名古屋季節だより

京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより

横浜英和792 「秋深し、里山の彩り」

2021-09-26 08:29:01 | 日記
急に秋の気配、
彼岸の頃、
今日も上永谷から歩いて丘に
舞岡、


以前住んでいた東京石神井の三宝寺池にも、
立ち尽くしていた青鷺、

最近はどこにでも見かける、


 


見つめている、
その目の鋭さ、






先に沼が広がる、
朽ちた杭が水面に覗く、




稲穂が重みを増す、
谷の狭間の狭き地、




埃の被った水車、




 


こちらもは自在鉤に鍋、


 


そして囲炉裏、


 


とうきびがぶら下がり、



秋の収穫を供え、




赤い実をついばむ鳥、






コムラサキが輝く、


 


名残のアザミ、
一文字蝶の瞳の愛らしさ、




忙しげに飛び交う蝶、






秋は柿、




そしてケイトウ、


 


秋を思う萩、


 


 


陰影こそ秋、


そして白き彼岸花、


 


帰りに、
明治学院戸塚キャンパス内を通り、




戸塚駅までさらに歩き、
帰る、








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横浜英和791 「長月のキャンパス、秋の訪れ」

2021-09-19 13:55:20 | 日記
例年と違い、
今年の9月は、
冷夏であり台風の長雨にも見舞われる、
そして、
緊急事態宣言下、


横浜英和学院、
蒔田の丘に孤高に建つ、

新しい校舎の槌音も響く中、
キャンパスの秋に出会う、


名残りの小さな朝顔一輪




こちらにも、
縁石の傍らに楚々と、




向日葵は朽ち、
その側に、
末成りのごとく、




しかし、
本年、
蜜柑は豊作、
鴉にとられる前に試食、







さらに、
ドングリも豊作、
なれど、
ほとんど落下、


 




落下と言えば、
銀杏もまた、




少し早めの、
金木製が辺りを香りで満たす、




 


まだ、
キバナコスモスが、
一輪揺れている、




クヌギの木に、
蜂と蝶、


 




 


 


 


柿はならずの年、




入らぬ間に秋が深まる、
日曜日の午後、
キャンパスに一人、














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横浜英和790 「秋の古都、人の居ない里と石畳」

2021-09-16 07:24:56 | 日記
小学校の頃の遊び場、
近くは東本願寺の掘、
本圀寺の外囲いの築地塀の中の空洞、
はたまた、
鴨川の五条大橋を渡って、
清水坂から東山天文台まで、

祖父に連れられての史跡会に、
祖母とは四条界隈での食事、

遥か昔のことが生活の中に甦る、
緊急事態宣言下、
もう二年にもなろうか郷里に戻っていない、

止むを得なく関西に出向くことはあっても、
人を避け、
その日のうちに戻る、

誰もが同じような気持ちを心に抱いて、
日々を送っているのでしょう、
子どもたちは、
なおさらです、

横浜本牧の三渓園、
ここも、
人は格段に少なく、
時には、
広い敷地に人に出会わない時もままある、


破れ蓮池に秋の訪れを感じ、








片や、
こちらには、
なお青々と蓮の葉が茂り、
残暑、




蓮の青は、
緑青色、
気に入りの色彩、





大池の水面にさざ波、
孤高の青鷺、


 




小高き丘に、
一塔、


丘の裾に伽藍、




林の中に、
石畳が続く、


 


組み合わせの妙、


 


聴秋閣、




辺りは秋深し、




懸崖の茶室に日が入り、




馬酔木の蕾が時を待つ、




宮城野萩、
一輪、




小さな蜂が羽音を奏でる、


 


合掌造りの農家、
中央の囲炉裏、





ランプ、




陰影の世界が広がる、




床の間の空間、






欄間の扇子、




外に出ると、
せせらぎが流れる、


 




















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横浜英和789 「夏が過ぎ、秋の訪れ」

2021-09-11 11:50:36 | 日記
夏が過ぎ、
空気が透き通ってくると、
富士が薄っすらと姿を現す、




夏の名残り、




葛の花が顔を出す、




濃青紫の実が秋を告げる、




虎柄の蝶が舞う、






用水を、
アオサギが静かに歩く、


  


蝉が落ちる、




小学校の優歩道の蜜柑、




その先に、
コムラサキシキブが色づく、




百合の雄蕊と雌蕊、


  


名残りの朝顔、




陽も落ちる、










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横浜英和788 「ステンドグラス、パイプオルガン、そして初秋」

2021-09-09 17:20:42 | 日記
季節が変わりゆく、
ステンドグラスに当たる陽差し、


 


 


とても気に入りの意匠、


 


礼拝堂に収まっているパイプオルガン、
そのパイプの修復に解体、


 


 




摩滅したパイプ、




夏野菜も終わろうとしている、


 


 


紫蘇の色が秋の色に、




ドングリが落ちだし、




野分が走る、


 


銀杏の実、
落下、




寺院の大屋根が銀色に光る、




新校舎の屋根が立ち上がる、








白い芙蓉が、
夕刻には薄く朱に染まる、
不思議、
しかし然り、

「酔芙蓉」、













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