林破壊が深刻化しているが、日本の輸入する多くの木材の中に違法木材が紛れ込んでいる可能性がある。とくにインドネシアやマレーシア、ロシア、中国、ラオス、ベトナムなどから輸入される木材、および木材製品の多くが、違法伐採によって得られた木材であるとされている。それは2010年の日本の輸入量全体の中で、丸太換算で12%を占めると見込まれている。一方で、調査された消費5か国のうち、日本は違法リスクの高い木材製品の100万人あたりの消費量はもっとも多かったという。
さらにメディアがそれを報道しているか、政府はどんな対応をしているかといった点もチェックしている。それが日本の対応が世界各国に比べて非常に遅れていることを指摘する。
輸入木材だけではない。国産材も問題視されている。
林野庁ガイドラインでは、グリーン購入法によって国産材には合法証明をつけさせるようにしたが、これがほとんど機能していないとされるのだ。なぜなら木材業界の団体による自主制度だからである。国際的に通じる合法証明は、第三者機関が審査しなければならないのだが、日本では木材の生産関係者が自ら書類を作成して証明を発行しているのだ。そして合法性が証明されたとする木材でも、その生産で大面積の皆伐が行われている例は少なくない。世界的基準では、とても森林環境に配慮したとは言えないだろう。
最近は、国産材の海外輸出も増えつつあるが、そうした合法性のあやふやな木材を輸出することは、さらに問題を複雑化してしまう。
ほとんどの指標において日本の状況は、2010年以降進んでいない。さらに違法伐採問題への世間の関心も、メディアの報道から判断すると低いとされている。
労働上の差別。木材生産の違法性。世界が日本の林業界を観る目は、想像以上に厳しいのではないか。そうした冷やかな目を日本の林業界、および国や自治体の行政機関は気づいていないのではないか。
昨今、経済のグローバル化が進んでいるが、こうした法律や倫理に基づく規定も対象になっている。問題の把握と解決に真摯に取り組まないと、いつか手ひどいしっペ返しが起きるかもしれない。
※Yahoo!ニュースからの転載
http://blogos.com/article/100516/

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「アイヌの世界を旅する」北原次郎太監修

2014-12-06 | アイヌ民族関連
日刊ゲンダイ 2014年12月5日

 日本の先住民族、アイヌの世界を案内してくれるビジュアルブック。
 わずか150年前まで、北海道はアイヌが主体の世界だったが、現在、550万人の道民に対してアイヌ民族人口は約2万人(調査を拒否している人などを加えるとその数は数倍になるらしい)。アイヌ語は、周囲に同系の言語が見つからない孤立語で、民族名のアイヌとは本来「人間」の意味。和人(日本人)にもなじみの深い「カムイ」は「神」の意だ。あらゆるものに霊魂が宿っていると考えるアイヌ民族は、特に強い霊力を持ち人間への影響力が大きいものを「カムイ」と呼ぶという。その他「イオマンテ=霊送り」「コロポックル=フキの茎の下にいる者」など、まずは7つのキーワードでアイヌの世界観を解説。その上で道内各所に伝わるアイヌゆかりの地を訪ねる。
 まずは日高山脈の西側、太平洋に沿って広がる日高地方と胆振地方へ。あわせて「日胆」エリアと呼ばれるこの地域は、北海道の中では比較的温暖な気候で、アイヌ文化の伝承、普及活動が活発に行われている。
 2020年に拡張整備され国立博物館になる予定の白老の「アイヌ民族博物館」など、点在する施設を紹介。二風谷では、アイヌ手仕事の最高峰といわれる「アットゥシ(織物)」やアイヌ文様が彫り込まれた「イタ(盆)」などの伝統工芸品の工房を訪ねる。
 その他、阿寒や洞爺湖などを巡る一方、明治初期、アイヌ文化を求めて旅した英国人旅行作家イザベラ・バードの足跡や、口伝えで謡い継がれてきたアイヌ文学を文字に残し19歳で夭折したアイヌ少女・知里幸恵の人生なども取り上げる。
 アイヌ文化の独創的で豊かな世界への道しるべとなってくれる格好の入門書。
(平凡社 1200円+税)
http://nikkan-gendai.com/articles/view/book/155486

