名古屋季節だより

京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより

1320 「椿山荘に桜咲く、冬」

2017-12-21 05:46:37 | 日記

 東京も氷点下となる、

 寒さも本格化する日々、

 雪の美しさと過酷さが表裏となって現れる、

 日中は穏やかな温かさが僅かに広がる、






 神田川沿いの坂、

 永青文庫(旧細川家下屋敷)への道筋、

 胸突坂、



 事務局から徒歩15分、



     



 



 その横に関口芭蕉庵がひっそりとある、



 



 塀越しに芭蕉、



     



 その先に椿山荘の裏門(冠木門)が控える、



 



 潜ると閉じられた茶店、



 



 坂を登ると先に、

 蕎麦老舗、



 



 小さな神社を見ながら、



     



 小高い丘に登ると、

 冬枯れの芝生に、

 松の雪吊りが並ぶ、



 



 その奥に三重塔、



     



 



 温かな日を浴びて、

 十月桜が花開く、



 



 



 



 



 銀杏の落葉が舞う中、

 一足も二足も速き初春を夢見ながら、

 裏木戸を出る、



 



 


 


 
 

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1319 「あさぼらけ、新しい世界が始まる時」

2017-12-20 10:05:47 | 日記

 事務局季節だより、

 朝陽が殊の外遅く感じられると思うと、

 6時46分にまで遅くなっていた、

 かと思うと、

 夕暮れが少し遅くなって

 暮れなずむ頃が楽しい、



 時は止まることもなく、

 早まることも遅れることもなく、

 過ぎて行く、

 しかし、

 陽の出時と陽の入り時とは違っていく、

 季節の移り変わりに気付くと、

 心愉しくなる、



 切られてしまった欅の巨木、

 それでも徒長枝がツンツン伸びている、



 陽はまだ昇らず、



 



 やがて彼方に陽の気配が立ち込める、



 



 欅の木も生気を発し出す、



 



 影絵の世界が現出する、



 



 



 新宿の街を遠望、



 



 陽が登る、



     



 陽が広がり出す、



 



 



 



 スカイツリーが陽炎のように、



     



 電信柱にツグミが囀る、



 



 一日が始まる、


 


 

  

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1318 「静かなる、旧青山学院神学部礼拝堂」

2017-12-19 05:47:43 | 日記
 
 事務局季節だより、

 5年が過ぎる、

 第1318便、

 




 青山学院、



     



 間宮記念館、



     



 車寄せから振り返ると、

 クリスマスツリーが見える、



     



 シンプルなイルミネーション、

 

      



 青山学院本部に再び出向く、



 



 玄関にクリスマスリース、



     



 正面階段踊り場、



     



 1時間後、

 礼拝堂に立ち入り座る、



     



 静かな時間が流れる、


 



 振り返ると、



 



 側面の窓、



 



 誰も居ない礼拝堂、

 心落ち着く居場所場所、



 



 



 



 外に出ると枝ぶりの不思議な木に出会う、



     



 葉の落ちた銀杏並木を帰る、



     




   

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1317 「三宝寺池、冬の寒空に翡翠飛来」

2017-12-18 06:04:34 | 日記

 東京に戻ると、

 何時もの森と湖に出向く、

 森にはすべてを包み込む精神が宿っている、

 

     



 メタセコイヤの木の狭間、

 落ち葉の向こうに湖が広がる、

 楓の枯葉がざわざわ落ちて来る、



     



 深い森に鳥の声が響く、



 



 陽が落ちる、



     



 小さな沼に近づくと、

 何時もの枝に来ている、

 翡翠が、



 



 沼の水面に写るピラカンサの赤色、

 常緑樹の緑色もまた色を添える、



 



 



 



 



 



 



 



 



 



 



 沼の水面に写る赤と緑が揺れる、

 翡翠はその中に溶け込んでいく、






 かと思うと、

 遠くの中之島に青鷺が佇む、



 



 



     



 イイギリの赤い実の房が揺れる、


 



 枯れ木の枝の先端に、

 青鷺が寂しそう、



     



 下では水鳥が別世界を作る、



     



 



 



 



 



 
 



 森と湖と沼も暮れなずむ、

 一日が終わる、



     


 



 

 

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1316 「初冬の大覚寺、静寂の御殿」

2017-12-17 06:13:02 | 日記

 真言宗大覚寺、

 旧嵯峨御所大覚寺門跡、

 嵯峨御所とも呼ばれている、



 嵯峨野路をそぞろ歩きながら、

 

 



 狸たちに出会い、
 


 



 小倉山二尊院の楓をめで、



 



     



 大覚寺に辿り着く、



 



 明智門を通り、



     



 



     



 




 



 坪庭を通り、



     



 回廊を巡り、



 



 



 宸殿に出る、



 



 勅使門、



 




 さらに回廊を通り、



     



 



 



 村雨の廊下とか、



     



 



 正寝殿、



 



 



 



 名残りの一輪、



 



 



 大沢池、

 竜頭鷁首、



 



 束の間、

 何時もの嵯峨野路を歩く、


 

 

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