名古屋季節だより

京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより

982 「羽ばたく思い、そして」

2016-11-30 06:01:14 | 日記

 水面に写る虚像が微かに揺れる、



 



 静かな湖面に彩りが増す、



 



 葉を落とした枝が湖面を覗き込む、



 



 コブシの木が水面すれすれまで倒れ込む、



 



 枯草と枯葉の中になおモミジの紅葉、



    




 暗く沈む池、



 



 洞を抱き込みながらも踏ん張る木、



    




 濡れた木道をたどり森の奥に入り込む、



    




 苔むす老木、




    



 苔の中に隠れる木、



 



 湧き水は尽きず、



 



 池と森の静かな鼓動が伝わってくる、




    



 尾花がカサカサ音を立てる、



 



 葦は倒れ水に沈む、



 



 水鳥の平和、



 



 



 水面が光る、



 



 




 向き合う二羽の川鵜、



 



 一羽が羽ばたく、



 



    



 見つめる一羽、



 



 杭の草は素知らぬ顔、



 



 羽ばたきが聞こえる、



 



 しかし、

 無関心を装う一羽、



    




 木々の狭間の一コマ、



 



 黄葉深し、


 



 尾花が笑う、



    




981 「初冬、朝陽と残雪と池水の彩り」

2016-11-29 06:01:23 | 日記

 霜月24日、

 東京に雪が降る、



 早朝6時、

 朝焼けが輝く、



 



 屋根一面に雪が積もる、

 遠くに新宿の高層ビルが浮かぶ、



 



 雲の向こうに陽が出る、



    



 辺りが朱に染まる、



    



 屋根の白雪にも深紅の光が降り注ぐ、



    



 三宝寺池に出向く、



 



 水面は銀板のごとく、



 



 木道も冷え冷えとして、



 



 ラクウショウの葉が褐色となり、

 肩を寄せ合う、



 



    



    



    



 森がざわめく、



 



 落ち葉に埋もれた朽ちた切り株、



 



 モミジのグラデーション、



 



    



 実像と虚像、



    



 



 



    



 



 虚像、



    



 実像、



    



 この虚実の狭間が始まる、

 その2








 
 


980 「暮れなずむ東北新幹線の車窓」

2016-11-28 05:57:06 | 日記

 学校法人尚絅学院、

 創立記念式典での講演の帰路、



 暮れなずむ東北の空を眺めながら、

 時が過ぎゆく、



 



 



 



 



 遠くに山並みを背に、

 家並が続く、



 



 里山を抜けて列車は走る、



 



 



 夕焼けが消える、



  



 夕日が銀色となる、



 



 雲がたなびく山並み、



 



 雪が残り、

 霜月、


 



 



 



 



 



 日本の原風景を旅する、



 

979 「聖路加国際大学、不思議なアイコン」

2016-11-27 06:08:38 | 日記

 聖路加国際大学、

 看護学部、



 



 礼拝堂の紋章の不思議、

 聖水盤の蓋表、



 



 見上げると、

 小さなドームに意匠、



 



 礼拝堂のエントランスから階下に、



    



 床に、



 



 その周りに、



 



 



 



 



 手摺の灯り、



 



 天井に、



    



 柱の灯り、



    



 そして、

 蠅、



    



 ダニ、



 



 蚤、



 



 蚊、



 



 伝染病媒体者とか、





 渡廊下で繋がれた聖路加国際病院、



 

 

 2階各科の待合室の間に、

 開かれた小さなチャペルがあった、

 

    



 



 古びた石板に、



 



 神の栄光と

 人類奉仕のため 
 
 
    

978 「聖路加国際大学、礼拝堂の荘厳」

2016-11-26 06:06:38 | 日記

 聖路加国際病院、 

 東京都中央区明石町(旧居留地)に、

 米国聖公会の宣教師ルドルフ・トイスラー博士により、

 1902年 に創設された、



 何時も開かれている礼拝堂、



    



    



 このパイプオルガンにはただただ驚く、

 天使ガブリエルが居るかのよう、



    



 正面聖壇、

   

    



    



 説教壇の紋章、



 



    



 座席にも紋章、



    



 何処に通じて行くのだろうか扉、



    


 



 暗い礼拝堂の中にステンドグラスが醸す世界、



 



    



    



    



 



    

   

    



    



    



 



 



    



 「第2回キリスト教看護教育連絡会議」開催、

 教育同盟加盟校に15の看護教育機関がある、