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登別・イルミネーションで観光客をおもてなし

2014-12-06 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2014年12月4日(木)朝刊】

 冬の登別を彩るイルミネーションが、登別東町のJR登別駅前と登別温泉町の泉源公園にともった。省エネのため発光ダイオード(LED)化など工夫を施し、色とりどりの電飾に目を奪われる観光客らに癒やしを与えている。
 地域に元気を与える取り組みを進める登別まちづくり促進期成会キラキラ部会(志賀俊哉部会長)は1日、LED6千個を飾り付け、揺らめく明かりが地域住民の心を温めている。
 「登別の玄関口に明かりを」との思いから2000年(平成12年)から実施。登別が育んだアイヌ女性・知里幸恵が著したアイヌ神謡集の「銀の滴」の風景を光で描き出した大小5個のモニュメントのほか、「WAVE(波)」を演出したチューブ式の電飾が輝く。
観光客を魅了する湯鬼神金棒のライトアップ
 飾り付けにはまちづくり団体・のぼりべつ元鬼(げんき)協議会と登別商工会議所青年部が協力した。午後5時ごろに点灯する。志賀部会長は「今年もきれいに彩ることができました。多くの人に見に来てもらいたい」と笑顔を見せた。来年2月末まで毎日点灯する。
(粟田純樹)

【写真=LEDの明かりが幻想的な雰囲気を演出するJR登別駅前のイルミネーション
(上)、観光客を魅了する湯鬼神金棒のライトアップ(下)】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2014/12/04/20141204m_04.html

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鮭ルイベ漬(札幌)

2014-12-06 | アイヌ民族関連
ZAKZAK-2014.12.04
 冬の声を聞くと味わいを増す北の珍味の1つが鮭ルイベ。ルイベとはアイヌ語で“口の中でとろける食べ物”の意。秋から冬に故郷の川へ遡上(そじょう)する鮭をカムイチェプ(神の魚)とあがめ、冬に獲れた鮭を自然解凍して刺し身や鍋などさまざまな料理に利用してきた。
 そんな食文化の伝統を鮭専門店ならではの自社工場による鮮度管理と熟練した職人技によりおいしい珍味に仕上げたのが、佐藤水産の「鮭ルイベ漬」だ。鮭から作った特製しょうゆダレに鮭といくらを漬け込み、歯応えと透明感、とろける食感とうま味が堪能できる逸品。百貨店での「北海道物産展」でも不動の人気を誇るベストセラーでロングセラーの定番商品。
 「熱々のご飯によく合います。手巻きすしの具やパスタにからめていただくのもお勧めです」(同社)
 150グラム丸カップ入り813円、250グラム×2丸カップ入り2571円など(各税込)。送料別。
 【問い合わせ】佐藤水産 (電)0120・813・105 札幌市中央区宮の森3条1の5の46 http://www.sato-suisan.co.jp/
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20141204/dms1412040830009-n1.htm

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アイヌ文化身近に感じて 金武でイベント

2014-12-06 | アイヌ民族関連
沖縄タイムス 2014年12月4日 06:41
 【金武】金武町アイヌ文化交流事業(同実行委員会主催)が11月30日、町立中央公民館であり、来場者たちがアイヌ民族の伝統衣装、民具などを見学したほか、ユネスコ無形文化遺産「アイヌ古式舞踊」を鑑賞した。今回は、北海道平取町の平取アイヌ文化保存会のメンバー15人が訪れて文化を紹介した。
 来場者たちは、薄い竹板(弁)に付いたひもを引っ張り、弁を震動させて音を出し、これを口腔(こうくう)で共鳴させて音を出す伝統楽器ムックリ(口琴)の演奏体験に挑戦。伝統料理のユクルル(鹿肉のスープ)を試食した。
 古式舞髻踊では「ク・リ髻セ(弓の舞)」や「ハラ

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