goo blog サービス終了のお知らせ 

先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

水と緑の地球環境:先住民族から学ぶ価値観「自然は私たちを保護する母のようなもの」

2010-06-23 | アイヌ民族関連
(毎日新聞 2010年6月23日 東京朝刊)
 先住民族などの視点から、生物と文化の多様性を考えるフォーラムが今月、愛知県立大学(同県長久手町)などで開かれた。「世界先住民族ネットワークAINU(アイヌ)」(WIN-AINU)代表の萱野志朗さん(52)=北海道平取町二風谷=ら、各地で活動するアイヌの人々や研究者らが、自然と共生する暮らしや社会のあり方などについて語り合った。
 10月、名古屋市で行われる生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に合わせ、同大などは各国の先住民族が集うイベントを計画中。フォーラムはそのプレイベントで、アイヌを先住民族と認めるよう求めた国会決議(08年6月)の2周年を記念して企画された。
 萱野さんは、「自然は私たちを保護する母のようなもの。アイヌはクマやシマフクロウなどの生き物に対して畏敬(いけい)の念を払ってきた」と民族の精神文化について述べた。北海道紋別市で漁業を営む畠山敏さん(68)は「アイヌの伝統行事を行う地元の川の上流に産業廃棄物の処理施設を建てる計画がある。これ以上、アイヌモシリ(人間の住む大地)を汚すことはやめてほしい」と訴えた。
 WIN-AINU副代表で、アーティスト集団「アイヌ・アート・プロジェクト」を率いる結城幸司さん(45)は、「民族の歴史や文化を理解してもらい、アイヌの権利を回復していくこともCOP10を機に主張したい」。同大の稲村哲也教授(60)=文化人類学=は「環境を持続的に利用してきた典型が先住民族。その生き方や価値観を学び、共有していきたい」と話した。【明珍美紀】
http://mainichi.jp/select/science/news/20100623ddm010040202000c.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

企画展:平和の尊さ忘れない--姫路で /兵庫

2010-06-23 | アイヌ民族関連
(毎日新聞 2010年6月22日 地方版)
 1945年6月22日午前、姫路市上空に飛来した米軍B29爆撃機が降らせた爆弾の雨で現在のJR播但線・京口駅周辺は焼き尽くされ、341人が火の海に飲み込まれていった--。姫路空襲から65年。時間の経過とともに記憶が薄れていく中、当時の悲惨な状況を知り、改めて平和の尊さをかみしめてもらおうと、姫路市内の各地で「空襲展」や「沖縄展」などのイベントが開かれている。
 ◇防空ずきんや戦闘機部品など110点展示
 姫路市五軒邸の「五軒邸児童会館」では21日、「姫路空襲と紫電改展」が始まった。22日まで、パネルや戦闘機の部品、防空ずきんなど約110点を展示している。
 「姫路空襲」は、6月22日と7月3日の2度にわたる大規模な空襲を指す。1度目は、現在の京口駅近くで海軍の戦闘機「紫電改」を製作していた川西航空機姫路製作所が狙われた。
 空襲展を開いているのは、住民グループ「五軒邸まちづくり会」(大谷充会長)。今回が初企画で、会場には紫電改の模型や図説パネル、戦時中の千人針やガスマスクなどが並べられている。
 来場者には高齢者も多く、「紫電改の機体を鶉野(うずらの)飛行場(加西市)に運ぶため、牛車に乗せてガタガタと運んでいたものだ」「自分が疎開中、工場の隣にあった実家が破壊された」などと語り合っていた。
 展示時間は午前10時~午後6時。入場無料。問い合わせ先は五軒邸まちづくり会(079・223・5555)。【久野洋】
 ◇沖縄の歩み伝える写真40点
 姫路市四郷町見野の「見野の郷交流館」では7月19日まで、明治政府による琉球処分から太平洋戦争、戦後の米軍進駐と、外圧に翻ろうされ続けた沖縄の歩みを40点の写真パネルで紹介する「沖縄の歴史と文化展」が開かれている。
 沖縄は独立国として長く栄えたが、1879(明治12)年に沖縄県となり、約500年続いた琉球王国は滅びた。太平洋戦争の沖縄戦では、集団自決を迫られるなどして9万4000人の一般住民が犠牲となったとされる。08年3月現在、米軍基地は34施設・2万3293ヘクタールと、県土面積の1割を占めている。
 パネルでは、沖縄県発足後、本土風に移り変わる髪型や服装のほか、同化策として推進された方言廃絶運動と、それに反対した思想家、柳宗悦らとの論争を写真や当時の新聞紙面で紹介。また、沖縄戦での惨状や戦後の基地反対運動の歩みも知ることができる。
 会場には、人間国宝だった陶芸家、金城次郎さん(1912~2004)の作品や琉球楽器、食品など30点も並べられている。交流館はこれまで、在日韓国・朝鮮人やアイヌなど社会的少数者の問題に関する展示を開いており、沖縄もその一環。
 開館時間は午前9時~午後5時。入館無料。館内では7月19日午後2時からは三線コンサート(入場無料)が開かれる。問い合わせ先は見野の郷交流館(079・252・6659)。【渕脇直樹】
〔播磨・姫路版〕
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20100622ddlk28040460000c.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sugar Soulが新ユニットを結成!

