京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより
博多駅から在来線に乗車、
1時間海岸線を行くと、
唐津駅に到着、
単線の旅、
異次元の世界に入っていくかのよう、
1車両に一人、
それでも3両連結、
駅で上り列車を待つ、
長閑な海が広がる、
多くの人はどこに行ってしまったのだろうか、
列車は走り、
時間が駆け抜けていく、
唐津駅近く、
唐津城が見える、
歩いて唐津城に向かう、
途中、
旧唐津国立銀行による、
街に、
違和感を感じさせながら立つ、
内部を覗いてみる、
何処に通じるのか、
急ぎ立ち去り、
城に向かう、
空は限りなく青い、
別儀ながら、
何故か、
1億円、
時間は同じように進んでいる、
なのに、
その時間が止まったかのように思うこともある、
福岡空港、
飛行場には、
時間通りに離着陸が繰り返されていく、
搭乗するANA、
突然太陽が滲みだす、
横殴りの風雨が飛行場を襲う、
右往左往する機体、
1時間が経過、
遅れて離陸、
あれから数か月、
県境を越えず、
どこまで広がっていくのかデルタ株、
早遥か以前となる日、
福岡城跡に立つ、
何時になれば、
また蒼天の下に、
堅固な石垣が続く、
場内は複雑に、
井戸が至る所に掘られている、
天守台、
天守台の石垣から、
福岡の町が一望される、
さらに奥に進むと、
櫓、
御見事、
誰もいない城跡、
・・・、
小学校から少し歩くと、
潮騒の音は聞こえないが、
海が近くであると、
風が違うような気がする、
遠く異国の風とまでは言わないが、
海の向こうに希望を感じる、
大学のキャンパスが広がる、
西南学院博物館、
蔦の絡まる建物、
レストランと会議室、
校舎が散在する、
図書館、
御見事、
美しきキャンパス、
九州福岡西新に西南学院、
海岸近くに、
大学、
中学高等学校、
そして小学校、
すべてが煉瓦色の統一された校舎群、
キャンパスの中に蒙古防塁跡が残る、
小学校礼拝堂、
礼拝堂と一直線に吹き抜けのホール、
両側に体育館と教室、
礼拝堂の対極に図書館、
そしてダイニングルーム、
教室、
広いグラウンドが広がる、
広大なキャンパスに、
「さざえさん通り」が横切る、
関西学院初等部と西南学院小学校、
草創の折に協力、