京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより
3月の休日、
同志社に仕事で出向く途上、
何時ものように、
烏丸丸太町で降り、
堺町御門から京都御苑に入る、
左手烏丸通に面するように、
閑院宮邸跡が静かな佇まいを残している、
邸内参観自由、
清楚にして質実な邸、
邸をぐるりと庭が囲む、
庭の池にアオサギが一匹、
室内の簡素な組物がアクセント、
シンプルな中庭、
何時訪れても静かに迎え入れてくれる邸、
気取らない飾り気のない温かさがある、
屋敷外の塀が続く、
砂利道を戻ると、
旧九条家邸跡の拾翠亭は閉鎖されていたので、
隣りの厳島神社から望む、
その2、御苑の社、
2週間前から風邪の症状、
堪えられない程ではないので出勤、
こじらせてしまったのか、
熱が出て止む無く休む、
熱は下がらず4日となる、
連続で休んだことは稀だったが、
討死、
本日、
小学校においてプレイデイ、
朧、
本日は定刻出勤、
6:20、
校舎を回り、
キャンパスを一巡、
学院正門に八重桜が並ぶ、
ボッタリと重そう、
山吹が色濃く咲く、
地には、
爽やかな青色、
校舎に沿って、
シランの蕾が綻びだす、
葡萄の若葉、
こちらは藤棚の若葉、
蔦も若々しい、
森に射す光、
寺の大屋根にも光が射す、
富士がなお姿を残す、
別儀なれど、
友遠方より来る、
心が躍る、
春ぼたん展の帰り、
近くの茶店韻松亭に寄る、
時間が早かったので、
予約の隙間を縫って、
部屋に通される、
花籠御膳を頂く、
高台にあるため、
不忍池を遠望、
帰りには並び待つ人たちが多数、
盛況なり、
紅葉が爽やか、
珍しい西洋オダマキに出会う、
彩り豊か、
和のオダマキとは違った華やかさ、
牡丹と五重塔、
上野東照宮に詣でて、
韻松亭の隣りの、
上野の鐘が鳴る、
長閑、
東京原宿駅、
塔屋が印象の駅舎、
微妙な空模様、
代々木公園、
東京オリンピック選手村跡、
森への小道、
シルエットの巨木、
新緑の楓葉、
薄い葉が光を遠し、
辺りの空気を緑に染める、
春は菜の花の黄色が優しい、
そして添うように、
チューリップが、
空の色が花を染める、
ラナンキュラスなのか、
それとも、
春はあまりにも華やか、