2010-06-23 | アイヌ民族関連
(CDジャーナル 2010/06/22 14:06)
 2001年以来、活動を休止していたSugar Soulことアイコsunが、約10年ぶりに新ユニット“KAM(カム)”を結成し、復活! 7月21日に、デジタル・シングル「When the Sun Goes Down」を配信、また同日に初ライヴを渋谷club asiaにて行なうことが決定しました!
 Sugar Soulとして1997年にメジャー・デビューを果たしたアイコsun。Dragon AshのKenji(現:Kj)とのコラボレーション曲「Garden」が90万枚を超える大ヒットを記録し、続いてリリースしたZEEBRAとのコラボレーション曲「Siva 1999」も10万枚以上のヒットを記録した、実力派女性R&Bシンガー。
 今回、アイコsunが参加する新ユニット“KAM”は、Sugar Soul、UAなどの代表曲の制作、また自身のユニットであるラム・ジャム・ワールドでクラブ・ミュージックに多大なる影響を与え続けてきたASAMOTOと、次世代MCとして全国を飛び回るMC CARDZ(IAI RECORDINGS)の3人からなるジャンルの垣根を越えた新ユニット(“KAM”というユニット名は、「霊」「自然」を意味するアイヌ語の「カムイ」からとられたもの)。今後の動きに注目しつつ、まずは“KAM”誕生の瞬間を目撃しましょう!
 
KAM LIVE<When The Sun Goes Down Release Party>
●日時:7月21日(水)
●会場:渋谷 club asia
●時間:開場19:00 / 開演19:30
※問い合わせ:HOT STUFF PROMOTION
03-5720-9999(平日16:00~19:00)
http://www.red-hot.ne.jp/
http://www.cdjournal.com/main/news/sugar-soul/31902

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いよいよ花の季節 野付半島

2010-06-23 | アイヌ民族関連
(朝日新聞 2010年06月22日)
 根室海峡に突きだして延びる野付半島に花の季節がやってきた。センダイハギが黄色い花を風に揺らせ、草原の中ではひっそりとクロユリが濃紫色の花を咲かせている。
 野付湾の北海シマエビ漁が始まると、半島はいよいよ初夏の装い。別海町の野付半島ネイチャーセンターによると、6月中旬の好天でクロユリは一気に最盛期を過ぎた感があるが、その釣り鐘形の花を目当てに訪れる人はまだまだ多い。「そっと贈ったクロユリを相手の人が手にとれば、2人はきっと結ばれる」というアイヌ民族の伝説があるという。クロユリのあと、半島はエゾカンゾウの季節を迎える。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001006220008

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする