京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより
丘の上の異人館とは趣を変えて、
横浜本牧の三之谷に、
三溪園、
何を眺めて、
孤高の姿、
純白のコートに漂う気品、
威風堂々、
枯れた蓮の葉に、
空っ風が走る、
霜月の沼沢、
竹林の奥に苫の庵、
茶の湯の世界が広がる、
その2、
陽が落ちる、
しかし陽はまた昇る、
死と復活の一日、
キャンパスにも繰り返される、
死と復活の儀式、
今まさに沈まんとする夕陽、
枝の向こうに燃える陽、
大地は闇に覆われ、
眠りにつく、
やがてあさぼらけを迎える、
朝に忘れられた月、
学校への156段階段も目覚めだす、
階段の始まりに、
侘助白一輪、
階段の両側に、
朱の山茶花が数知れず、
キャンパスに昇らんとする朝陽、
遊具にも暖かな朝陽が降り注ぐ、
一日の始まり、
クスノキの迷宮にも明るさが戻る、
富士が輝きだす、
雲間の陽、
ツワブキが彩りを添える、
鎌倉大仏、
1252年鋳造、
大仏殿は地震や津波により倒壊、
はては流され、
露座の大仏として今に至る、
大仏殿の柱の礎石、
国宝、
正面より、
横顔を、
微かに金箔のような、
背面から、
少々猫背気味、
背後にひっそりと、
七里ガ浜から長谷寺、
長谷寺門前のタブの老木、
総門、
山門、
本堂、、
卍、
公孫樹、
経、
長閑な日和、
孟宗竹が揺れる、
塀に寄り添う千両、
長谷寺から遠くに海を眺める、
海は変化、